2010.12.11
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カテゴリ: 日記

今朝、趣味の部屋の模様替えをしていたら、

階下から、母の声。

「佐賀の○○のおじちゃんが、亡くなったってよ。」

最近具合が悪いとは、聞いていたので、驚かなかったけど、

とても残念です。

94歳の今まで、何度も大病を患っていたおじちゃん。

母の10歳年上の姉の旦那さんです。

第二次世界大戦のときは、

衛生兵として、南方の戦線に参戦し、

戦後戻ってきたら、マラリアで死にかけ、

その後、今度は、結核で、サナトリウムへ。

それから、ひどい肝炎で入院したり、

何度も肺炎で入院、

腰骨を折る大けがもしたし、

真面目な人なので、ひどい鬱病にもかかった・・・

それでも、50歳を過ぎてから車の免許を取って、

奥さんの送り迎えや、ドライブなど、

元気に過ごしてらっしゃいました。

甘いものが大好きで、

だれにでも、温かい言葉をかけてくれたおじちゃんでした。

明日は、自分の車を運転して、佐賀県に行きます。

おじちゃんのお葬式がある斎場が、

吉野ヶ里遺跡の、まあまあ近くなんですよ。

思い切って、背振山系、山越えルートで行ってきます。

旦那は、久留米に住む義母の世話をしてから行くので、

斎場で、待ち合わせ。

帰りも、別々ということです。

さて、帰りは、どうしよう。

山越えなら、明るいうちに帰らなくちゃ。

パンフレット

では、ここからは、昨夜の「眠狂四郎」の感想。

15000円の席は、なかなかに、遠かった・・・・

でも、ちゃーんと、双眼鏡を持っていってましたから、

着物の柄も、ばっちり見えました。

今回面白かったのは、背景が、書割でなくて、

ドームコンサートの時の大型スクリーンみたいなのだったこと。

だから、主人公の眠狂四郎が、

じっと黙って座っているときに、

背景に、母との思いでのシーンとか、

黒ミサのシーンとかが映像として映し出されるので、

「あぁ、今、眠狂四郎は、このこと考えてるのね。」

と、観客に伝わります。

眠狂四郎

また、刀を抜くと、火花のような、蛍のような光が、

背景に映って、うごめくので、

まさに、妖剣の雰囲気。

立ち回りの時も、刀の動きに合わせて、

シャキーーーーンと音がして、劇画のような、光の筋が見えます。

「あれは、作られた映像に合わせて、立ち回りをしているのか、

それとも、立ち回りに合わせて、映像を出しているのか、

どっちだろう???」

と、感心して、見ていましたよ。

眠狂四郎

脇を固める俳優さんたちが、なかなかいいので、

楽しめました。

眠狂四郎を、敵とねらう石動兄妹の、

妹役の人の台詞回しが、いまひとつなのと、

立川談亭役の人が、客受けをねらいすぎなのが、

ちょっと、不満でしたが、

まあまあのできでした。






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Last updated  2010.12.11 20:59:45 コメント(4) | コメントを書く


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