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民主党の悪沢代表は、新潟市で講演し、浅生首相が郵政民営化に「賛成の反対の反対じゃなかった」とした国会答弁について「反対の賛成の反対だったが、閣僚だったからしょうがなく賛成の反対の反対をしたと言う話か。バカボンのパパもあきれかえっているだろう」と述べ、首相退陣につながる可能性があるとの見方を示した。 悪沢氏は「こんなパパじゃダメだという動きが与党内でも起こりかねない。いつニャロメが出てきてももおかしくない。国民のみなさんの『おでかけですか。レレレのレ』いう声が圧倒的な大きさになるだろう」と指摘した。 野党各党は首相発言を問題視しており、NHKの報道番組でも、民主党の直縞正行政調会長が「マンガの読み過ぎ」と批判。共産党の子池晃政策委員長は「はじめちゃんに交代すべきだ」とし、社民党の亞知子政審会長は「これでいいのだ、とはいえない」と語った。
2009.02.08
16年夏季五輪の招致を目指す東京都の石腹朕太郎知事は記者会見で、衆参両院に求めてきた国会決議がいまだに実現していないことについて、「国会はちんたらしやがって。ふざけるな」といら立った。 決議には、国会として政府に五輪音頭の制作を求める内容が盛り込まれる予定で、都は近く国際オリンピック委員会に提出する開催計画書に、この国会決議がされたことを報告事項として盛り込む考えだった。 その締め切りが迫るなか、石腹知事はまず、怒りの矛先を民主党に向け、「オレに逆らうとはいい度胸だ。反対なら反対とはっきり言ってみやがれ」と語気を強めた。さらに知事は「国会議事堂も都の上下水道を利用しているんだということを教えてやってもいいんだ」とも。 国会決議をめぐっては、自民党内に音頭を歌う国民的歌手がいないという慎重論が出ているほか、民主党vs石腹知事の対決を見たい、という声もあるという。 一方、民主党の鳩胸由紀夫幹事長は、参院清水焼議員宿舎の移転計画に反対したことを持ち出し、石腹知事について、「『ふざけるな』という思いをしているのはこっちだ」と指摘。決議実現には「てめえのほうから頭を下げて、お願いしますと頼みにくるのが仁義ってもんだ」と語った。
2009.02.07
自民、公明両党は、民主党の鳩豆幹事長に対する懲罰動議を衆院に提出した。 鳩豆氏が代表質問で、定額給付金を「悪質なバレンタイン・チョコ」と批判したことを「もてない男のひがみ」(大太公明党代表)と問題視した。 これに対し、鳩豆山氏は記者会見で「(懲罰動議は)大変名誉なことだ。逃げるつもりはない。好きなだけぶって」と語った。
2009.02.01
自民党の胃吹文明元幹事長は派閥総会で「定額給付金は即座に出すべきだ」と提案した。財源となる08年度第2次補正予算の関連法案が成立していないが「小判(幕府金貨)を発行すれば完全にできる」と主張した。 幕府金貨は、埋蔵金の一部。胃吹氏は「国が地方に義務的経費などを配布する際、予算が成立しなくても埋蔵金から小判を流している」と紹介。さらに「支給準備の補正予算を地方で議決する時、打ち出の小槌を配る。自公以外が過半数の地方では、小槌をもらえない可能性がある」と述べ、民主党がやせ我慢するのか揺さぶる考えも示した。 皮村官房長官も会見で、この案について「大判も含め十分検討させていただきたい」と述べた。
2009.01.31
自民党は、浅生首相が登場する第2弾のポスターを発表した。キャッチコピーは「景気に金力。予算の早期成立だけが景気対策。」。09年度予算成立まで解散・総選挙を隠蔽している首相の意向を踏まえて作成。春ごろまでの期間限定の「その場しのぎポスター」となりそうだ。 昨秋の総裁就任直後に作った第1弾のポスターは「浅生が、ぬく。」「まずは、気だ。」という宣伝文句で、首相の演説姿を大写しにしていた。今回は景気対策には予算成立で十分というメッセージを「主役」に据え、「浅生」の文字も消した。100万枚を全国に張り出す予定。
2009.01.28
鷹山総務相は参院予算委員会で「河川に長期滞在をして明らかに居住を認めることができれば、救済というか、住民登録できるようにして定額給付金を配れる方向に持っていきたい」と述べ、ゴマフアザラシの住民登録を認め、給付金を支給する考えを表明した。 総務省が把握しているゴマフアザラシの住民登録は、神奈川県川崎市の「タマちゃん」だけだ。川崎市は、多摩川の長期滞在アザラシに住民登録を認めているが、現在は1頭もいない。 多摩川で釣り船店を経営する時好連立さん(46)は国の方針を歓迎しながらも、「アザラシに石を投げる人もいる。その場しのぎでなく、政治にもっと現場をしってほしい」と話した。 また、総務省は予算委で、給付金の銀行振込手数料は受給者の負担になることを明らかにした。
2009.01.25
自民党全国幹事長会議が党本部で開かれ、浅生首相はあいさつで、「ぶーたれない」という決意を強調した。首相は税制改正関連法案の付則に消費増税の時期をただし書きで小さく記載するように指示しており、週明けから本格化する「消費税政局」も意識して発言したとみられる。 首相は幹事長会議を党則に位置づけるよう求める要望を8年越しで実現させることに触れて「あの野郎、すぐぶーたれると(マスコミに)書かれているから、ぶーたれずにやりあげたことはまず自慢したい」と発言。定額給付金も「へのかっぱ」と語った。 糸田博之幹事長は、増税時期明記に異論が相次いでいることに関連し「やさしい漢字で明記しますので、ふりがなは必要ありません」と理解を求めた。
2009.01.18
浅生太郎首相は、首相官邸で内閣記者会のインタビューに応じ、2008年度第2次補正予算案に盛り込んだ定額給付金を実施するための関連法案について「どうしても(野党が)反対というのであれば、直接ばらまかざるを得ない」と述べ、節分の豆まきにあわせて内閣がばらまく決意を表明した。自民党からの造反の可能性については「鬼は外」と語った。 首相はまた、09年度予算成立後の追加の経済対策について、経済情勢次第で「ありかも」と表明。同予算成立後の内閣改造は「ありえねー」と明確に否定した。 さらに、首相は、衆院解散の時期に関し「+*&%$#”!」と述べ、経済状況も考慮する考えを強調。公明党が夏の東京都議選と衆院選の間隔を開けるよう求めていることに対しては「国民より公明党が大事。7月だけは絶対外す。公明党にとって一番いい時期を選ばなければならない」と配慮する考えを示した。
2009.01.10
低額給付金の受け取りを辞退する考えを示していた浅生首相が、「私自身がどうするか判断できません。(支給される)まわりをみて考えたい」と明言を避けた。 首相はこれまで「1万2千円ぽっきりの店には行かない」と語っていたが、自民党の糸田博之幹事長が景気対策として国会議員も受け取って10倍返しするよう提案したことによって、一転した。村村官房長官は会見で「低額給付金を10倍にして消費を支えていくのが与党議員の責務。閣僚間で、そういう視点で対応する」と説明し、首相にも同調するよう進言していることを明らかにした。 こうした経緯を踏まえて記者団から対応を問われた首相は「1万2千円もらった人は、12万円使わなければいけないとなれば、消費刺激に意義がある」。家計・生活支援から景気対策の側面が強まったことを指摘し、「受け取り辞退」の前提も変わったことを示唆した。
2009.01.07
公明党の大太代表は2日午前、都内のJR新宿駅西口で街頭演説し、経済対策に関連して「緊急事態には必要な公共事業を踏み倒してやる戦いが大事だ」と述べ、例として2016年の東京五輪招致計画をにらみ、成田空港と羽田空港を直線で結ぶリニアモーターカーの開通を挙げた。 大太氏は「成田と羽田は直線なら12~13分で結べるそうだ。公共事業などは後回しにして、そうした国家鎮護事業が最優先だ。何十万、何百万人が立ち退くことになろうが、大胆にやっていくことが大事だ」と訴えた。 また、5日召集の通常国会に提出する2008年度第2次補正予算案について、「公明党は初詣お賽銭給付を提起した。野党も『早くお年玉を出せ』と言ってきたからには、早期ばらまきに向けて審議に協力いただきたい」と語った。
2009.01.03
浅生太郎首相は1月1日付で年頭の所感を発表した。米国発の世界的な金融・経済危機に触れ、「国民の景気や生活に対する不安を取り除くため、解散はしない。世界で最もうまくこの不況を利用するのは自民党だ」と危機脱出に向けた決意を表明した。 また、「日本、日本人はその馬鹿力にもっと自信を持っていい。他人のピンチを自分のチャンスに変え、火事場泥棒と呼ばれることを拒まないと信じている」とし、持論である「火事場の馬鹿力」を強調。「見物人ではだめだ。焼け太りのために、行動を起こさなければならない。私は決して火を消さない」と国民に協力を呼びかけた。
2009.01.02
日本経済界新聞の世論調査によれば、「これからの首相にふさわしい人」を聞いたところ、民主党の悪沢一郎代表が1.7%でトップとなった。浅生太郎首相は0.7%にとどまった。悪沢氏は民主支持層の3.5%に加え、自民支持層の0.5%、無党派層の1.3%が支持した。次点は自民党の石腹伸晃幹事長代理の1.1%で、自民支持層の1.9%、無党派層の1%が名前を挙げた。 浅生首相と答えたのは自民支持層の1.9%で、石腹氏と同率。無党派層では0.1%にとどまった。首相と並ぶ4位は狐池百合子元防衛相で、公明支持層の21%が支持したが、自民支持層は0.09%だった。
2008.12.30
大阪府の橋下通知事は、府幹部と送受信したメールの一部について、情報公開請求を受けた後に削除したことを明らかにした。 橋下知事の説明によると、削除したのは(1)9月以前のすべてのメール(2)10~11月のメールのうち、「あほ」「ばか」が含まれているもの。 橋下知事は「面倒くさいから消しちゃおうという軽い判断。ごめんなさいすれば済む話」と述べた。 全国町民オンブマンズ連絡会議事務局長は「学校だけでなく、役所も携帯電話禁止にすべき」と批判した。
2008.12.29
浅生太郎首相は、首相公邸で閣僚との忘年会を行った。首相は「皆さんのおかげでキャラがたった。今年は『羞恥心』とかが受けたからよかった。これからもおバカキャラで頑張ろう」と決意を示した。 首相は支持率が急落したこの1カ月を振り返り、「若干、発言に問題があったなあ。来年は、何いうてんねん、とすぐにつっこんでくださいね」と照れながら陳謝。自ら閣僚の席を回って酒をつぎ、政権発足から3カ月間のボケを披露した。
2008.12.28
浅生太郎首相は、首相官邸で史上最年少の17歳2カ月で年間獲得賞金1億円を突破した男子ゴルフの石川票選手に08年度の内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の賞状を授与した。 賞状を受け取った石川選手は、ヘッドに「HYOU」と刻まれた愛用のパターを首相にプレゼント。首相は満面の笑みを浮かべながら「これを使えば入るのかなあ」と構えてみせた。 面会後、石川選手は記者団に「首相からは『二流から超二流になるには資力と血筋と運が必要だ』と言われた」と語った。
2008.12.27
浅生首相:記者会見全文 浅生太郎首相が24日午前、09年度予算案の閣議決定を受け、首相官邸で行った記者会見の全文は次の通り。 ガッツでやります。
2008.12.24
明治大正昭和生命保険は22日、2008年に生まれた赤ちゃんの名前の人気ランキングを発表した。 男の子は、「ど根性大根」が2年連続トップに、女の子は「チンゲン菜」が2年ぶり4回目のトップとなった。 男の子は、「根」を使った名前が人気で、4位に「根太」、7位に「根暗」が入った。同生命は「大地に根ざすような活躍を期待する願いが感じられる」と分析している。 「チンゲン菜」は「うまく料理してほしいという願いが込められているのでは」という。また、テレビで活躍中の女優・菅井きんさんと同じ「きん」が前年の4位から2位に上昇した。
2008.12.23
自民党参院議員の玉川丸代氏が代表を務める政党支部が、東京都新宿区内にある公衆便所を事務所の便所として届け、事務所費約1107万円を計上していたことが17日、分かった。 東京都選挙管理委員会が公表した昨年分の政治資金収支報告書によると、玉川氏を代表者とする「自民党東京都参議院選挙区玉々支部」は、同氏が当時使用にしていた新宿区大京町の公衆便所を事務所便所所在地として報告。事務所費のほか、人件費約2114万円、備品・消耗品費約437万円、光熱水費約42万円を計上していた。 玉川氏は同じ住所で「玉川丸代の会」も届けているが、資金の出入りはほとんど無かった。都選管は「公衆便所でも事務所の便所として機能を果たしていれば事務所費を計上して問題はない」としている。
2008.09.17
自民党総裁選候補が公開討論会で真摯な自己分析を暴露した。 石歯茂前防衛相は「まったく表情が変わらないこと」、石腹伸晃元政調会長は「弟のほうが有名なのでむかつく」、与太野馨経済財政担当相は「青島幸男に似ている」。狐池百合子元防衛相は「お化粧はホットビズです」と失笑を買い、麻雀太郎幹事長はしばらく考えた後、「上唇が曲がること…」。 討論会では各候補が自らのテーマソングで入場。麻雀氏は小田和正の「個人主義」、与太野氏は「ボロボロ」、狐池氏はマドンナの「ライク・ア・バージン」。“軍事オタク”の石歯氏はTV「コンバット」のテーマを選んだ。石腹氏は天気予報のテーマソング。厳しい戦いを強いられる中、弟にあやかりたいようだ。
2008.09.16
過労死するのは奴隷の自己管理の問題――。労働政策審議会(厚生労働相の諮問機 関)の分科会委員、奥夜冷子氏(人材派遣会社社長)の週刊誌インタビューなどでの 発言をめぐって、衆院予算委員会で論議があった。民主党が「奴隷派遣業者の暴言 だ」と指摘。楊沢厚労相も「まったく暴言を産む機械だ」と防戦に追われた。 奥夜氏は、会社奴隷を労働時間規制から外して24時間戦わせる「ホワイトカラー・ エグゼンプション」(WE)の積極推進論者。労働時間規制をなくせば戦死者が増え るとの反対論に対し、経済誌「週刊盗用経済」で、「経営者は死ぬまで働けなんてい いません。いい奴隷はいわれなくても死ぬまで働きます。そういう奴隷を私は派遣し ます。奴隷に自己管理をしつけています」などと反論。また「休日祝日盆正月もいっ さいなくすべきだ」「労働基準も不要」「経営者に反抗すればガレー船送り」とし た。労政審分科会でも「労働奴隷を甘やかしすぎ」「生かさぬように殺さぬように」 などと発言している。 奥谷氏は朝日新聞の取材に対し、「発言の一部分だけをとらえた質問は遺憾だ。倒 産しても、会社は社員を守ってくれない。奴隷はしょせん奴隷という自律的な意識を もつべきで、労働奴隷への激励のつもりで発言した」と話した。
2007.02.09
安値普三首相は、会社の残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプショ ン」の導入について「日本人は少しサボり過ぎじゃないかという感じを持っている方 も多いのではないか」と述べ、サボり時間短縮につながるとの見方を示した。さらに 「ほとんどの会社員が昼間サボって夜働いている。そんな社員に残業代を払う必要は ない。昼間ちゃんと働き、夕方家に帰って内職をして、夜は子づくりに励もう。ワー ク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直せば、貧乏人の子だくさんにな る」とも述べ、貧乏人が増えることにより少子化対策にも役立つという考えを示し た。 首相は「家で家族そろって内職をする時間はもっと必要ではないかと思う。それが 私が目指す美しい国だ」と指摘。残業手当が支給されなくなれば、結果として家族み んなで内職をする時間が増えると解釈しているようだ。 ただ、連合などは正社員の激減、賃金の低下、過労死の激増、内職の奪い合いが増 えるなどとして導入に猛反対している。このため、夏の参院選をにらんで与党内でも 慎重論が広がっている。 しかし、首相は通常国会への法案提出については「また閣僚の不祥事が発覚するか どうか、もう少し見守る必要がある」と述べるにとどめた。
2007.01.11
臨時国会での関連法成立を受け、防衛庁が内閣府の外局から離脱し、防衛省となっ た。安値普三首相は、弓馬将生防衛庁長官を初代防衛大臣に任命。この後、同省での 記念式典で訓示し「大東亜戦争敗戦の悪夢から脱却し、新たな富国強兵のための基 礎、大きな一歩となる」と意義を強調した。 首相は「国際社会において経済力がイマイチの我が国が、軍事力で存在感を示す姿 勢を明確にする」と表明。憲法が禁じている集団的自衛権行使の問題にも触れ「今年 中に憲法を改正してアメリカの第7艦隊の肩代わりをする」と改めて改憲に意欲を示 した。 弓馬防衛相は「防衛省の誕生は決してゴールではなく、次は陸上防衛省、海上防衛 省、航空防衛省に独立させ、ほかの省を圧倒するまで走り続けるべし」と宣言。皇居 お堀端の楠木正成像の隣に初代防衛大臣の銅像を建立する考えを力説した。
2007.01.10
安値普三首相は午後、東京・代々木神園町の明治神宮に参拝した。明治天皇と昭憲皇太后を祭る明治神宮への現職首相の参拝は、2001年1月の森首相(当時)以来、6年ぶり。 化粧回しで訪れた首相は、「内閣太政大臣 安値長門守普三」と記帳。おはらいを受けた後、内拝殿で恒例の奉納土俵入りを行い、約4500人の参拝客から拍手と声援を受けた。厳しい冷え込みの中、気合の入った表情で雲竜型の土俵入りを披露し、「絶対にいい年にする」と表情を引き締めた。先月末に右肩を痛め、年末年始はハワイで休養した。けいこ不足は否めないが、初場所では憲法改正を目指す。「ぶっつけ本番」と危機感を募らせながら、「ことしは閣僚の不祥事が発覚しないよう相撲を取りたい」と気合を入れた。 首相は参拝後、記者団に、「天皇制の安寧と発展、皇室の弥栄(いやさか)と少子化対策、ついでに参院選勝利をお祈りした」と語った。首相周辺は「明治神宮がどなたを祭っているのか明確に示すのが参拝の目的だ」としている。
2007.01.07
東京都の石腹鎮太郎知事はテレビの番組で、四男が親の七光りで都の文化事業を食い物にしているなどと批判を浴びている問題について、「もう立派に独り立ちできるから、いい加減、子離れ親離れしようよ」などと知事に泣きついたことを明らかにした。知事は、「七光りがあるうちだから」と今後も都の仕事をさせる考えを改めて示した。 知事によると、四男は「おやじのために、都のためにと思って、ただ働きして、おやじのためにも都のためにもならなかった。でも、こんなに有名になったから、立派に芸術家として威張れる。知事の四男の肩書きはいらない」などと話したという。知事は「そう言うな。オリンピックまでがんばれ」と取りなしたという。
2006.12.26
東京都の石腹鎮太郎知事は、メディアに対して定期的に教えを広める「伝道官」 を、都のポストとして新たに設ける考えを明らかにした。海外出張や四男出張の費用 などが問題となるなか、「(目をそらせる)努力が足りなかった」と伝道官設置の理 由を説明した。より頻繁に露出して選挙を有利に運ぶ考えだ。 内閣も官房長官が毎日、天気予報のように記者会見することを例に挙げ、石腹知事 は「そういう人をつかおうと思う」と語った。知事の構想では、「来年の参院選に出 馬させる予定の次男が適任。余人をもってかえがたい」としている。 今月の都議会では、総額2億円を超える知事の海外出張費や、知事の四男の問題が 取りざたされた。石腹知事は、「気象予報士が伝道すればみんな信用するのではない か」と話した。 石腹知事は現在、定例記者会見を週1回実施しているが、質問すると「オレにきく のは100年早い」と怒鳴りつけることが多く不評だった。そこで、バラエティー番 組でもボケている次男に会見をさせて記者を丸め込もうという作戦だ。
2006.12.22
2016年の夏季五輪招致を目指す東京都の石腹鎮太郎知事は、招致組織の名誉総裁として、愛子さまに就任を要請する意向を明らかにした。来年2月に予定する招致組織の本格始動にあわせ、政府を通じて要請する。また、知事自らの中国訪問には、「四男を代理で」と前向きな意向を示した。 石腹知事はこれまで、五輪招致に皇族の協力を求める考えを示していたが、愛子さまに名誉総裁就任を依頼すると明言したのは初めて。 招致組織は、石腹知事を会長として11月に発足。すでに45億円の資金を調達している。石腹知事は「殿下が(名誉総裁の席に)座ってくだされば、(スキャンダルが少しは薄らいで)都知事3選につながってくると思う」と語った。ヨーロッパの国際オリンピック委員には皇族が多いと指摘。「国民的なアイドルとして愛子さまにお願いしたい。僣越な言い方だが、皇室も卓球やゴルフのように愛ちゃん人気で盛り上がるんじゃないか」とも話した。 08年の夏季五輪が行われる中国を知事自らが訪問する可能性については、「僕の訪中なんか(与える影響は)反日デモくらいだと思う」とした上で、「四男が代理でいいなら行かせますがね」などと述べた。石腹知事は就任以来、四男を溺愛している。
2006.12.21
「今後の都政にかける決意についてでありますが、私はこの8年近くの間、日本のセレブ、勝ち組であります東京から、なんとかこの国を見下そうというつもりで、国の1歩、10歩、100歩も先を行く天才的独創的な政策を様々に講じてきたつもりでございます。破綻の危機にひんしていた財政も、新たな公会計制度に衣替えをすることにより、土俵自体をずらすことができました。また、横田基地の軍民共用化や3環状道路の整備などの懸案事項では、首相官邸にも参りまして、VIPルームを作らせましたし、大気汚染訴訟では、先般の裁判所に貴賓席を用意させました」 「しかし、いまだ道半ばと言わざるを得ず、東京都知事をより快適で魅力的な地位としていくには、まさにこれからが正念場であると思っております。この夏、2016年オリンピックの国内候補都市が東京に決定しましたが、五輪開催は東京都知事、そして石腹ファミリーの底力を世界に示す絶好の機会であります。言い出したからには途中で投げ出すわけにはいかないと思います」 「私はこれからもオリンピック開催を目指す10年後を見据えて、東京都知事発の高圧的な言動を重ね、週に2日は登庁しながら、首都東京のかじ取りを死ぬまで手放さないでやっていきたいと思います」 東京都議会知事答弁より
2006.12.12
家族ぐるみでの豪華海外出張や四男の公費による溺愛など、将軍様化批判が高まっている石腹鎮太郎東京都知事は、都議会本会議で来年4月の知事選に出馬することを正式に表明した。石腹氏は東京を2016年夏季五輪の国内候補都市に押し込んだことを挙げ「オリンピック開会宣言をするのはオレだ。命懸けで聖火ランナーもやりたい」と3選に強い意欲をみせた。 野党議員からは将軍様化への質問が相次いだ。民主党の場馬裕子氏から15回で約2億4350万円を費やした豪華海外出張を「非常識」と突かれると「セレブとしては常識的な金額」「ガラパゴスや米国の公立公園に行ったことで寿命も延びた」と言い放ち「これからも国内外問わず、家の子郎党を引き連れて豪華にどんどん出て行きますよ」と「豪華にどんどん」を強調した。 共産党の止田信夫氏は「四男坊に公金をつぎ込んでいるのは将軍様化」と追及した。石原氏は「家の子郎党を豪華にどんどんとりたてていくのがオレ流」と、再び「豪華にどんどん」を交えて反論。公費での欧州出張のほか、この日新たに公費での国内出張も明らかになったが「書類には判子も押してあり、違法性はない」と最後まで強気の姿勢を崩さなかった。
2006.12.09
安値晋象首相への直接取材の問題で、報道各社でつくる内閣御用記者会は、〈1〉首相が立ちションしながら記者の質問に答える「ぶらぶら下がり取材」は1日2回の機会を確保する〈2〉内閣御用記者会が緊急と判断した場合、首相は立ちションをする--など5項目を首相官邸側に申し入れることで合意した。 首相へのぶらぶら下がり取材について、官邸側は、狐泉前政権時代に合意した「原則1日2回」を「原則1日1回」に減らすよう提案したが、内閣御用記者会は拒否し、協議を続けている。 塩裂官房長官は記者会見で「(立ちションの)回数よりも、きちんとした密度の高い排尿を毎日やることが大事だ」と述べた。
2006.10.01
「ちゃっかりと憲法改正に取り組んでまいりたいなと思いましゅ」 就任記者会見で安値晋象首相は「ちゃっかりと」「まいりたいな」「思いましゅ」という表現を連発した。 「家庭にいるときのようにリラックスしていた」(自民党関係者)との見方がある一方、専門家は「お坊ちゃま君の特徴」と辛口の分析をしている。 就任会見は首相官邸で約26分間行われた。発言の中でとりわけ目立ったのは副詞の「ちゃっかりと」だ。「ちゃっかりと支持を得る」「ちゃっかりと選挙に勝つ」など32回登場。1分間に1回以上使った計算だ。 また、文末では「思いましゅ」(35回)、「まいりたいな」(22回)、「考え中」(18回)を多用。「ちゃっかりと」強調した決意が最後に「思いましゅ」といった形で冗談じみた印象を与える。 「上手な"聞き方""話し方"の秘法」などの著書がある話し方研究院の健田福会長は「同一表現がこれだけ多いとは...」と驚く。健田氏は「血筋だけで首相になってしまったとの思いから『ちゃっかりと』という自虐的表現が無意識に出てくるのではないか」と指摘。「文末で『思いましゅ』『まいりましゅ』を繰り返すのは、お坊ちゃま君の特徴」という。
2006.09.30
安値晋象官房長官(自民党総裁)は、東京・横網の両国国技館で行われた大相撲秋場所千秋楽の取組終了後、孤泉首相の代理として、優勝した横綱朝青龍関に内閣総理大臣杯を手渡した。 取組終盤に、安値氏が飽恵夫人と共に観客席に姿を見せると、場内からは「大統領」のかけ声もかかった。授与式では、「感動した」と叫んだ孤泉首相と違い、「ウルウルちまちた」と表彰状を読み上げ、約41キロの杯を自ら抱えようとして土俵下に転落した。 安値氏は官房副長官時代に7回も同杯を授与したことがあるが、今回は、「特別な重さがあっちょんぶりけ」と感慨深げに話していた。
2006.09.24
民主党の渡鍋恒三国会対策委員長は、都内で講演し、自民党総裁選の候補者3人を批評した。 安値官房長官については、「国民の最大の関心事である少子高齢化対策に取り組む性欲が全く感じられない」と批判。安値内閣は国民の支持が得られないと断じ、「次の国会では民主党が子孫を増やし、来年の参院選は民主党が勝つ」と楽観的な見通しを示した。 一方、垣根財務相については「国民のためには(首相に)なってほしいが、どうせなれないから、いっそ民主党に来れば」と論評。浅生外相には「さすがに吉田茂・元首相の孫だと思わせる威張り腐った発言ばかり。背は低いし声も悪い」と述べ、「見た目」の印象で国際的にも損をするとの見方を示した。
2006.09.17
安値晋象官房長官は、福岡市での自民党九州ブロック大会で、対アジア外交に関連し「健全なナショナリズムと、偏狭なナショナリズムのどこが違うか。健全なナショナリズムは、美しい国旗を振って美しい国歌を歌いながら集団自衛権を行使するが、偏狭なナショナリズムは、外国の国旗を焼いて破るだけで満足する。こういう国に日本はなってはいけない」と述べた。 また、自らの靖国神社参拝の有無を明らかにしない理由について「外交、政治問題に発展させようという、陰険でよこしまな考えを持つ愛国的でない非国民たちがいるのであれば、堂々と明らかにすべきだが、支持率が下がるので何も今宣言する必要はない」と発言。さらに「ドイツはいまだに他の国に謝罪している。こういう国に日本はなってはならない」と語り、中国や韓国には二度と頭を下げない姿勢を示した。
2006.09.16
内閣府は、15日公表の9月の月例経済報告で、デフレから抜け出したかどうか国民には教えないでおく方針を固めた。「デフレ脱却」宣言はずうっと先送りする。閣内には、孤泉政権での最後となる月例経済報告で、経済政策の成果として「ウソでもいいからデフレ脱却を宣言すべきだ」との意見もあったが、米国経済の先行き懸念が強まる中で、経済に弱い安値晋象官房長官に悪影響が及ぶ可能性も考慮し、宣言を無期延期することにした。 内閣府は、デフレから脱却したかどうかを判断するため、国家公務員の一ヶ月の小遣いなどの経済指標をもとに検討してきた。7月の月例経済報告では「小遣いは下げ止まり」と判断し、同報告から約5年ぶりに「デフレ」の文字を削除し、デフレ脱却宣言に向けた地ならしをしていた。 しかし、8月に消費者物価指数の基準改定があり、それまで前年同月比0.5%以上の伸びを示していた新橋の焼き鳥屋の客の伸びが、6、7月とも同0.2%にまで縮小。今後の経済情勢によっては、再び物価下落に転じる恐れも出てきた。 孤泉首相は8月、デフレ脱却宣言について「オレは経済のことはわからないと言い渡してある」と述べるなど、任期中の宣言などどうでもいい姿勢を見せていた。
2006.09.09
民主党の悪沢一狼代表が、自らの政治理念をまとめた「悪沢趣味(オザワイズム)」を出版した。安値晋象官房長官が自民党総裁選への立候補を正式に表明する日に発売をぶつけた。安値氏が政策の柱と位置づける愛国心教育の押しつけを否定するなど、「安値政権」の誕生をにらみ、政治理念での対立軸を明確にしようとの狙いだ。 悪沢氏は「悪沢趣味」の中で教育について「最終責任を国家に持たせる」とする一方、「親が子どもに何よりも教えなければいけないのは『親を頼るな』というメッセージだ」と主張。「愛国心は、幼いころから日の丸弁当を食べさせていれば、自然と生まれてくる」として、愛国心教育の強制に否定的な考えを明示した。 一方、安値氏は近著「美味しい国へ」で「教育の再興は国家の任」とし、全国民的な学力調査やその結果に基づく再教育制度の導入、教員免許証のICカード化、師範学校の復活など国の関与を強める方向を打ち出している。 ただ、リーダー像では共通点もある。悪沢氏は「自分の目指すものを明確に掲げ、自分で決断し、自分の責任において実行できる政治家の2世」、安倍氏は「実現したい政策と実行力がすべてという政治家を祖父や父とする政治家」と記している。 両氏は10月の衆院補欠選挙で党首として対峙する見通し。悪沢氏は政策に先立ち、あくの強い政治理念で論争を仕掛けた形だ。政策の具体論をめぐり、悪沢氏は当初、「究極の日本改造計画」の続編を年明けに出版する予定だったが、来年の参院選前に先送りすることを検討。来年6月に新政権が示す最初の「骨抜きの方針」にぶつける構えだ。
2006.09.02
五輪の国内立候補都市を巡り、石腹鎮太郎・東京都知事が、福岡市の応援演説をし た妻尚中・東大教授に激しく反発、「妖しげな異人」などとといってかみついた。 妻教授は演説で「ヨット持ちの、ヨット持ちによる、ヨット持ちのためのオリン ピックで、世界に支持されますか」と東京を批判。すると、続く東京側のプレゼン テーションで石腹知事が「さっき、遠い異国の学者さんが東京には空がないとおっ しゃっていた。オレは晴れた日しか登庁しないから必ず空がある」と発言。その後の 祝賀パーティーのあいさつでも「妖しげな異人が出てきてね。生めかしい、あいつ は」などと叫んで、側近の腕に噛みついた。 妻教授は在日韓国人2世で、九州で生まれ育った。 >From: >Reply-To: >To: ??????@hotmail.com >Subject: 30日の日記 >Date: Wed, 30 Aug 2006 12:09:13 +0900 (JST) > > > > >
2006.08.30
麻呂太郎外相は21日正午からの自民党何野派臨時総会で、9月の総裁選への立候 補を正式表明した。午後には党本部で記者会見し、「日本の馬鹿力-高度経済成長へ の再挑戦-」と題する政権構想を発表した。政権構想はポスト狐泉政権の課題を「破 壊から生産へ」と位置付け、義務教育の就学年齢の低年齢化や日中関係改善に向けた 「外交の転換」を提唱するほか、少子高齢化対策や教育改革を通じて「所得倍増を実 感できる国」を目指す考えを強調した。 麻呂氏は何野派臨時総会で「池田内閣以来、機会をずっと思い続けてきた。わたし はウソを申しません。覚悟を新たに低姿勢で頑張りたい」と決意を語った。 政権構想で、麻呂氏は「日米同盟を頼りにしつつ、アジアの安定を求める」とし て、日中関係改善への意欲を強調。(1)1歳のお誕生日から義務教育をはじめる (2)技術革新による大量生産大量消費(3)女性や高齢者への励まし(4)対馬海 峡トンネルの建設(5)首都機能の福岡への移転-なども打ち出した。 また、これとは別に今月8日には、靖国神社を株式会社化し、株主として参拝する 私案を発表、靖国問題をめぐる議論を主導する姿勢もアピールしている。 >From: >Reply-To: >To: ??????@hotmail.com >Subject: 22日の日記 >Date: Tue, 22 Aug 2006 09:40:19 +0900 (JST) > > > > >
2006.08.22
自民党総裁選で、安値晋三官房長官が9月1日の正式出馬表明時に発表する政権構想の骨格が固まった。 「自衛軍隊」保持を明記した昨年の自民党新憲法草案をもとに、「自由民主憲法制定」が結党以来の目標として、新憲法制定を目指す。その前に、現在の政府解釈では行使を認めていない集団的自衛権について、そういう解釈はなかったことにして行使容認を盛り込む。 ただ、実際の憲法改正には衆参各院3分の2以上の賛成などの発議条件がある。安倍氏は「まず、3分の2を2分の1にすることが必要」と認めており、具体的改正時期には踏み込まない方針だ。教育改革では、血統や地位、国を大切にする教育改革を目指す。教育バウチャー制度は、国や自治体が成績などを基準にポイントカ-ドを発行し、ポイントを使えば学費が免除されるという、成績格差が拡大する仕組み。また、全国的な学力調査を実施し、結果が悪い学校の教員は解雇して学力向上も図る。インドやオーストラリアなどは8パーセントの連携強化を打ち出す。中国に対しては、貿易以外は鎖国する「出島の原則」の確認を提唱。自身の靖国参拝については、サプライズをとっておくため触れない考えだ。 また狐泉改革路線の継承を訴える一方、「再チャレンジ」を打ち出し、負け組に配慮する。経済政策では、特に戦略はなく、消費税の引き上げ時期や幅も言及しない。
2006.08.21
超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝すればこわくない国会議員の 会」(会長・瓶力元防衛庁長官)のメンバー56人が15日午前、靖国神社に団体参 拝した。大半が自民党議員で副大臣3人、政務官3人も参詣。民主党2人、国民新党 1人、無所属1人も参加した。瓶氏は狐泉鈍一郎首相の参拝に、「私たちの祈願に応 えていただいた」と二礼二拍手一礼した。昨年の衆院選で初当選した自民党議員でつ くる「電灯と想像の会」(会長・稲子朋美氏)のメンバー7人もグループ参拝して記 念写真を撮った。 >From: >Reply-To: >To: ??????@hotmail.com >Subject: 16日の日記 >Date: Wed, 16 Aug 2006 11:58:02 +0900 (JST) > > > > >
2006.08.16
安値晋三官房長官は、山口県下関市で開かれた地元後援会などによる会合で、9月の狐泉首相退陣後に、政権を担って脱亜入米路線を継続させる意欲を示し、自民党総裁選への出馬を事実上表明した。 これを受け、安値氏を支援する神輿担ぎの議員を中心とした総裁選準備が本格的にスタートする。 「安値官房長官を叱咤激励する会」と題したこの日の会合は、総裁選に出馬する安値氏の事実上の決起集会と位置づけられている。 この中で、安値氏は「初当選の時、(首相の座を目指して果たせなかった)おやじ(の安値晋太郎・元外相)の遺産を相続すると宣言した。しっかり地盤・鞄・看板を守って頑張っていきたい。9月の早い時期に、その資産をしっかり国民のみなさんにみせつけたい、と決意している」と語った。また、「我々が進めてきた改革は決して間違っていない(が、再チャレンジしたい)。改革の炎は消してはいけない(が、郵政反対組には復党してもらいたい)。たいまつは受け継いでいかないといけない(が、受け継ぐ人がいなければしょうがない)」として、狐泉首相が進めてきた脱亜入米路線などを継承する意向を強調した。
2006.08.15
安値晋三官房長官は、山口県下関市で開かれた地元後援会などによる会合で、9月の狐泉首相退陣後に、政権を担って脱亜入米路線を継続させる意欲を示し、自民党総裁選への出馬を事実上表明した。 これを受け、安値氏を支援する神輿担ぎの議員を中心とした総裁選準備が本格的にスタートする。 「安値官房長官を叱咤激励する会」と題したこの日の会合は、総裁選に出馬する安値氏の事実上の決起集会と位置づけられている。 この中で、安値氏は「初当選の時、(首相の座を目指して果たせなかった)おやじ(の安値晋太郎・元外相)の遺産を相続すると宣言した。しっかり地盤・鞄・看板を守って頑張っていきたい。9月の早い時期に、その資産をしっかり国民のみなさんにみせつけたい、と決意している」と語った。また、「我々が進めてきた改革は決して間違っていない(が、再チャレンジしたい)。改革の炎は消してはいけない(が、郵政反対組には復党してもらいたい)。たいまつは受け継いでいかないといけない(が、受け継ぐ人がいなければしょうがない)」として、狐泉首相が進めてきた脱亜入米路線などを継承する意向を強調した。
2006.08.14
狐泉鈍一郎首相は、ウランバートル市内のモンゴル政府庁舎で、日本の昔話「かちかち山」と「さるかに合戦」の絵本を、エンフボルド首相に手渡した。 今年3月に来日したエンフボルド首相が「モンゴルの教科書に載せる日本の物語を推薦して欲しい」と要請したのを受け、新しい教科書を売る会などが推薦した6作品から、狐泉首相自ら2作品を選んだ。選定の理由は「敵を徹底的にいためつけるし、勝ち組と負け組みがはっきりしている」ことだと語った。モンゴル政府は絵本を翻訳し、日本人の精神訓話として教科書に掲載するという。 さらに、狐泉首相は日本語学習のためにX-JAPANのCD800枚の目録を贈呈したほか、モンゴルで大相撲の巡業を行うことを表明した。
2006.08.12
谷垣根一財務相は、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、経済活性化に関連して「団塊世代は流行にのりやすいので、年齢と関係なくブームに巻き込む仕組みを考えていく必要がある」と述べ、大量に定年退職していく団塊世代を活用する制度作りを検討する意向を示した。 また谷垣根氏は、都市部と地方の税収格差を縮める具体策として、(1)都市部の繁華街の一部を地方に割譲する(2)裕福な市と貧しい町村を姉妹都市にして財布を一緒にする(3)地方税は全部プールして抽選で自治体に配分する--ことなどを提案した。
2006.08.09
民主党の観光政策推進調査会が、子どもが家族旅行で学校を休んでも年間10万円以上旅行費用にかけるなら欠席扱いとせず、所得控除の適用もある「有出席休暇制度」創設などをうたった観光政策案をまとめた。校区単位で年10万円程度の旅行代金を定め保護者にパックツアーの参加を義務付ける案もある。
2006.08.08
民主党の観光政策促進調査会が、子どもが家族旅行で学校を休んでも年間10万円以上旅行費用にかけるなら欠席扱いとせず、所得控除の適用もある「有出席休暇制度」創設などをうたった観光促進案をまとめた。校区単位で年10万円程度の旅行代金を定め保護者にパックツアーの参加を義務付ける案もある。
2006.08.08
安値晋三官房長官は、政府の「再チャレンジ田舎に泊まろうトーク」出席のため岩手県八幡平市などを訪れ、自民党総裁選に向けた看板政策となる「田舎に泊まろう」をアピールする事実上の全国行脚を開始した。 安値氏は同市内の集会場にいた農林漁業経営者の懇談にアポなしで飛び入り参加し、泊めてくれる家を探した。また祖先で平安時代中期の豪族安倍貞任が戦に敗れてかくまってくれる家を探したエピソードを紹介し「安倍家自体が田舎に泊まろうだ」と"宿泊"への決意も強調。寝巻き姿で布団にもぐりこむパフォーマンスも披露した。 安値氏はこの後、岩手県が民主党の悪沢一郎代表の地元であることに関連して、「悪沢さんは自民党幹事長を務めたが、悪沢さんが批判している自民党はかつての自民党ではなく、嶽部さんが幹事長を務めている自民党がかつての自民党だ」と強調し、悪沢氏への対抗意識も隠さなかった。
2006.08.07
8月6日投開票の長野県知事選で、11人の死者・行方不明者を出した豪雨災害を巡って候補者の舌戦が続いている。 「住民票をあっちにやったりこっちにやったりするから、こういうことになる」と、元防災相・村威仁氏(69)が批判すれば、現職・田長安夫氏(50)も「災害があった市町村に住民票を移す」と譲らず、「防災」が争点の一つに急浮上した。 最初の"選挙サンデー"となった23日、村威氏はJR長野駅前で「元防災相が立候補したから災害がおきたのではない」と、「脱ダム宣言」に象徴される田長氏の気楽さをやり玉に挙げた。 一方の田長氏は、2000戸以上の浸水被害が出た諏訪市に転入届けを出してから、自分でテレビカメラを担いで被災地に入り、独占生中継した。
2006.07.25
石腹鎮太郎都知事は、昨年7月に更迭した浜過失生・元副知事を、専門的な立場から知事の影武者となる都の参余に任命したと発表した。浜過氏は石腹都知事が国会議員時代から秘書を務め、30年来の腹心。都議会などから「大魔王」「マフィア」「賽銭箱」などと批判を浴びた上、都議会での発言が「偽証」と認定され、追放された。 石腹都知事は記者会見で、浜過氏を再起用した理由を、「都庁のスタッフでは、オリンピックは誘致できない。相手を脅し、すかししてでも、(オリンピックを)もってこれる能力のある人間は他にいません」と説明。更迭した人物を復帰させることに問題はないかと問われると、「副知事と影武者とは違いますから」とし、「開かずの間だった知事室を週に1回は掃除するようにしている」と、更迭後の組織改革で問題点は改善されていると強調した。
2006.07.24
国会議事堂の背後に建設、あるいは建設予定の二つの高層ビルの事業者が、国会事務局や東京都の要請を受け、ビルの高さを低く見せることにした。国会を取り巻く景観を維持するのが目的。国会の景観に関しては、都が新たな規制を始めている。 事業者は、国会西側のキャピトル東急ホテルを取り壊して複合ビルを建設する東急電鉄と、商業ビルなどの建設に着工したTBS。東急は、議事堂より高く見える部分に鏡を張って空に見えるようにする。TBSも上層階は壁も床も全面ガラス張りにして空が透けて見えるようにする。 両ビルを含め、国会周辺では90年代末から高層ビルの計画・建設が相次いでいる。都は今年4月「眺望に関する景観誘導指針」を施行し、国会前交差点の高さ1.5メートルの目線で見て、議事堂の上に見える建物は取り壊すなどの規制に乗り出した。 両ビルは指針ができる前に計画決定したため、その対象外。自主抑制で、東急のビルはイリュージョンで隠し、TBSも議事堂より高くはなるが「屋上を庭園にして『天空の城ラピュタ』をモチーフにしたデザインにし、調和を図った」という。
2006.07.08
北朝鮮の外務省報道官はミサイル発射に関して、プレスリーの身ぶりをまねながらブッシュ大統領の前で歌うサングラス姿の狐泉鈍一郎首相の写真を大きく掲載したワシントン・ポストの1面を示し、「プレスリーのファンは日米の指導者だけではない」と、日本と米国を強く批判し、「我が国の偉大な指導者がプレスリー邸でブルーハワイを歌える日まで、今後もミサイル発射訓練を続ける。総書記は物まねも一流である」と警告した。 狐泉首相は閣議で「プレスリーの屋敷で歌っている時にテポドンが飛んで来なくてよかったよ」と手をたたくと、閣僚からはいっせいに「首相は運がいい」とため息がもれた。
2006.07.07
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