あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.03.12
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カテゴリ: 諸事一般

今回の大震災をめぐって、「未曾有」の言葉と同様に、「想定外」の言葉がとびかっている。ごく普通の人たちが「想定外」を使うならまだしも、地震・津波・防災に関わる専門家・科学者たち、そして災害や事故の防止に直接・間接に大きな責任を持つ、企業と政府関係者から、「想定外」が連発されるのは、極めて問題が大きい。

 今回のような波高の津波は、すでに北海道南西沖地震(震度5・M7.8)での、奥尻島を襲った津波でも経験済みだし、スマトラ沖の大地震の経験でも、十分過ぎるほど想定し得る程度の津波だ。「北海道南西沖地震、津波、奥尻島、青苗、津波被害」のページには、今回の大震災と全く同じ惨状の画像が掲載されている。また、スマトラ沖の大地震においては、あの悲惨な状況を映した動画を、繰り返し見ていたではないか。

 これら二つの惨禍から今回の大震災までの間、既存の「想定」を見直す機会と時間は十分にあった。それにも拘わらず、今も「想定外」を連発し続ける者たちは、自ら恥ずべきだろう。特に、今回の震災をより深刻にさせた原発事故、その当の責任者である東京電力(もちろん現場の方々ではない。)と、東京電力を厳格に監督・指導すべき「原子力安全・保安院」は、厳しく断罪されなければならないだろう。もちろん、「原子力安全・保安院」の問題は、現政権だけの責任ではなく、歴代の政権にも大きな責任がある。

 予め小さめの「想定」をしていれば、事故が起きても「想定外」で済まされる、こんな馬鹿げたことがまかり通らないようにさせることも、防災や事故防止にとっては大事なことであり、今回の大震災とその後の大人災により、尊い生命と穏やかな生活を奪われた方々に、少しでも報いるための責務でもある。
(このブログ記事は、3月16日に書き始め、本日時点で追加・改定を加えている。)
(続く)


(以上は、2011年3月28日のブログ記事です。)



遊邑エッセイ


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最終更新日  2016.03.12 13:46:48
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