2019.07.08
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カテゴリ: 生き物
​​​世の中には、ナミアゲハの飼育をしている人がいっぱいいらっしゃるようで、検索すると、いろんな記事を読むことができます。
そんな中、 ​前蛹になってから、 17時間半 で脱皮を始めて、サナギになる​ 、というのがありました。

昨日、ミナちゃんが前蛹になったのは、朝の6時から7時の間です。
(前蛹の形になったのが6時で、手を離したのが7時)

ということは、 脱皮してサナギになるのは、夜の12時くらいのはず ですからね、十分に見ることができそう。(昨年のナミちゃんは、私が寝ている間にサナギになっていた)
夜の11時半くらいから、わくわくしながら待っていましたよ。



するとね、 12時近くなったころに、この前蛹のミナちゃんが、 ​少しもぞもぞ​
これは、期待できる、

すぐにカメラを準備して、様子を見ていました。



背中が割れるところを、ちゃーんと見て、 パキッパキッというような音 も聞きました。
ミナちゃんの 模様がだんだんと下に下がっていくので、皮がむけているのがわかりやすい ですね。



皮を下に落とす瞬間 をどうしても見たくて、カメラの動画で撮りましたよ。
ここにのせているのは、動画をキャプチャした画像です。

上半身は帯糸で引っ掛けているだけ、お尻を竹箸にくっつけて留まっているのに、いったいどうやって脱いだ皮を落とすのか 、本当に興味津々でした。
失敗したら、だらーんとぶら下がってしまいそうですもの。

動画に撮ったもので確認したら、 脱いだ皮を下の方に寄せたあと、今度はお腹の方にまとめ上げて、お腹で何度も押して固めて、それから体をよじってぶん投げるようにして落として
お腹で押し付けている間に、お尻を竹箸にくっつけ直しているのでしょうね。

これは、無事サナギになって、大人しくなったところ。


体の前面が、まっすぐです。
それが、しばらくして見たときには、下腹を突き出したような姿勢になっていました。







確か、サナギは、もっとスリムだよねー、と思いつつ、昨夜は安心して就寝。




下半身がちょっとスリムになりましたね。






昨夜からの体形の変化を見てみてね。


ナミアゲハになったときの、眼玉の位置や、触角、前脚の場所、翅が格納される場所なんかも、わかりますね。


羽化の予定は、18日から19日頃。羽化が近づくと、中の翅などが透けて見えるようになりますよ。

楽しみです。​



それでは、別のお話もね。

昨日書道会の冊子が届いたのですが、大筆で書いた私の作品が掲載されていました。



これは、「 大禹惜寸陰」… ​大禹は寸陰を惜しむ​ 、と書いています。

中国古代の伝説の聖王・禹は、大聖人であったけれど、それでもなお、わずかな時間も惜しんで努力した、ましてや、我々凡人は、時間を大切にして、努力を惜しんではいけない

という意味だそうですよ。  出典は「 晋書・陶侃(とうかん)伝

常語人曰、「大禹聖者、乃惜寸陰。至於衆人、当惜分陰。豈可逸遊荒酔、生無益於時、死無聞於後、是自棄也」
陶侃が常に人に言っていたのは「大禹(夏の禹王)のような聖人であっても「寸陰」を惜しんだ、普通の人などは、当然「分陰」を惜しむべきだ」

一寸が十分なので、分陰は、寸陰の1/10の短い時間ということでしょうかね。

この陶侃という人は、 東晋時代の名将 だったそうです。いつもこの言葉を部下たちに言い、みずからにも厳しくしていた人らしいです。
その精励ぶりは、たとえば仕事中は一日中膝を崩さずに事務仕事をし、 その日の仕事を翌日に延ばすということがなかった 、だから、部下が酒や博打で仕事をなまけているのを見ると、酒器や博打の道具をとりあげて川に投げ込んで、「ばくちなどは、人間のクズのやることだ!」と諫めたとか。
今なら「パワハラ」とか言われるかもしれませんね。



それから、以前階段の壁にかけていた掛け軸を、ここにかけ直しました。


見慣れたせいか、この紫色も、まあいいかな、と思えてきた。




今度の作品展には、自詠の歌を作品にして出品するつもりですからね、それも楽しみです。



​​





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Last updated  2019.07.08 14:31:52
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