2014.08.08
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カテゴリ: 庭の花

母が、

「昨日、草取りしたら、きれいになっとうよ。見てごらん。

やっぱり、抜いたら、気持ちのよかねー。」

と言ったあと、

「あんた、夏水仙がいっぱい咲いとるよ。見てごらん。

去年、葉っぱがえらい茂っとったけん、今年はいっぱい出るやろうと思っとったけど、

あら(あれは)何本出とーとかいな。10本いわんごたるが・・・・

この間、1本しか出とらんかったけん、なんかいなと思っとったら、

今日は、いっぺんに咲いとーが。」

なんていうので、

「なら、雨が降らんうちに、写真撮っとこーっと。」

nikonの一眼レフを持ち出して、庭の写真を撮りました。

8-1.jpg

これが、母の大好きな、夏水仙。

数えてみたら、15本出ていますね。

この花は、ある日突然芽を出して、茎だけがニョキニョキ伸びて、

しばらくしたら、こんなに綺麗なお花が咲くのですよ。

この間の1本は、母がもう切ってしまっていますから、

今年は、16本出た・・・ということになります。

8-10.jpg

咲いたばかりの時は、花びらが開ききっていないだけでなく、

めしべがとても短いのですよ。

8-11.jpg

そして、一日ごとに、花びらが開き、フリルが目立つようになり、

めしべもながーく伸びてきます。

8-12.jpg

綺麗ですねー。

この花のお隣に、鹿の子百合が・・・・

8-14.jpg

今年は、鹿の子百合も、庭のあちこちにたくさん生えてきて、

それぞれが花を大量に咲かせています。

8-2.jpg

 どの株も、みんなこんな感じですよ。

その中のひとつに、こんな子、発見!! 

8-15.jpg

翅が見えないから、まだ子供なのでしょう。

ちょっと、角度を変えて、寄ってみたら、

8-16.jpg

目が点になってますね。

 この黒い点は、「偽瞳孔」というのだそうです。

カマキリの目は、ちゃんと複眼なんだけど、

この黒い点に見えるところは、複眼の中の一つの目を、

奥まで見通している・・・ということらしい。

他の虫でもきっとそうなんだろうけど、

黒っぽい色の複眼だと、目立たないだけなんだって!!

まとめると、複眼を構成している一つの目(個眼)は、

実は細長い形をしていて、

途中の管は透明な組織でできており、

一番奥に、感光細胞というのがあるんだそうです。

その細長い個眼が束になって、半球状になっている。

ふむふむ。

知りませんでしたよ。

そういえば、バッタとかで、こんな小さな点が見えたような・・・・

8-17.jpg

 さて、しばらく写真を撮っていたら、でっかい黒いアゲハがやってきました。

あとで調べたら、「モンキアゲハ」というらしいです。

紋は、白いじゃないの!! と思ったら、

羽化したての頃は白で、次第に黄色になっていくのだって。

あのカマキリくんのいる花は、黄色の○の中です。

ひょっとして、カマキリくんのところにアゲハがやってきたら、

カマキリ君、がんばるか???

8-18.jpg

カマキリ君の複眼には、このでっかい蝶は映っているでしょう。

どきどきしながら見ていたのだけど、

モンキアゲハはとても上手に、鹿の子百合の蜜を吸い続けていましたよ。

それにしても、このモンキアゲハ、

私の顔の前とかも、平気でふわふわ飛んでいます。

私が捕まえる気がないのが、わかっているのでしょうかね。

ちょっと外出した後、庭を見たら、

まだふわふわ飛び回っていました。

カマキリくんは、蚊やハナアブなんかを食べるのかなぁ・・・・






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Last updated  2014.08.08 19:55:56 コメント(7) | コメントを書く


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