2018.08.16
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カテゴリ: 日記
​​​昨日のせていた、旦那のお土産の「のどぐろの味噌汁」

これです。


もう、あと一つしか残っていません。


近づいてみましょう。



ワカメはわかるけど、生姜とのどぐろの見分けが難しい。




それから、洞爺湖の近くで買ったというジャガイモ。


2袋買ってきていたので、今夜、片方を使ってカレーを作りました。

そして、箱しか残っていないけれど、岡山の桃。


きのこ汁の素もありました。



調味料のみそがついているけど、なんか違う料理のレシピもついていました。



あと、ラウスの昆布は、母が料理に使ってしまったみたいです。



ふと見ると、


昨日作ったコースターが、ちゃんと使われていました。

母が
「あんたが、これ作ったとね?」
と聞くので
「うん。」
と返事したら、
「紙 貼ったと? そして、なんか塗ったとね?」
「うん、かまぼこ板に友禅和紙を貼って、防水のニスを塗っとーけん、濡れても大丈夫よ。」

そこで、会話は終わり。

せっかくやから、もう一言なんか言ってくれてもよさそうなんだけどね。ま、期待はしてないから。
片づけてしまわず、使ってもらっているから、いいことにしよう。


いつものように台所を片付けて、ゴミを表に出しにいきました。こちらでは、夜中に各家庭の門の前に収集車がやって来て、持って行ってくれるのです。


我が家の門のところには、町内の街灯があるので、夜中でもこんなに明るいんですよ。星を見るのに邪魔になるくらい。






では、今日のご飯コーナー。


実は、昨日カレーチャーハンで、今日はカレーライス。二日続きで似たようなのになったけど、家族はみんなカレー好きだから、何も言われなかったよ。

いつもなら、大箱2箱で大量に作るのだけど、今回は1箱分。すぐに傷むので、少な目にしました。





さて、今日も半日お習字をしていました。今月のと来月のと二か月分です。

漢字五文字の来月分は、「樹涼山意秋」。「樹は涼しくて、山は秋なり。」と読むみたいです。
意味は、「木立は涼しくて、山の気配は秋の訪れを告げている」というような感じ。

明の時代の詩人 高啓 という人の詩「林下」の出だしの句ですよ。

林下(林にて)

樹涼山意秋(木々は涼しく、山は秋めき)
雲淡川光夕(夕ぐもり、川は光りて)
林下不逢人(林には人影も見えず)
幽芳共誰摘(よい香りの花を誰と一緒に摘めばよいのか)


というような詩です。

この詩を書いた高啓さんは、幼い頃から神童との評判が高く、書をよく読んで博学でも知られた人だったそうです。初め明朝の始祖、朱元璋(太祖)に仕えて「元史」の編纂にも加わったそうですが、すぐにやめて在野の詩人として活躍したとか。

でも、詩の中に、太祖を風刺したものがあったことと、友人のために書いた物のために、捕まって「腰斬り」の刑で亡くなったそうです。39歳でした。

腰斬りというのは、胴体を切断する刑ですが、即死することはなくて、10分から数十分後に出血多量とかショック状態で亡くなるという重罪人に対する刑だそうです。よほど太祖を怒らせたのでしょうね。


そんなにひどい詩なのか、と思って調べたら、これでした。

「宮女図」
女奴扶酔踏蒼苔、(下女が酔漢を支えながら蒼い苔を踏み)
名月西園侍宴回。(名月が御苑で、宴に侍っている)

子犬隔花空吠影、(子犬が花の向こうから意味もなく人影に吠えるのは)
夜深宮禁有誰来? (夜が深まって、宮中から誰かが来たからだな?)


皇帝の好色な私生活を描いた詩だと言われて処罰されたというけれど、死罪になるほどの詩かなぁ。





暦の上では、もう秋。そういえば、夜は少しは涼しくなったような気も・・・


​​​





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Last updated  2018.08.16 00:40:41
コメント(8) | コメントを書く


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Re:旦那のお土産の続き(08/16)  
ごねあ  さん
錦織圭さんが「故郷に帰ってのどぐろを食べたい!」と言ったので、のどぐろって何?と思っていましたが、アカムツのことだったのですね。こちらでアカムツは見かけないけれど、ムツは大好きです。でも最近はそのムツも見かけないような気がします。魚自体が少なくなっていますからね。

お母さんは褒めるのが下手なんですね。私の母も指摘はするけれど褒めません。損な性格ですよ。だから子供や孫の良いところは積極的にほめるよう心掛けています。

オクラも安くはないのに、よく登場しますね。ナスの煮びたしはお母さんの料理ですね?


昔は理不尽な殺し方をしたものですね。今の北朝鮮も同じですけれど。

(2018.08.16 07:13:18)

Re[1]:旦那のお土産の続き(08/16)  
kororin912  さん
ごねあさんへ
のどぐろのことは、一昨年に「北陸三県ひとり旅」ツアーに参加した時に知りました。結局のどぐろは高い、ということで買わず、かわりに市場でカニを買って自宅に送りました。

それで私も今回が初めてののどぐろ。確かに味噌汁の味は良かったのだけど、どの部分がのどぐろの味なのかはさっぱり???

母は、ほめることはほとんどなく、足りないところを指摘し、皮肉を言うのが好きな人です。でも、長年の付き合いですから、だいぶ慣れました。職場での同性の上司に上手に対処できたのは、母のおかげかもしれません。

ただ、世話は本当によくやってくれたと思います。

仕事をしていた頃には、たいてい母が作ったおかずが一品か二品はあったので、私はチャチャッとできる炒め物を作るくらいで格好がつきました。

和風の物は、たいてい母作です。材料の野菜とか魚などを買っておいておくだけで、料理になっていますから、とても助かります。

ほうれん草は、買う時には毎回必ず3袋、キュウリなら10本(農家の人が置いている物)、大根は漬物にしたりするので細目の物、オクラも3袋くらい。

ここ数日、ほうれん草が1袋270円くらいなので、ちょっと買う気になりません。ゴーヤも、小さいのが1本157円くらいというのがずっと続いています。
猛暑のせいでしょうかね。

(2018.08.16 10:09:15)

Re:旦那のお土産の続き(08/16)  
nik-o  さん
お母様はいつまでたってももう一言の優しい言葉が出ないのですね。でもそれだけまだ元気な証拠。これで優しい言葉が出てきたらかえって心配になるのでは?

遊びの家の二階は3つの天窓があってどれもブラインドが付いてます。オープンにも出来るんですよ。 (2018.08.16 14:01:06)

Re:旦那のお土産の続き(08/16)  
scotchケン  さん
母上とKororinさんの関係は独特のように感じますね。
普通ならもっとストレートでベタベタしてるのに、それ
とは少し違いますね。

高啓さんの詩。太祖の逆鱗に触れるほどのものとも思え
ませんね。厳しかったのですね。人を人とも思わない
暴君だったのですか。 (2018.08.16 14:23:52)

Re[1]:旦那のお土産の続き(08/16)  
kororin912  さん
nik-oさんへ
ちゃんと、ブラインドがあったのですね。それなら大丈夫。

以前、サンルーフ付きの車に乗っていたことがあるのです。初めのうちは喜んでサンルーフにして走っていたけれど、その暑さに参ってしまって、結局閉めたままにしてしまいました。車の中は、日陰でないと、暑いです。

開けられるタイプではなかったからかな? オープンカーだったら、快適なのかなぁ。

母が優しい言葉を言うようになったら、いよいよボケてきた証拠かもしれません。なるべく、母がいるそばでは料理とか作業をしないようにしています。
(2018.08.16 16:47:16)

Re[1]:旦那のお土産の続き(08/16)  
kororin912  さん
scotchケンさんへ
この太祖(朱元璋)さんは、家族が飢え死にした後乞食僧となっていたところ、紅巾軍に入ってから、頭角を現して、ついには明国を建てて皇帝となった人物です。世界で一番、悲惨な境遇から身を起こした人と言われています。

太祖は、たくさんの優れた部下を持っていたのですが、次第に年をとるにつれ、「自分の地位を危うくするのではないか」と疑い始め、たくさんの優秀な人たちをどんどん殺していきました。

皇帝となった年から、亡くなるまでの30年間に、大きな粛清だけでも6回、一連の犠牲者の数は、十数万人にも及ぶだろうと言われています。

この人の長男朱標さんがとっても気が優しかったので、心配でならなかったから、という話もあります。この長男が病気で亡くなってからは、また一層粛清が激しくなって、周りの人たちも大変だったことと思いますね。

朱元璋さんのことを初めてドラマで見たのは、香港の「遊侠張三豊」というドラマでした。好きだった張國榮さんが、朱元璋の長男朱標(懿文太子)の役で出ていたからです。中国語字幕を頼りに、必死で見ましたよ。 (2018.08.16 17:12:02)

Re:旦那のお土産の続き(08/16)  
小芋さん  さん
詩吟をやっていた頃、高啓の詩をやった時に、

胴切りの刑だったと書いてあったようなあいまいな記憶。

詩は何だったかなぁ、尋胡隠君 かな

腰斬の刑って言うのが正しいんですね。。。








(2018.08.18 01:55:00)

Re[1]:旦那のお土産の続き(08/16)  
kororin912  さん
小芋さんさんへ
wikiで調べたら、「腰斬刑」(ようざんけい)と書いてありました。
これ、とにかく即死しないところが恐ろしいです。オフィス用具で「押し切り」というのがあるでしょ? 向こう側が留めてある大きな刃物を、手元の取っ手を持ってジョキンッと紙を切る道具。
あれの巨大なので胴を斬ったそうです。

そうそう、現代中国語では、漫画やテレビドラマの連載打ち切りを「腰斬」と表現するとも書いてありました。

(2018.08.18 09:02:06)

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