これは、ハーブ園にあった、「ルー」という植物の花です。

花の中央にある、緑のみかんみたいなのは、きっと、子房でしょうね。
おしべがとても律儀な感じに、ピーンと、八方に広がっています。

花びらは四枚、その間から、三角のがくが見えていますね。
しかし、「ルー」なんていうハーブは、初めて。
カレールーなら知ってますけど。
調べてみたら、
これは ミカン科
で、葉に強い匂いがあるのだけど、
今では、食用にはせず、
根を染色の材料にしたり、花をドライフラワーにしたりして、
楽しむのだそうです。
また、中世ヨーロッパでは、
「悪霊を追い払い疫病から身を守る神聖な植物」
とされ、
「ハーブ・オブ・グレイス(神の恩恵のハーブ)」
と呼ばれたとか・・
この花の形から、かしら・・・
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