2018.10.27
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カテゴリ: 生き物
今回は、奄美でお食事に出た貝のお話です。



この貝です。和名は「まがき貝」。籬(まがき)に似た模様だからです。

でも、奄美では「トビンニャ」と呼ばれるそうです。(南部では「ティラダ」)
「ニャ」は貝のこと、そして「トビン」は「飛ぶ」という意味。つまり「飛ぶ貝」なんですね。
この貝には三日月型のフタがあり、それを使って海底を飛んでいるように見えることから「飛びんにゃ」とつきました。高知県で「ちゃんばら貝」というのは、この三日月型のフタを振り回している様子からみたいです。

動画「ちゃんばら貝のちゃんばら」

振り回していますねー。私が見たときには、すでに美味しく煮られたあとでしたから、振り回すところは見られませんでした。

この動画を注意深く見ていた方は、気づかれたことと思いますが、もう一つ私がものすごーくびっくりしたことがあります。

それは、なんと、こんな









海水魚を飼っている方にとっては、このマガキ貝は、水槽のお掃除屋さんとしてとてもポピュラーな物なのだそうですよ。

動画「マガキガイちゃん」

これを見ると、眼もすごいけど、象さんみたいな、掃除機みたいな口もそうとう衝撃的。





眼がついている棒状の角の途中に触角が生えていますね。すごいなぁ。生きているところを見たいよー。


巻貝の仲間であるカタツムリには眼があるのだから、普通の巻貝に眼があっても変ではないですよね。

調べたら、二枚貝とか岩に張り付いているような貝には眼がないそうです。巻貝の仲間で眼があるのは、


このような、クモ貝の仲間。

そして、意外なものにも眼が。
なんと、ホタテ貝にも眼があったんですねー。びっくり。ひもの部分にある黒い点が眼だそうです。






ホタテの干物は何度も食べているけど、こんな状態のホタテは見たことがなかった・・・




では、持って帰ってきたマガキ貝の貝殻の記念撮影。







すでに調理されているものなので、ある程度は綺麗になっているのだけれど、私が中身を食べた時の残りがまだ中に入っているかも・・・

それでゆでてみたら、ぶくぶく泡立つ中に、どんどん黒っぽい緑色のカスが出てきました。これ以上でない、というところでやめて水洗いをしましたよ。

綺麗になったようでも、表面にはこのような被膜があるので、貝の模様が見えにくいし、触った感じがざらっとするので、もう一個も磨きました。





この貝殻の中にいたマガキガイ君たちは、わたしが食べてしまったのですが、その時には目玉があるなんて知らなかったので、よく観察していなかった。わかっていたら、どこに眼があるのかよく見たのに・・・

この次食べるときには、ちゃんと見よう!!









では、最後に、昨夜作った「鬼まんじゅう」を。

ごねあさんに紹介してもらったのでやってみました。



分量を適当にしたので、つなぎの小麦粉が少なかったみたい。一応全部くっついてはいるのですが、単なる芋のかたまりみたいになってしまいました。

味は、芋の味。それで、息子たちは藻塩を少し振りかけて食べていましたよ。

そのうち、もっとタネの量を増やし、ホットケーキミックスに芋を混ぜ込む、という雰囲気にして作ってみようと思います。





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Last updated  2018.10.27 21:26:26
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