YOU CAN'T HURRY LOVE科TOWN CALLED MALICE属東京ディスコナイト類。スクーターズ版のカバーらしいです。出だしで切れ込んでくるオルガンとベースラインはJAM版を踏襲していて、スクーターズ版の方がどうなのかは分からないのですが、TOWN CALLED MALICE属と分類出来ます。フゥーフゥーコーラスも入って高揚感や疾走感などバックサウンドは流石小西康陽という感じで一流のグルーヴ。出だしで持った期待感は相当高かったがメロディが全くそれに見合ってない。ポップなアレンジにメロディがもうひとつ付いて行けてないというのはまさにIT'S THE小西康陽WORLDだね。ピチカートファイヴのメンバーも参加してます。小西康陽製トラックでどこかのガールグループにでもハリーラブカバーをさせれば相当良いものが出来るだろう。是非小西氏には大会にエントリーしてもらいたいものです。お待ちしてますヨ、よろしく!
宮前真樹、羽田惠理香、大野幹代、三浦理恵子、瀬能あづさの5人組アイドル女性グループによる92年のアルバム収録の音壁曲。「RONNETES / BE MY BABY」風ベース&カスタネットに時折エコーを効かせたドラムが鳴ります。とはいえ、そこはアイドルグループものということで、ドラムのエコーはお付き合い程度のショボイもので重量感も無い。全体として音壁ものというよりはフィルスペクター風といった方が正確かな。サビのメロディもオールディーズっぽくて、どこかで聴いたことあるような感じですしね。そのキャッチーなサビを含めてメロディは湿ったセンチな内容でポップとは言い難いけど出来栄えは良く、個人的には結構愛聴しています。特に三浦理恵子のソロパートで聴けるオヤジ必殺のロリータ・ヴォイスが美味。「YOU TUBE」で見れる ライブ版
の方は歌の出来は劣るけどドラムにエコー&重量感が加味されています。
ハーマンズ・ハーミッツの67年のヒット曲 「THERE'S KIND OF A HUSH」
のカバー。歌うは当ブログでもお馴染みの音壁プリンセス原めぐみ嬢。コンピCD「ミート・ザ・ブリティッシュ・ビート!」収録。ほのぼのとした明るい曲調に甘くキャッチーなメロディで私も大好きな曲ですが、ここでは原曲とは全くアレンジが異なり 「RONETTES / BE MY BABY」
をベースとしたウォール・オブ・サウンド仕様になっています。さながらマージービートMEETSフィルスペクターって感じの夢のある組み合わせですが、相性はいまひとつだったかな。
アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風 by わかむらP '06 作曲編曲/中田ヤスタカ