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2006/01/27
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カテゴリ: 読書感想
【ベルナのしっぽ】
郡司ななえ

【内容】

27歳で失明した著者は、子育てをするため、犬嫌いを克服して盲導犬とパートナーを組む決意をする。訓練所でのベルナとの出会いには、とまどいを隠せなかったがやがて強く確かな絆が結ばれていく。しかし、家族の大事な一員となったベルナとも、やがて別れの時が…。人間と犬という境を越えて育まれた感動の愛の物語。



イラストをクリック下さい。



    <読書感想>

筆者の郡司さんは小説家ではないので、決して文章は
うまくない。
でも文章の節々にベルナへの愛情があふれており、
時々の喜びや悲しみが率直に伝わってきた。
そして、ベルナが郡司さん家族をどのような目で見つ
めていたのかも分かる気がした。


私は偶然にも今週の頭に梅田地下の阪神百貨店前
で、盲導犬を連れた年配の女性を見かけた。

歩く方向が同じだったので、後ろの方からそうっと

盲導犬は、ハーネスに「今働いています」という帯を
付け、人の少ない地下道の左側を歩く。
そして階段の前に来ると立ち止まって、鼻を女性の
膝に押し付けて「階段だよ」と教える。
そこには本の中のそのままの光景があり、郡司
さんの言う1人と1匹の絆があった。

ちょうど本を読んでいる最中だったので、とても
興味深かった。今まで盲導犬が歩いていても、
そんな目で見たことなかったな。。。
なんだかあったかい気持ちになったぞうりむし
なのでした。








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最終更新日  2007/07/21 12:25:29 AM


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