
死の瞬間を患者に託された女医がとった行動は罪なのか……。「Shall we ダンス?」の役所広司&草刈民代が16年ぶりに再共演した、周防正行監督の社会派ドラマ。
朔立木の原作を、一般映画デビューとなった「ファンシイダンス」以来の原作ものとなる周防監督が映画化し、「Shall〜」の監督&主演トリオの復活が話題に。最大の見どころは、草刈演じる女医と役所演じる患者、そして、大沢たかお演じる検事が織り成す濃密な会話。まるで舞台劇を思わせるせりふの多さで、舞台稽古のようなリハーサルがクランクイン前に行なわれたこともあり、丁々発止の演技バトルは、手に汗握る緊張感に満ちあふれている。2時間半近い長尺を感じさせない、周防監督らしい手堅い手腕は健在だ
綾乃は患者からの評判も良い、呼吸器内科のエリート医師だが、長い間、不倫の関係にあった同僚医師・高井に捨てられ、自殺未遂騒動を起こしてしまう。そんな彼女の心の傷を癒やしたのは、重度のぜんそくを患い、入退院を繰り返していた男性、秦三だった。2人は心の内を語り合い、医師と患者の枠を超えた心の絆で結ばれる。だが、病状が悪化し、死期が迫ったことを悟った秦三は綾乃に、その時が来たら楽にしてほしいと懇願し……。
確かに綾乃さんの言うことには一理あります。でも、こんなことをしていたらきりがないほど
先がないのに苦しみながら生きている人は山ほどいるだろうな。個人的感情があるだろうな。
自分の自殺未遂でも苦しみの経験も追い打ちをかけたのでしょう。大沢たかおの検事が印象的。
★★★
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