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2006/02/16
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カテゴリ: 読書感想


【月光ゲーム Yの悲劇'88】
有栖川有栖


【Story】

夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々。ところが矢吹山が噴火し、偶然一緒になった三グループの学生たちは、一瞬にして陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまったのだ。その極限状況の中で出没する殺人鬼。現場に遺されたYの意味するものは何? 

月光ゲーム




    <読書感想>


物語も佳境に入った298ページ。
突然、 「読者への挑戦」 が現れた。

ここまでで犯人を特定するのに十分なデータ
がそろったので、登場人物と同じ条件のもと
推理してから進め 
とな。

例によって推理小説に何の予備知識もなかった
ので、とても驚いた。
※まぁこれは有栖川有栖の特徴のようだが・・・


本当の真実は取るに足らないささいな事にあり
不自然なものがあるからおかしいのではなく


たとえそれが分っていても、
「あるべきものがない」ことに着眼しながら
読み進めていくことはとても困難だ。


それにしても、ダイイングメッセージの
「Y」 の意味は反則技だと思うんだけど。

悔しいから続きのシリーズを読むか。
こうやって作者の罠にハマっていくのかも・・・




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この本を貸して下さった、有栖川有栖が
大好きなT先生に感謝致します。






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最終更新日  2006/02/16 09:53:22 AM


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