2022.10.09
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カテゴリ: 日記



たぶん使わないだろう、と思われる万年筆は、
すでにインクを抜いて、洗って保管していますが、
使う可能性のある万年筆には、インクが入れてあります。

その状態のまま、数か月使わなかったりすると、中のインクが濃縮されて、
なんか、インクフローが悪くなったりしているので、お手入れが必要になります。

ペン先を洗う、ペンの内部を洗う、きれいに拭いて新しいインクを入れる、
という手順ですが、吸入式の物やコンバーター式の物は、
水を吸ったり出したりすれば、中のインクの通り道がきれいになるので簡単。

ペン先の根元などに固まったインクは、しばらくコップの水に浸けておけばOK

というわけで、お手入れをした後で、今度は文字の練習をしましたよ。


ペリカンスーベレーンの太字。
M800 なので、普段使いにぴったり。


これは、日本のメーカー セーラープロフィットのデモンストレーターモデル
長刀研ぎ なので、筆で書いているような書き心地です。


今日は使っていないけれど、一番大事にしている万年筆は、この三本です。


この三本は、全部太軸なので、持つのがラクチン。
そっと指を添えるだけで、ヌラヌラと書き続けることができます。

手書きの時は、たいてい縦書きなので、​太軸が楽です。

私が買った頃より、今はずいぶん価格が上がっていて、すごいです。


この三本だけで、30万円ちかい・・・
私が使わなく(使えなく)なったら、子供たちにあげよう。
大事に使っているので、ほとんど傷もありません。
高く売れるかもしれませんね。


そうそう、今日はこんなのも作りました。
腕枕と書いて「わんちん」。
筆文字を書くときに、右から左へと進んでいくので、
手で書いた文字をこすってしまったり、乾いていない墨を袖につけてしまったり、
ということを避けるための道具です。

(かまぼこ板二枚をたてに接着し、厚紙で上下をはさんで接着、友禅和紙でくるんだ)
年賀状など、絵の部分やスタンプのインクが乾いていないときに、
添え書きを書いたりするのに便利かも。


隙間をあけるための脚は、便箋の台紙の厚紙を使って作りました。


​せっかくきれいな友禅和紙に、墨や絵具がついても拭きとれるように、
100均の透明マニキュアを全体に塗っていますよ。

仮名書道をしていた時には、半紙サイズに合わせて何個か作っていたけれど、
今は、これくらいで十分です。

腕枕は、ネットで見て、真似して作りました。



こういうタイプもありました。




最後に、壁の短冊ね。


「ころちゃん!!」と 呼べば応えた 文鳥よ
      庭の桜の 下でおやすみ

​​ここを通るたび、庭の桜の下を見るたびに、
ころちゃんのことを思い出します。







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Last updated  2022.10.10 00:30:17
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