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10/20日、土曜日の事 、私の愛車のS13シルビアターボを一年半ぶりにエンジン始動。そのわけは、作業場内に門柱ワイド中古リフトを購入設置の為ですが、一年半ぶりの愛車シルビアのエンジンは簡単には始動せず、数時間にわたる苦労の結果(泣)ヤットコサ始動いたしました。エンジンさえ始動すればこっちの物、チョコチョコと後付けのECU「エンジンコントロールシステム」を調整して、何とか動かせる状態に復帰し一安心です。暖機運転しエンジンレーシングすると、クォーンクオーンと気持ちよく吹け上がります、何とも言えない懐かしいエンジンサウンド、以前仲間と夢中になっていた当時が蘇ってきました... またいつの日かサーキットラン復活してみたい...ウインタージャンボ頼りですが...年末宝くじが楽しみです。人生色々、人それぞれに理想として求めたい幸せ感があると思います。私の場合も45歳頃までは随分と悩みましたが、そこそこの充実感を感じながら生きていられる現在の心境としては、私には独身生活が向いているのかなーと。ただし、まず第一に一番難儀な本業仕事、そして一番楽しい趣味三昧、その合間を縫って、雑用/炊事.洗濯.掃除/ワンこう.ニャンこうの世話/全ての事を一人でこなさなければなりませんから、漠然としたゆとり時間はほとんどなく、やらなければならない事に追いまくられる毎日です。仕事を終えた後、趣味遊びから帰った後、朝起きた後、全て一人でから始まりますから時間は足りませんが(笑)、でも、納得さえできれば気楽なことは天下一品です。内輪もめ無しですし、そして晩酌の時は一人ほっとできる安らぎの時間で、次回の遊びに夢を追います。 今日は午前中愛犬タックと野山へ出かけ、午後は仲間と射撃場へ、あっという間に日没となり簡単に一日終了です。こんな調子ですから、一年の長さの感覚は若い時の感覚と比べたら半分以下に感じます。残り少ないであろう我が人生ですが、せっかくできた近隣の袖ヶ浦サーキット、一回は走ってみたいですねー。今年は無理でしたが、来年度は気楽に挑戦する予定です。
Oct 27, 2012
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今回連続して起きたインターネット犯罪予告の冤罪事件。取り調べに当たった刑事が「パソコンの遠隔操作」について無知だった事が発覚しました。誤認逮捕された人の新聞社に対する証言で、取り調べに当たった刑事の尋問応答を通して感じたことは、「パソコンとネットの知識が素人同然だった」と証言しています。私が業務用パソコンを使用し始めた初期の頃数年はインターネットは使用していませんでしたが、しかし、現在はインターネットを利用しなければ業務使用もままならず、ブログを開設することも出来ません。私の場合、パソコンは未だに難儀なところありで、時間的余裕がある時は夜なべしてでも挑戦し、簡単な過ちを(爆)数日がかりで修復したこともあります(辛)。しかし、時間と余裕がない時は、業務用ソフトメーカーの担当者に来社して頂くか、NTT/損保会社とかの信頼できるヘルプディスクによる遠隔操作で修復を頼みます。遠隔操作は数回頼みましたから、私の業務用パソコンの画面上でカーソルが勝手に動き回り、私より素早い動きでパソコンが操作されていきます(笑)ただし、遠隔操作はアドレスとパスワードを教えなければ出来ません。実際に、私の現在のブログスタイルも、パソコン大先輩の釣ブログ友達の「T師匠」に遠隔操作で制作していただき、その後に私が、T師の指導を受けながらチョボチョボと手を加えたものなのです。ですから、遠隔操作終了後に本人が点検確認しパスワードを変更する事が必要です。アドレスとパスワードが分かれば、簡単に他人のパソコンを遠隔操作ができるわけですから、何らかの方法で知ることさえできれば、他人のパソコンから犯罪に加担することは簡単なことではと...。ただし、犯罪予告メールを遠隔操作で送信されていたわけですから、本人が送信記録を毎日見ていれば気が付くことができるのかなー?とか思いますが...、メール送信したことが無い時は、私は送信記録を確認することをしていませんから気付くことはできません。 依然流行った悪質手口に、有料サイトに入った後にパソコン画面に猥褻画像が自動的に現れ、高額な料金を請求され、仕方なしに支払っても解消されずに、警察に駆け込んだ弁護士/教師/医者とか知識人の被害者が続出した時がありました(笑)この場合はパソコンを初期化するか、買い替えて新規に始めれば済むはずでが、バックアップファイルをそのまま移した場合は駄目なのでは?と思います。あれも解れば簡単な理屈でして、有料サイトをクリックした時点でソフトが自動的にインストールされてしまい、インストールファイルを閲覧して調べていき、怪しいファイルを削除すれば済む問題でした。今回の事件の手口は...?、どっちにしても、パソコンに精通した犯罪者の手にかかればペンタゴン/防衛省/銀行のコンピューターにも侵入できるのですから、私の様なポンクラブロガーでは夢のまた夢...。知らぬ間に犯罪者の手伝いをしていた...が、しかし、それには自分がパソコン上で何かしらの動作をしなければなりません。興味本位とウッカリで「パンドラの箱」を開けてしまった、怖いですねー、怖いですねー(淀川長治)...。
Oct 21, 2012
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「中国バブルは収束に向かい、経済規模が縮小を始め、一握りの富裕層と汚職の蔓延に、バブルの恩恵のかけらも享受できなかった貧困国民の不満を抑えきれなくなりつつある」最近の新聞で読みましたが、外資企業の撤退が始まっているそうです。日本企業の各々の事情もあることですが、日本企業も早めの撤退をしなければならない状況が差し迫ってきている気がします。このまま中国経済と国内情勢が推移した場合、中国政府は国内の不満分子を抑えきれなくなるはずです。中国政府の現体制を維持するためには、「尖閣問題」は好都合なのでは?尖閣列島問題に干渉を続け、じわじわと領海侵犯を繰り返し、世界各国の注目も当然意識して、日本に圧力をかけ続けています。中国政府は、このまま圧力をかけ続ければ、尖閣領海で日本と小規模戦闘が起きることは想定内であるはずで、確信的に領海侵犯を繰り返してくる事が予想されます。今の尖閣情勢を分析すると、鉄砲玉(戦いを仕掛ける理由にする為に送り込む、死を覚悟した喧嘩人)を送り込まれた日本政府の柔軟な対応にて、中国政府は歯ぎしりをかんでいる状態です。中国軍も、軍備が整ってきたとの自信にて「尖閣事変」はやる気満々との中国軍高官談話も有り、中国が尖閣から引く理由は全く考えられない状況です。我が国が、中国と真面目に付き合うことには所詮大きな無理があったのです。対韓国に対しても、多少なりとも同じ理由が存在していると考えられます。「中国も韓国も、20世紀初頭においては異民族の支配下に置かれる立場にあった」。写真は第二次世界大戦時のロシアの独裁者「スターリン」 日韓併合が無ければ、韓国はロシアの属国となり、日本統制下より悲惨な状態になっていたことは明らかである、と、著名な韓国人歴史家が大きく指摘しています。日本企業も、中国貿易を縮小し、東南アジア諸国/インドとかへシフトし始めてきています。中国の覇権主義も、このまま東南アジア各国領海での横暴を続けていれば国際法順守の強化も考えられ、この先は通用しなくなるのでは。日本も、警告無視の領海侵犯を続けられる場合は、多少の戦闘状態も覚悟する必要が大いにあると考えられます。舐められっぱなしでは民族の誇りを保つ事は出来ません。 ドイツが、第一次世界大戦での敗戦国となり多大な戦後賠償の責務を負い、それが国民の困窮の原因となり、国民の生活苦の不満の爆発の元で、ヒトラーのナチスドイツが誕生しました。ナチスドイツは、ドイツ国民の民主主義的総意で誕生しましたが、その原因は第一次大戦の戦後処理により発生してしまったのです。人々は、追い詰められれば戦いに向かいます、服従する民族に繁栄した国家はありません。 そして、ナチスドイツの暴走がはじまり、第二次世界大戦勃発の原因となっていったのです。ドイツと日本は世界列強相手に戦いを挑んだ経緯があります。それは、自国繁栄の為のだけの理由ではなく、覇権主義真っ盛りの時代に、西欧列強の圧力に屈する事は出来ない、との誇りがあったことも否めないのでは。現在の中国/韓国のように、たいした実力もなく?と分析されていますね、周りがちやほやしている事をのぼせ上がり、自分の足元も見えなくなり、暴挙に出た場合の結末は、過去の歴史が物語っています。 写真は旧式の中国軍「航空母艦」、アメリカの最新鋭航空母艦との違いは素人目で見ただけでも分かる気がします ただし、田母神氏の分析によれば、このまま中国軍の軍備が進んだ場合は10年で先進国並みになってしまうと、言っています。幕末から明治の偉人の福沢諭吉翁が当時嘆いて言ったそうです、「日本の不幸は、近隣に中国と朝鮮と言う野蛮な国家しかなかったと言う事である」...最近の新聞に載っていました内容は、後日写真も交えて多少の変更ありです、すいません。
Oct 20, 2012
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上記2枚の写真はヤフー取り込みの初茸写真です。一昨日の事、隣の大工の棟梁が私の本業の車検がらみで来訪。 雑談をしながら、二人で私の住居前の庭を歩いて上記写真の松の木の下まで来たとき、棟梁が「キノコが生えてるよ、これ?食べられる初茸じゃない?」良く見ると、間違いなく初茸(赤腹キノコ)ではありませんか、ビックリ仰天です。私は先週から仕事がこずんでしまい、遊ぶ暇なしの忙しさで、庭をゆっくり掃除する時間もなく、キノコが生えていた事にまったく気が付きませんでした。この松の木の下は、写真のように春先から9月末までフキが群生していまして、フキの葉の下で直射日光を避け、私にも誰にも気づかれず、すくすくと育っていたんですね。フキの葉が無くなってきたのは9月下旬からですので、早く初茸キノコに気が付けばよかったと後悔しきり。写真の初茸は今月上旬にかけてフキの葉が枯れて露出してしまい、直射日光を浴び過ぎたため、水分が抜けて枯れる寸前でした。すでに枯れてしまった初茸も有り、確認できた初茸の総数は9個でした、残念無念なりです。今回の写真の初茸は松の木の下に返してやり、来年度のキノコ狩りに期待です。私が10代の頃、キノコ狩りが楽しみで近隣の松山によく出かけましたが、当時でもなかなか数を延ばすことは大変でした。キノコ狩りも釣り狩猟と同じで、テクニックよりはキノコ山を持つことがまず第一、生えない山を這いつくばって探しても確率は0に近い。自然相手の場合、根気よく確率の高い良い猟場を探すことがまず第一です、それからがテクニックと根気の勝負です。ですから、釣りブログでも確率高い釣り場は教えないのが常識、場所が分かればマグレ当たりでも釣れ、ポイントも漠然と解ってきますから病み付きになり、結果は大混雑になり、釣り場もキノコ場も人で溢れて、場荒れはあっという間に進みます。来年の秋は、自宅庭の松の木の下で、一人ほくそ笑んでのキノコ狩り、楽しみ楽しみ
Oct 13, 2012
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この問題については、政治経済外交問題専門家によるテレビ討論と、新聞および週刊誌での論説討論が最近頻繁に行われています。中国人観光客の訪日予約キャンセルによる経済被害は188億円との見積りだそうです。しかし、観光目的で来日し爆買いする中国人は、中国バブルで大金をつかんだ一握りの特権階級だけですね。 今回の中国国内で頻発した反日デモにより、破壊された日本企業の被害総額はどの位になるのでしょうか?我が国の損保業界も、これらの補償金額が経営に重くのしかかてくるはずで、そのうち「尖閣問題でこうなってしまった」などとの愚痴も出てくる。しかし、他国の領土を侵犯してきたのは中国であり、これでは本末転倒です。日本政府と日本企業は中国政府に損害賠償を求めると言っていますが、中国政府は「原因は日本政府にある」との立場を一貫して通しています、また自国の内情を考えた場合、日本に遺憾の意を表明して賠償に応じる事などは、間違っても期待できない。そして、一握りの豊かな中国人が来日を控えた理由は、対日感情の悪化による自身の愛国心ではなく「今の状態で訪日した場合の中国国内での立場上と、日本に行った場合の身の安全の不安」が一番の理由だそうです、今日のテレビニュースで報道していました。中国はバブルにより富裕階級が生まれ、全国民の一握りの共産党幹部と富裕層だけが栄華を享楽しているのです。このまま中国の国内情勢が進んだ場合、世界各国の政治/経済/軍事の学識者によれば、中国バブルは崩壊に向かっていてることは間違いなく、中国各地で頻発する可能性のある「国民の大多数を占める貧民と体制外に取り残されていった知識人等の不満」による暴動の連鎖により、中国国内が大変動に陥る可能性が大きい、と予測しています。もうすでに、中国での外国資本の撤退も始まり、このまま様子を見ていては大怪我を負う、その前に早めにと、各国企業の撤退も始まっている様です。我が国の、外務省/国会議員/経済界の対中貿易不安による弱腰外交を改めずに、このまま対中貿易依存を続けた場合、中国バブルが崩壊し中国国内が大混乱に陥った時、中国依存穏健派はどう対応する気でいるのか?そうならない様にする為のまず第一は「中国を刺激せず、領海侵犯如きはそこそこの対応でやり過ごし、今回の暴動による被害は我慢してでも、経済協力を維持することが大事である」と考えているのでしょうか?。もし、最悪の事態になったその時にも、散々痛い目にあった過去を忘れて、「また経済援助をして、お互いの互助関係を築き上げるべく努力する」と考えているとすれば、その時に多くの日本国民がどう考えるか?、我が国民が寛大な気持ちで耐えられるのか?、それを期待する事は大いに疑問では... 中国内政が最悪の状態になったとき、今回の中国内での反日デモで日本企業が襲われた被害では到底収まらないであろう事は容易に想像できるはずで、対中貿易依存派の弱腰外交主義は一発で吹き飛んでしまいます。穏健派という人たちは「話し合いで」と他人事のように綺麗事を言っていますが、今の中国国内の問題は、我が国にとって重大な不安局面に向かっていると言う事を認識すべきでしょう。中国を捨て、東南アジアとインドとかへの進出にシフト変更し始めた企業も多くなってきています。今の中国の国家体制をいくら援助しても無駄で、中国国内に生まれた利益は、特権階級の維持と中国の軍備増強に使われてしまい、結果として、国体維持の為の軍資金をこちらから援助していることと同じ。これでは「泥棒に追い銭」。反日教育の間違いに中国の一般国民が気づき、独裁権力による情報統制がななくなり、民主化に目覚める日が来るのか?個人個人の人格は別として、隣国の国家体制は、半強制的異民族支配も混じった広大な国家面積に世界一の人口を有する危ない国家なのです。中国を民主国家として統一することは、中華民族思想をすてることから始めなければならず、現状ではまず不可能。日本が民主主義国家として繁栄出来たのは、太平洋戦争前までの体制が終戦により崩壊し、アメリカ軍の進駐のもとで、終戦後の日本の政治家がプライドを掛けて戦後復興交渉を行ったことにあります。写真は、敗戦後の内閣総理大臣の吉田茂と、敗戦国と言えども、凛としてアメリカ進駐軍との日本復興交渉に対応した白洲次郎。二人とも誇りを感じさせる良い顔をしています。このように格好良い男が、国難の時に必ず現れてくるのが我が日本の誇るべき歴史。近代日本の礎となって死んでいった、幕末勤王の志士と、最後まで意地を通し戦った幕府軍。古代日本から、時代の変革のたびに「憂国の士」が現れ、命を捨てる覚悟をもって国を憂い戦ってきました。皆、日本の将来を思い、見解の相違もある中で、命を懸けて戦った大和民族同朋です。太平洋戦争での敗戦後、まかり間違えば、北海道はソビエトに取られてしまったのですから、ギリギリの際どい交渉での判断が、その後に与える影響は計り知れない程大きい。東西ドイツ統合は、ゴルバチョフのベルリンの壁の崩壊黙認により実現したため無血統合が実現しました。そして時の東西ドイツ政府は、統合後も苦難の道を歩み現在の繁栄を得ています。 日本において、オスプレイも当然必要な配備のはず。これは、ヘリ専用の我が国の航空母艦、航空母艦はこのへり専用しか保有していません。当然、本格的な戦闘機搭載の最新鋭航空母艦を持つ必要があります。そんな不安定な隣国相手の我が国の対策は、粛々と防衛体制の強化を至急に整えるべしの情勢なのでは。防衛攻撃力を徹底的に強化した場合、領海空侵犯をされた時に取れる対応は現在とは大きく違ってきます。国際法で、警告を無視し領海から速やかに出ない場合は、水鉄砲ではなく実弾にて威嚇でき、それでも無視してきた場合は速やかに戦闘態勢に入り、撃沈/撃墜することが出来ます。これが、世界で当たり前の国際法ですから、国連加盟国の非難を浴びることはなく、国際裁判で堂々と通用する対応です。写真は、イギリスとアルゼンチンの領土問題により勃発したフォークランド紛争。そもそもは、イギリスが植民地支配したフォークランドであり、アルゼンチンが取り戻したい理屈は当たり前。 しかし「現行支配の領土を、いかなる理由をもってしても侵略されることは絶対に許さない」と、国家のプライドを掛けて、イギリス首相のサッチャー女子は、イギリス軍をフォークランド奪還の為に送り込み、圧倒的戦力差でフォークランドを取り戻し、イギリス国家の誇りを見せつけました。。なぜ、イギリス首相のサッチャー女子に決断できた判断決断を、日本国政府の男子首相が躊躇するのか。経済界からの政治圧力も当然あるわけですが、今回の破壊デモの中国政府の対応で経済界と政府が目を覚まさねばなりません。このまま舐められた状態を続ければ、脅かせばいくらでも搾り取れる軟弱国家のイメージを与え、惨めな国家の烙印を押されることになります。そこそこに豊かで平和が続いた日本国民に蔓延した「事なかれ主義」、これからは通用しない時代になってきたと言う、混沌として来ている世界情勢を早く理解すべきであるのでは。
Oct 3, 2012
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写真は、今一般的省燃費エンジン御指定の、低フリクションエンジンオイルの代表の5W-30の低粘度エンジンオイルです。 0Wから5Wの低粘度オイル指定使用のエンジンの場合は、メーカー指定のオイル交換サイクルではオイルの性能の維持は無理だと私は考えています。未だにオイル交換の必要性に無頓着な人が多く、車検時に業者に勧められて交換するだけという人が数多くいます。車のエンジン/ミッション/デフ/パワーステアリング/等、機械類の潤滑と作動油として多種のオイルが使用されています。潤滑オイルの役目は、摩擦抵抗を減らし、金属接触による摩耗を防ぐ為に必要不可欠なのです。そして、どんな高性能オイルを使用しても、エンジンの爆発圧力と走行抵抗による回転負荷で金属接触は少なからず起き、摩耗した金属粉がオイルに混じり込みます。車のエンジンオイルの場合は、使用過程において爆発燃焼ガスもピストンリングのわずかな隙間より混じり込みます。そしてエンジン内部には、この燃焼ガスと空気中の水分とかが含まれたブローバイガスが必ず発生し、これがオイルに混じり込み、どんどんとエンジンオイルを劣化させていきます。オイルエレメントにてこれらの不純物を取り除くのですが、オイルエレメントも不純物が蓄積されていけば詰まっていき濾過性能はなくなりますから、これも定期交換が必要です。 この様に、どんなに高性能なオイル使用の場合でも、必ず定期的なオイル交換サイクルが必要なのです。私の経験からの参考意見ですが、高性能うたい文句の高価なエンジンオイルを入れて交換サイクルを延ばすよりは、一般標準オイル使用で5000km走行前後での交換サイクルの方がエンジン性能維持に対する結果は良いのではと考えています。 そして、上記写真のエンジンのように、オイル交換を手抜きして、継ぎ足し補充を繰り返した場合は、エンジン各部の劣化はすさまじい勢いで進み、簡単な修理では修復不能に陥り、ほとんどの場合が再生したリビルトエンジンの載せ替え交換となります。 上記写真はA/Tオートマチックミッション です。A/Tミッションオイルとデファレンシャルオイルも定期交換が必要ですが、こちらはエンジンオイルほど頻繁に交換する必要はありません。私のお勧めは、一般通常走行の場合は50000Km走行での定期交換をお勧めします。メーカー推奨の交換サイクルは、エンジンオイル15000Km/ミッションとデフオイル10万Km交換となっていることが一般的で、あるメーカーなどはミッション/デフオイル無交換としているカーメーカーもあるのです。今年のことですが、私のお客さまがトヨタ車のウイッシュ新車購入後、4年間90000km走行時点で、トヨタディーラーにてA/Tミッションオイルの交換依頼に行ったところ、A/Tミッションオイルの交換を断れたと言うことで、私のところに相談にきました。その理由を聞くと、トヨタディーラーのサービスマンの説明は、この走行距離まで未交換のA/Tミッションオイルk交換に責任を持てないとの事。その理由は、A/Tミッションの構造上、ミッションケースに付着したスラッジ(汚れカス)が新しいオイルの洗浄効果により洗浄脱落してオイルに混じり込み、オリフィス(細いオイル循環通路)に詰まる可能性が高く、オイル交換が裏目に出て不具合が出る可能性が高くなる為です、と説明したそうです。この説明って?、誰が考えても変だと感じるのでは、であるとすればA/Tミッションオイルの交換サイクルをもっと短期間に設定して、カーユーザーに交換意識を徹底させるべくがメーカーの姿勢でなくてはならないはずです。このお客様が、トヨタディーラーサービスマンの説明でトヨタでは交換に応じてもらえず、その後に、交換すべきか迷っていて相談を受けました。 上記写真は、A/Tミッションの下部に収まっているパーツで、A/Tミッションの自動変速を、A/Tミッションコンピューターからの走行状態の指示を受け、油圧回路により変速をコントロールしているバルブボディと言われる部品です。 私の回答は、ディーラーの説明は一理あることは確かですが、ミッションケースに付着したスラッジによるオリフィス(細いオイル通路)への詰まる可能性は、スラッジが付着していると仮定した場合、交換しなくとも走行振動とかミッション内部のオイル循環工程でも詰まりが起きる確率を高く持っているわけです。私は、それ程つまりに神経質になって迷っているのであれば、私は前記述の説明とともに、交換しないよりは交換した方がまだ良いのではとお答えし、長く乗り続けたいのであれば、今回のA/Tオイル交換後の交換サイクルを、2回ほど5000Km~1万Km走行の短期間で交換してくださいと説明し、このお客様はA/Tオイル交換を選び交換しました。かくのごとく、カーメーカーはカーユーザーのオイルメンテナンスの煩わしさを払拭し、さも、我社の車は耐久性抜群の信頼性があるように見せかけているのです。メーカーの本心は「新車特別保証の期間さえ何事も起こらなければ良い」が本音でしょう。ユーザーの多くがオイルメンテナンスの重要性に気づき、オイルの短期間交換に走った場合は、エンジンその他の機械的耐久性は驚くほどに延びてしまい、年式と走行距離に比較しての快調さに、買い替えサイクルが長くなる結果にもなります。尚、参考までに、チューンナップしたパワーアップエンジン搭載車両でのサーキット走行の場合の基本は、エンジンオイル含めての全てのオイル関連は、使い捨て感覚で交換すべきです。私の言うことを信用せず、これを甘く考えた人達は痛い目に合っています。
Oct 1, 2012
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