小説を書こう!

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2005.01.13
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 立ち上がり、電源が入っていないパソコンが眼に入ると、寝る前に書いたメールの内容を思い出した。
「私はいつでも
『世界に入って行きたい』
と願っています…」呟いてみる。
 何だか、その言葉の内容と自分の心の内容に微妙な差異がある気がする。それは「本当なのだろうか?」という疑問を伴っていたのかもしれない。私はふと、今日、外に出てみよう、と思った。外に出て「世界」とやらを少し見てみよう。
 外に出るのは久しぶりの事ではなかった。だけど、まだ日が昇っている時間に外に出るのは久しぶりだった。ここ数年、外に出ると言っても深夜コンビニへ行くくらいだったのだから。
 さっそく服に着替える。そして私の部屋の前にある和室の鏡台に自分の姿を映してみた。
何だか、どことなく違和感があった。この格好で外に出てしまうとすれ違った人が皆笑うのではないかと思った。と言っても、具体的に私の格好の中にどこか変な部分を発見したからというわけではなくて、全体の雰囲気として違和感を感じたのだ。
 もしかしたら、その違和感は「自分自身に対する劣等感」だったのかもしれない。その劣等感が、私の格好と言うよりも、鏡に映し出された私の存在そのもの中に透けて見えたのかも知れない。
 私は急に、外に出る気を失った。外に出ることに恐怖すら感じた。外に出るという発想が、実現させる事なんてとんでもない発想に思えてきた。
「誰か…、助けてよ…」
 私の口からは、すっかり口癖となった言葉がポツリとこぼれ出た









第22話







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Last updated  2005.01.13 23:44:30


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