これは、この間の日曜日に、植物園で、撮ってきたお花の写真です。

え、何だか、わからないって??

失礼しました、寄りすぎですね。

はい、これは、カルミアです。

つぼみは、こーんな、金平糖のような形。

これは、白花のカルミアですが、

お花の中心部には、アクセントの濃いピンクの筋。

それから、おしべの葯が入り込んでいるところにも、

濃いピンクの色が、ちょんちょんついています。

離れてみると、ほとんど白く見えるのだけど、

じっくり見ると、楽しいですよ。

このくらいの距離で見ると、

妖精のパラソルみたいにも、見えますね。

しかし、よく見ると、おしべが、はずれているものがあります。

ね、

こんな感じに、くぼみからおしべが抜け出しているの。

花が、しぼみかけたから・・・

というわけではありません。

実は、このくぼみは、この花の、秘密兵器。

やってきた虫の背中に、えいやっと、花粉をくっつけるためのもの。

だから、私が指先でつんつんすると、

このように、おしべが、集まってくるの。

こーんな小さな虫だと、無理のようだけど、

蜂さんなら、えいやっといきそうですね。

ちなみに、この花は、ツツジ科。

シャクナゲの仲間で、

別名、亜米利加シャクナゲ、花笠シャクナゲというそうです。

葉っぱには毒があり、一部の種類は、「羊殺し」と呼ばれているとか。

まあ、私は、この葉っぱを食べませんけど。