2018.10.16
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カテゴリ: 歴史・文学など
​10月13日から始めた「書道誌」の読み込みとノート整理。


まずは読んで、大事そうに思える場所、気に入った言葉のところに線を引き、そのあとで、この間作った粘葉本タイプのノートに、まとめていきました。
書くと頭に入りますからね。受験用のノート作りみたいです。

縦書きなので、右から左へと続いています。






大事そうな言葉は赤 で、 気に入ったところは四角で囲んで います。




この写真を撮り終わってからも、まだ寝るまでの時間があったので、この本を読み始めました。




これは、「100分de名著」という番組で、「古事記」の回の講師をされていた方の本です。







この間、古事記の中にたくさんの和歌が載せられているということを知ったときに、この本を取り出して確認したのでした。

ただねー、昔学生の頃には、原文(漢字のままではなくて、書き下し文みたいな文章)で読んでいましたから、口語文で書かれていると、ちょっと違和感が・・・

たとえば、こんな感じ。有名な出だしの部分。


(私が読んでいたのは、下の文章)


この「たまひき」という口調が、なんともカッコいい。


それから、ここもまた有名な箇所。イザナギとイザナミが結婚し、イザナミが次々に国生みをしたあと、今度はたくさんの神々を生んでいた時のこと。燃え盛る火の神を生んだときにひどい火傷をおい、病に臥せりました。病気になってからも苦しみつつたくさんの神を生んだのだけれど、ついに亡くなってしまったの。
残されたイザナギは哀しみのあまり、原因となった火の神の首を剣で斬り落としたのですが、剣から落ちる血から八柱の神が生まれたのでした。殺された火の神の亡骸からもまた八柱の神が生まれたのですよ。

原因となった神を斬り殺しても奥さんは戻ってきません。それで黄泉の国に迎えに行くことにしたイザナギ・・・






せっかく会えたのに、「な視(み)たまいそ」(見ないでくれ)と言われていたのに待てなかったイザナギは、屍となったために醜くなってしまった奥さんの真の姿を見てしまう。それで追いかけられて・・・

という場面ですが、ここも、元の文章の方がカッコいいですね。

口語訳で読むと、どうしても間の抜けた雰囲気になってしまうけれど、後半の人代篇になると、ほとんど読んでいなかったので、違和感が少ないです。



あ、それと、同じ方の著書で、こんなのも買っていました。



これも、面白そうでしょ。同じ時期に買っていたのに、ちらっと読んだだけでした。これも、もう一度ちゃんと読んでみようかな。



では、今朝の空です。これは、飛行機雲ではないみたいでしたよ。





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Last updated  2018.10.16 09:37:34
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