第二回は誠道街道。
主催は教育委員会ですが、村民の保存会の方が案内や説明をして下さいます。
片品村(群馬県)には尾瀬がありますが、新潟、福島、栃木の三県と接し
海抜650m以上あり2000m級の山々に囲まれている為
他地域と交流する場合には必ず「峠」越えをしなければなりません。
こうした立地条件により文化財等も地域に留まり
『片品村は民族の宝庫、文化財の宝庫』」といわれているそうですが
何年か前の石仏ブームで多くの石仏が盗まれてしまったそうです。
昭和2年に国道120号線が鎌田まで出来る前はメインストリートだった旧会津街道は
聞かなければわからない程細い道ですが、その道端に佇む道祖神。
片品村に残されている道祖神の中で単体道祖神はこれ一基のみ。
建立は享保5年(1730)
三途の川に居て、死者の衣をはぎとるという「奪衣婆」(だつえば)
対であった閻魔さまは盗まれてありませんでした。
この神社は河岸段丘の上段にあるので
集落に続く長い階段が残っていました。
神社の前から写した集落。
今回は5か所巡ってきましたが
それぞれの地で地元の方が保存の為に尽力されているのが
良く伝わってきました。
歴史に疎い私でも巡ることで昔に思いを馳せることができ
気持ちがゆったりできるこの文化財巡りを毎年楽しみにしています(^.^)
☆ 片品村文化財巡りー丸沼街道 2017/06/27 コメント(4)
☆ 片品村文化財巡り-ー尾瀬街道 2017/06/06 コメント(2)
☆ 日光白根山・標高2000mの散策路 2016/07/01 コメント(4)