健康法師のレシピと　たまに徒然草

私のブログ友達に、

ニガウリを嫌いな方が何人かいらっしゃるようなので・・・

健康法師もつい、数年前まで（いつまでだか思い出せない・・・・50は過ぎていた・・・）

ニガウリ、大嫌いでした。

なので、ニガウリ料理はまだ研究中。

それで 嫌いな人の気持ちもよくわかります 。

以前、ず～～～～～っと昔読んだ本に

味覚のことが書いてあって、

人間は、人間の長い歴史の中で、

腐ったものや毒のあるものなどを食べてきているので、

本能的に、悪いものを見分ける力が備わっている 。

その歴史の中では、

悪くなったものは、酸っぱかったり、臭いが強かったり、

毒のあるものは苦かったりした。

だから、まだ本能の強い、赤ちゃんなどは、

酸っぱいものや、臭いの強いもの、苦いものは吐き出す。

本能が、それらを「悪いもの」と判断する

というようなことだったと思いますが、

私はこれを読んで、

「わが意を得たり！」

と思いました。

にがうりも嫌い、茗荷も、青臭い葉っぱも大嫌いだったので、

これで 大手を振って嫌いと言える

と思ったものです。

でも、年を取って、

ほんとにたくさん年を取ってみると（笑い）

その本能も薄れ、いつのまにか大好きになっていました。

だから、みなさん、

嫌いでもいいんですよ。

若い証拠かもしれません（いえ、好きな方が年を取ってると言ってるわけでは・・・）

でも、好きになってみると

こんなにおいしいものを、今まで食べなかったなんて

私の人生、損をした

っていうような気分です。

今は嫌いでも、出されたら、ちょっとだけ口に入れてみては？

好きになってるかもしれませんよ。

初めて作る時は、

薄切りして塩もみ、水洗いし、熱湯でサッと茹でてから使うと、苦味が薄れます。

茹で過ぎないように、歯ごたえを残してね。（たっぷりの沸騰した湯で5秒ぐらいかな）