2015.10.27
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今回行ったお寺は、どこも普通の観光コースからは外れているらしく、
駐車場で、自分のバスがわからない・・・なんてことはなく、
他の団体は、皆無、という感じでした。
その分、静かで、ぴーんと張ったような良い気を感じ、
本当に、心が洗われるような思いでした。
27-1.jpg
まず一番に行ったのが、藤井寺市の「道明寺」
名前は、「道明寺粉」(桜餅とかおはぎ)で知っていましたが、
お寺の由来は、全く知りませんでした。
 福岡に住む者としては、知っておかねばなりませんね。
道真公が太宰府に左遷されると決まったときに、
叔母の覚寿尼を訪ね、
「鳴けばこそ 別れも憂けれ 鶏の音の
なからん里の 暁もかな」
と詠んで、別れを惜しまれたところだそうです。
で、道真公が亡くなったあと、道真公の号である「道明」をとって、
この寺の名前を「道明寺」と改められたのですって。
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とても、綺麗な境内でした。
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それから、大和川を渡り、 
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次に行ったのは、  法輪寺
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ここは、斑鳩の北方にあるお寺で、
聖徳太子のお子さん「山背大兄王」が、太子の病気平癒を願って、
建立されたらしいです。
斑鳩三塔の一つであった、国宝の三重塔は、
昭和十九年に落雷で全焼し、そのために国宝ではなくなりました。
再建できたのが、昭和五十年だそうで、
秋の爽やかな風に、風鐸が鳴るのを楽しませていただきましたよ。 
27-5.jpg
今回、秘仏の限定御開帳ばかりの参拝でしたから、
堂内撮影禁止ばかり。
というわけで、観音様の写真はありません。
しっかりと見せていただき、拝んできました。
初日、最後に参拝したのは、ここ 
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764年に、女帝称徳天皇が建立されたもの。
なんでも、藤原仲麻呂の謀反を受けて、
鎮護国家の願いを込めて、造営されたそうです。
27-7.jpg
     
 このお寺も、静かで、綺麗で、すてきでした。
27-8.jpg
桜の葉っぱの紅葉も、なかなかのもの。
27-9.jpg
というわけで、御本尊や堂内の写真が全くないので、
これを。
お寺においてあったパンフレットを頂いたのですが、
それを写真に撮りましたよ。
27-10.jpg
これと、ほぼ一緒なのですが、右下の「長谷寺」へは行かず、
そのかわりに、道明寺への参拝でした。
十一面観音菩薩って、みなさん、
左手に紅蓮の花を生けた花瓶を持ってらっしゃいます。
 そして、右手にはお数珠を持って垂らしていらっしゃるのだけど、
長谷寺のものは、右手に錫杖を持っている。
というわけで、同じ形式のものを「長谷寺式十一面観音」と呼ぶそうです。
 ま、ここにあるように、十一面観音を8体参拝すると、
八十八面ということになり、
数字的に、 縁起が良さそうだから、でしょうね。
そのうち、四国八十八か所巡礼にも、行ってみたいなぁ・・・
では、二日目のことは、また今度。





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Last updated  2015.10.27 13:17:11 コメント(8) | コメントを書く


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