ワタシなりの「奥の細道」ならぬ、東北の旅で数日このブログのUPが開いてしまった。
秋田から岩手、宮城、山形、そして福島へと、松尾芭蕉もびっくりの駆け足の旅だったが、それなりに収獲もあった。
11月のみちのくは紅葉も終盤で、うら寂しさが晩秋の旅情を掻きたてていい旅ができた。
古都往けば今朝を彩る落ち葉かな

秋田県角館へ朝に着いて人影のまばらな街を歩いた。 夜のうちに降った雨に濡れた街並みがいっそう、その潤いを湛えて風情豊かなものにする。 赤く色付いた木の実に視線を寄せれば、雨の滴に逆さまの角館の街が新鮮に映る。
永年、金沢に住んでワタシにも見慣れた街のたたずまいなように感じるが、やはり、旅の途中で見る風景はその趣が違って見える。
午後は八幡平を目指して…。
…つづく。