俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

2007年08月31日
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松木立加賀は雷雨となりにけり

雨の間を狙ってダイを散歩に連れ出す。 途中からポツポツと雨があたって来た。
湿り気を帯びた風が突然強くなって、松林がざわめく。金沢の街を遠望できる高台に来たとき稲妻が光った。 少し遅れて雷鳴が轟く。
雨が強くなった。 ダイを引っ張って急ぎ足で家へ戻った。

八月も今日まで…。「暑いですね」の挨拶が「涼しくなりましたね」と変わって、一時、暑さにグッタリしていたダイにも元気が戻って来た。

ダイはリードを散歩用のものと付け替えると必ずすることがある。
それは少しでも早く散歩に行きたくて、そのリードを口にくわえてワタシを引っ張ること。傍目に見れば、どちらが散歩をさせているのか分からない。
100メートルぐらい行くと、ダイも疲れるのか、くわえたリードを放してしまうが、それが滑稽ですれ違う人に笑われることも...。

去年はそうでもなかったが、老いて目も充分に見えていない様子、今は階段を降りるとき特に怖がる。
少しの段差につまづき、曲がり角では内側に入り過ぎて溝に落ちたりと、連れて歩く方も結構気を使う。
今は食欲も出てきたが、もしかすると来年の夏は越せないかも知れない。

我が家に来て今年で15年、長生きしたほうだとワタシ自身を納得させている。






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最終更新日  2007年08月31日 09時30分27秒
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