NHKのオンデマンドで、「100分de名著」という番組を見てます。
この中で、パスカルの「パンセ」特集が四回連続であっていて、
今見ているのが、第二回。
「もっと誰かにほめられたい!」
自己愛特集です。
人間の願望は、自己愛に源を発していて、
「自分を認めてほしい」という思いが、生きる原動力になっている。
というお話。
だけど、自己愛は、時には自慢や嫉妬、そして羨望を生んでしまう、
そして、人は、自己愛のために、
現実をきちんと直視できないことが多い。
耳の痛い真実は、身分の上下、老若男女を問わず、
あらゆる人を傷つけてしまうから・・・・
この回で、東海林さだおさんの「ドーダ理論」というのが
紹介されていました。
人は、みんな、「ドーダ」で生きているんだ、ということらしい。
おれは、こんなにすごいんだぞ、ドーダ!!
という自慢だけでなく、病気で具合が悪いのだって、
私はこんなに病気が重いのよ、ドーダ!!
と、アピールしている、ということを表現している言葉です。
今、ものすごく多いブログも、このドーダが原動力になっているから。
何か書くことにより、ドーダとアピールし、
反応が返ってくることに満足する。
自慢話だって、苦労話だって、それは、「ドーダ」なんです。
そっかー、そうね。
と、ものすごーーーーく納得してしまいました。
コメントがあるとうれしいのは、
それは、自己愛を満足させることができるからなのね。
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