広島カープ考察

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2016.12.28
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カテゴリ: 野球
 『課題は打力』

 それでは今更ながら各球団のシーズンを振り返って検証してみたいと思います。
今回は降順ということで、中日ドラゴンズから始めたいと思います。
中日は落合GMにより、若返りを推進して大量に社会人選手を引き入れるも結果は出ず、今季はシーズン途中で谷繁監督が休養するなどゴタゴタもあり、やや一人沈みの最下位となりました。

 「投手編」

 チーム防御率は4位、しかしながら1~3位のチームが3点台前半に抑えているのに対し、中日は3.65とやや悪い数字となっています。
エースの役割を期待された大野は故障してフル回転できませんでしたが、制球良くGB投手らしいゴロを打たせる投球を見せて安定しており、QS率は7割近い数字を記録しており、勝ち星以上に安心して任せられる投手へとなっています。
吉見は今季復活を遂げて安定した投球を見せ、指標なども非常に良い数字を記録するなど十二分の働きを見せましたが、右ひじの影響でかつてのような獅子奮迅の活躍とはいかず、規定投球回には乗りませんでした。
他に先発投手として起用された投手として最も期待されたのが若松、昨年は独特のチェンジアップを駆使しましたが、元々それ以外では特別目立った部分もなく、スピード自体も寧ろ遅い方で慣れられたら一溜まりもなかったようで、徐々に打ち込まれる試合が増え、一軍の舞台から姿を消してしまいました。

最後に新人の小笠原は高卒一年目ながら一軍で15試合に登板、2勝と勝ち星に恵まれませんでしたが3.36と見事な投球を見せました。
しかしながら大野、吉見以外は非常に不安定な投球内容となっており、小笠原はここからまだ成長するかと思われますが、他のメンバーは球威面が致命的に悪くなっており、バルデスやジョーダンらは寧ろ本来はリリーフタイプの投手なのでは?と思うくらいであり、若松は今の状態では先発は任せにくく、駒数は足りてはいるものの質が問題となっています。

 次にリリーフ陣ですが、クローザーの田島が驚異のGB率を誇り、更に奪三振率も高いなど非常に安定したクローザーへと成長、終盤は疲労が見えましたが防御率2.44、18H、17Sと見事な活躍を見せました。
他には又吉が田島と同じく高いGB率と奪三振率で62試合に登板して防御率2.80と安定した投球を見せており、サイドハンドコンビが勝利の方程式となりそうです。
ただし、サイドハンドは非常に負担や消耗が激しく、あまりにも登板過多が続くと短命に終わってしまうので注意が必要です。
もう一人活躍したのが祖父江、広島戦で大炎上するも46試合に登板して3.14を記録しました。
制球面に課題は残りますが、GB率が田島と同じ割合を誇っており、個人的には先発に転向しても面白いのではないかと思いますが果たして。
他には岡田も高い奪三振率を誇り、57試合に登板して3.20という成績を残し、これまたサイドハンドの小川も左のワンポイントとして活躍しました。
リリーフ陣はこの5人がメインとなり、安定した投球を見せました。
質も問題なく、疲労さえ残っていなければ非常に安定したリレーが期待できそうです。

 投手陣に関してはそれほど大きな問題があったようには見えず、寧ろ小笠原のように踏ん張っていても援護してもらえずに勝ち星を拾えないというケースが多々ありました。


※ 中日の batted ballデータ です。






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最終更新日  2016.12.28 22:33:34
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