




何 以 消 煩 暑 何ぞ以て煩暑を消せん
端 居 一 院 中 端居す一院の中
眼 前 無 長 物 眼前 長物無く
窓 下 有 清 風 窓下 清風有り
熱 散 由 心 静 熱の散ずるは心の静なるに由る
凉 生 為 室 空 凉の生ずるは室の空なる為なり
此 時 身 自 得 此の時 身 自ら得たる
難 更 与 人 同 更に人と同じうし難し
要するに、建物の中に一人で座り、 無駄な物をなくせば、窓のところに涼しい風があるのに気づく。
熱が消えるのは、心が静かだから。 涼しさが生まれるのは、部屋がすっきりしているから。
・・・・
という暑さをしのぐ術の一部なわけで、
それを考えながら 「窓下有清風」と書くと、
なんだか、心が爽やかになっていくのでした。
さて、これは、母がくれた書道の本の一部。

母は、漢字を中心にお稽古していたので、 書道の用紙も道具も本も、高級品がそろっているの。
でも、もらうのは、本と練習用の紙だけにしています。
筆や墨、すずりは、自分で買ったものを使っていますよ。
下の本は、以前私が使っていたもの。



今回の漢字の課題にも「風」が入っていますけど、 ずいぶん、感じが違います。
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