今日は、中国の歴史に残る??四大美女のうち、楊貴妃と、王昭君を紹介します。
では、まず楊貴妃。
中国唐代の玄宗皇帝の寵姫として、あまりにも有名ですよね。
元々は、玄宗皇帝の息子の妃だったのに、玄宗皇帝が、見染めて、自分の寵姫にしたのだそうです。
そして、玄宗皇帝が、楊貴妃に溺れて、
全く国政を顧みなくなったため、乱が起き、
その結果、楊貴妃を死なせなくてはならなくなった・・・
悲しいですね。
しかし、その楊貴妃が、日本に逃れてきた、という話もあるそうですね。
京劇『楊貴妃と阿倍仲麻呂』は、そんな話だったような・・
でも、このお話でも、結局、楊貴妃は自殺してしまうのね。
それでは、どうぞ。
楊貴妃の登場です。

まあ、なんと美しい八重桜・・・
楊貴妃といっても、お花のことでした。
この淡いピンク。
上品ですねー。

ほとんど白の花弁の中に、ほんのりと、ピンクを漂わせています。

朝日を浴びて、光輝いています。
では、今度は、王昭君の登場です。
この王昭君については、
最近、熊本城のニュースで、
ご覧になった方も、多いかもしれません。
王昭君は、紀元前一世紀頃の前漢の時代、三千人とも言われた、元帝の後宮にいました。
あまりにも数が多いため、
元帝は、絵師に描かせた肖像画を見て、
女性を選んで、伽をさせていたらしいです。
そんなとき、匈奴の王が、和平のため、
元帝に、妻にする女性を求めると、美女をわたすのがちょっと惜しくなった元帝が、
一番醜い絵の女性「王昭君」を選びました。
ところが、実は、王昭君はものすごい美女で、
絵師に賄賂を渡さなかったために、
醜く描かれていたのでした。
王昭君は、騎馬民族である匈奴の王のもとに嫁し、
王の子供を産みましたが、わずか三年で、王は、亡くなり、
匈奴の習慣に従い、今度は、王の息子の妻となりました。
このことから、中国では、王昭君は『悲劇のヒロイン』となっているそうですよ。
さて、お話は、そこまで。

これは、植物園に咲いていた椿『王昭君』です。
このヒロインのイメージと重なるでしょうか・・・

全体に淡いピンクで、底の方が、少し濃くなっています。
中には、こんな花もありました。

こちらは、突然変異なのでしょうか・・全体がピンクです。
でも、とっても可愛かったので、これもパチリ。
桜と椿とでは、比べようもありませんが、どちらも、素敵なお花でした。
球根掘り、柊の花、マルベリー 2025.12.02 コメント(10)
山茶花、カタバミ、モチーフ編 2025.12.01 コメント(8)
コリウス、ランタナ、ローズベリー 2025.11.30 コメント(6)
PR
Keyword Search
Category