俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

2007年10月13日
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街路樹や植え込みに蜘蛛が網を掛けているのを散歩の途中でよく見かける。 蜘蛛の種類もいろいろあって、以前、鬼蜘蛛をこのブログで取り上げたこともある。

今朝、見たのは女郎蜘蛛。 名からして怖そう、腹の部分が綺麗な赤い色をしている。(写真)

この頃はその大きさも尋常でなくなって、見事に大きいお腹をしている。 そろそろ産卵を迎えるのだろう。 大概の場合、メスの女郎蜘蛛の近くに二周り以上も小さい雄の蜘蛛がいて、交尾の機会を窺がっている。 そこにワタシの歪んだ探究心が働いた。 そのオスの蜘蛛を小枝に乗せて、メスの待つ網に移してやったら、恋焦がれた者同志、どれほど喜ぶだろう。

小枝から振り落とされたオス蜘蛛がメスの網に移った瞬間、待ち構えたようにメス蜘蛛がすっ飛んできた。 おお、蜘蛛の交尾が始まるぞ。

しかし、ワタシのしたことは余計なことだった。 あっと言う間にオスはメスに捕らえられ、生きたまま背辺りから食べてまった。

ワタシは、それを写真に撮ることも忘れ、ただ息を呑んで最後まで見ていることしかできなかった。

どの世界でもやはり、女の方が強いと言うことなのか…。

オスの蜘蛛さん、ごめんな!

女郎蜘蛛.JPG

雄々と秋陽むさぼる女郎蜘蛛






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最終更新日  2007年10月13日 11時51分47秒 コメント(2) | コメントを書く


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