J・ディーンが彗星のごとくハリウッドに現われ、家族に愛情を求める孤独な青春像を熱演して絶賛された、実質的デビュー作である名作。監督は「波止場」の名匠E・カザン。
旧約聖書の“カインとアベル”の物語に基づいた、文豪J・スタインベックの同名長編小説の終わり3分の1を映画化。ディーン演じる青年の役名は、神の愛を求めるカインの末裔キャルと同じ。笑うことが極端に少なくて肉親に愛を求める、そんな孤独感の反動か、反抗的な態度を表わしてしまうキャル。ディーンが繊細に演じきった“悩める青春像”は、美しいテーマ音楽とともにこれからも、映画史の中で永遠に愛されていくであろう。シネスコサイズの画面を活かしたカザン監督の演出も実にすばらしい。
1917年、カリフォルニア。農場を営むアダムにはアーロンとキャルという2人の息子がいるが、温厚な兄アーロンがアダムにかわいがられる一方、問題児であるキャルはいつも孤独を感じ、父親や兄との間でけんかが絶えない。ある夜、激昂したキャルは、アダムが隠し続けてきたが自分が突き止めた、自分と兄の母親ケイトが別の町で生きているという事実を暴露。それを知ったアーロンは、アダム以上に激しく動揺してしまい……。
1955年公開のアメリカ映画。
この映画有名なのに、初めて見たのかなぁ。覚えていない。
繊細な神経を持つ人々の物語でした。アローンのその後は・・・
みんなが可哀そうね。
★★★★
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