ぞうりむしの図書館

ぞうりむしの図書館

PR

バックナンバー

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07

プロフィール

ぞうりむしやすよ

ぞうりむしやすよ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

コメントに書き込みはありません。
2008/01/09
XML
カテゴリ: 読書感想

【終末のフール】 評価:★★★★★

伊坂 幸太郎



【Story】



   <読書感想>



Today is the first day of the rest of your life.

今日という日は残された日々の最初の一日。 





生きるということ。

その答えを私はまだ見つけていない。


この物語に登場する8人の答え。
そのそれぞれが正しい答えという気もするし、
そうでない気もする。




「明日死ぬとしたら生き方が変わるんですか?」

「あなたの今の生き方は、
  どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」




考えてみたけど、やっぱり答えは出なかった。

ただ、この本を読んで、
生きるということに意味なんかいらないような気がした。
生きている。ただ、それだけ。




誰かのために何か特別な事ができるわけでもないし、
今の自分にできること以上をできるようになるわけでもない。


明日死ぬと分かったからこそ、やろうとすることは、
いつだって、たった今からだってできる。


・両親や友達に感謝の気持ちを伝えること。
・誰かを許し誰かに許してもらうこと。
・なりたい自分への一歩を踏み出すこと。
・大切な人に愛していると伝えること。




「じたばたして、あがいて、もがいて。




どれくらい生きるつもりかを考えて生き方を決めるのではなく、
明日死ぬとしても、今日もいつもと同じように生きる。
そういう生き方にしていきたい。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008/01/15 12:13:01 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: