
二宮和也が絶対味覚を持つ天才料理人を演じたミステリー風ヒューマンドラマ。かつての満州で作られた究極のレシピが、時代を超えて現代に受け継がれる。西島秀俊らが共演。
フジテレビ系「料理の鉄人」を演出した田中経一による小説を、「北の桜守」の滝田洋二郎監督が映画化。物語は西島が演じる山形がメインの戦前編と、二宮演じる佐々木がメインの現代編に分かれ、佐々木が幻のレシピを捜し求め、それが自らのルーツを見つける心の旅になるという展開。一見関係ないような人物と描写が、パズルのピースがはまっていくかのように生かされる作劇が出色。劇中に登場する数々の料理が美味しそうに見えるのも魅力で、「孤狼の血」での熱演も記憶に新しい、竹野内豊のくせ者演技も見どころだ。
依頼人の“人生最後に食べたい料理”を再現して高額の報酬を得る、通称“最期の料理人”佐々木充。彼はすべての味を記憶して再現できる絶対味覚を持っていた。彼は自らの才能を頼りに起業するが、その経営に失敗し、多額の借金を背負ってしまう。そんな彼は、中国人の楊と名乗る人物から、かつて満州国で日本人の料理人・山形が考案した伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”のレシピを捜し出し、再現してほしいと依頼される。
2017年公開の日本映画。
半ばまでは退屈でしたが、ラストに向かって加速していく面白さ。
すべての謎が解けた時の感動。綾野剛演じる友人が良いわ。人を信じることの
大切さを教えてくれましたね。
★★★★
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