たぶん使わないだろう、と思われる万年筆は、
すでにインクを抜いて、洗って保管していますが、
使う可能性のある万年筆には、インクが入れてあります。
その状態のまま、数か月使わなかったりすると、中のインクが濃縮されて、
なんか、インクフローが悪くなったりしているので、お手入れが必要になります。
ペン先を洗う、ペンの内部を洗う、きれいに拭いて新しいインクを入れる、
という手順ですが、吸入式の物やコンバーター式の物は、
水を吸ったり出したりすれば、中のインクの通り道がきれいになるので簡単。
ペン先の根元などに固まったインクは、しばらくコップの水に浸けておけばOK
というわけで、お手入れをした後で、今度は文字の練習をしましたよ。
ペリカンスーベレーンの太字。
M800
なので、普段使いにぴったり。

これは、日本のメーカー セーラープロフィットのデモンストレーターモデル
。
長刀研ぎ
なので、筆で書いているような書き心地です。

今日は使っていないけれど、一番大事にしている万年筆は、この三本です。
この三本は、全部太軸なので、持つのがラクチン。
そっと指を添えるだけで、ヌラヌラと書き続けることができます。
手書きの時は、たいてい縦書きなので、太軸が楽です。
私が買った頃より、今はずいぶん価格が上がっていて、すごいです。
この三本だけで、30万円ちかい・・・
私が使わなく(使えなく)なったら、子供たちにあげよう。
大事に使っているので、ほとんど傷もありません。
高く売れるかもしれませんね。
そうそう、今日はこんなのも作りました。
腕枕と書いて「わんちん」。
筆文字を書くときに、右から左へと進んでいくので、
手で書いた文字をこすってしまったり、乾いていない墨を袖につけてしまったり、
ということを避けるための道具です。
(かまぼこ板二枚をたてに接着し、厚紙で上下をはさんで接着、友禅和紙でくるんだ)
年賀状など、絵の部分やスタンプのインクが乾いていないときに、
添え書きを書いたりするのに便利かも。
隙間をあけるための脚は、便箋の台紙の厚紙を使って作りました。

せっかくきれいな友禅和紙に、墨や絵具がついても拭きとれるように、
100均の透明マニキュアを全体に塗っていますよ。
仮名書道をしていた時には、半紙サイズに合わせて何個か作っていたけれど、
今は、これくらいで十分です。
腕枕は、ネットで見て、真似して作りました。
こういうタイプもありました。
最後に、壁の短冊ね。
「ころちゃん!!」と 呼べば応えた 文鳥よ
庭の桜の 下でおやすみ
ここを通るたび、庭の桜の下を見るたびに、
ころちゃんのことを思い出します。
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