「写真は夏場の成田射場」
12/28日、いつもの射撃仲間3人で、本年最終の射撃大会の潮来射場へ行ってきました。
真冬の寒さもあってか、優勝者の92点を除くと、相対的に成績は低めの大会結果で終了し、私は毎度の番外のスコアーですが、仲間二人も調子に乗れずに入賞できませんでした。
私の今年一年のトラップ射撃を振り返ると、クレー射撃に復活して3年目の昨年度までは、スコアーを少しづつですが伸ばすことができ練習成果が出ていましたが、今年の一年は結果が出せず、逆にずるずると後退していく結果となりました。
しかし、以前から、このあたりの事は多少の覚悟はしていましたから、その理由は、ハイスコアーを撃っていた射手が、ある時点から突然ズルズルと後退していき、その後、なかなか立ち上がれなくなる泥沼現象を多く見てきていますし、私も過去にその状態に陥いり、立ち直れなくなった苦い経験があります。
今回の射撃復活時の心構えとして、スコアーが落ち続けても、2度と過去の辛い思いだけはしないと、自分を戒めて復活しましたが、この先、どこまで自分の信念を通せるかと言う事になりますが、私は多分、前回の時の様にはならないと思っています。
前回低迷挫折時との大きな違いは、スポーツとして捉えた射撃は「以前の挫折時に考えていたほど甘い競技ではない!」と言う事に気づいた事にあり、
そのことにより、射撃の奥の深さを改めて理解しなおした結果、以前に増して逆に射撃が楽しく感じられ、私の素質に照らした場合は、短期間上達など夢物語で、経済力を考慮しても、地道に行くほかに術は無しと割り切れるようになったことです。
ギター上達練習と磯釣と言えども、結果のみに拘れば挫折感と屈辱感を味わい飽きが来るわけで、自分の趣味をどう楽しむかを考える事も、飽きずに長続きできる秘訣になると思います。
以下は年末特番として、以前BBS2の釣り仲間の投稿の返信コメントで書き込んだ、私の短編小話「怪談、真夏の夜の夢」を、今宵の退屈なひと時に...
遊び好きのヤクザな亭主を持ったお浜が不憫、
亭主が毎日のやうに釣りに出かける、お浜は昼間の髪結い仕事を終えて後も、夜更けまで亭主の帰りを待ちながら内職に精を出している。
そんな、お浜のけなげさを知ってか知らずか....
やくざな阿呆亭主「今夜も釣れねえ、エサには食らいついたがハリスがブチキレやがった、さっきまで4号付けてたのに、3号に替えたら食いつきやがった、ちくしょお!食らいついたって切られちゃあ元も子もねえやな!!
逃がした獲物はデカくなる、掛けたところで獲れなきゃ意味はねえ、つい数日前にも誰かが講釈たたいてたっけなー」....。
後悔しきり、ヤケのヤンパチのお浜の亭主、帰ってくるなり、お浜が仲間に愚痴をこぼした事を知り、けるや殴るの八つ当たり。
けなげなお浜、前歯を亭主に3本も折られても、早く寝かせねば、まだやられると機転をきかせ亭主をなだめて酒を注ぐ。
散々暴れて酒を飲んだお浜の亭主、連荘の夜釣りの疲れも出てアッサリと寝つき高いびき、挙句の寝言に「伊沙子---」

体を流し湯船につかると、亭主に八つ当たりされた体のアザと折れた前歯が湯に染みる。
風呂から上がり、浴衣に着替えて鏡台の前に座り鏡に照らすと、瞼は膨れ腫れあがり、前歯も折れ唇が腫れあがった無残なお浜の姿、
お浜、泣き声をこらえ絞り出す声で...「なんで、この人はこんなになってしまったんだろう、釣を覚えるまではこんな人じゃなかった、仕事帰りにゃ必ず私の好きなもの買ってきてくれた、休みの日は縁日に連れて行ってくれた、私の誕生日と結婚記念日はかならずホツペにチュッしてくれた。この人を狂わせた伊沙子が憎い」
...と、涙を流しながら黒髪に櫛を入れる.....湯にのぼせた生暖かい風とともに、引いた櫛に黒髪がずさーっと抜け落ちる....
教訓...趣味と遊びはほどほどに、奥様へのゴマスリも忘れずに
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