広島カープ考察

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2018.12.04
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『ケイシー・ローレンス』

 広島は新外国人左腕レグナントに続き、今度は右のケイシー・ローレンス投手の獲得を発表しました(父親が漏らしていたそうですが^^;)。
もう既に誰かが言っていますが、何やら餓狼伝説の某キャラを連想させますね^^;。
ローレンスは今年SEAに在籍して中継ぎとして11試合に登板して防御率は7.33、3Aでは主に先発として19試合に登板して7勝を挙げて防御率は3.31の成績を残しました。
巷に寄れば技巧派タイプの投手とのことで、先発として起用するのでしょうか。

 まず投球スタイルですが、最速151キロ(平均145キロ前後)と日本球界ならば速い方ですが、これまで獲得してきた外国人投手と比べると球速は控えめです。
また、主に投げているのはスライダー(35%)とシンカー(30%)が多めで、それ以降はフォーシーム(20%)やチェンジアップ(10.5%)、カーブ(4%)を投げ分けます。
ちなみにボールが全体的に沈みがちなようで、Z-MOVが最高でも直球の6.8と非常に低い数字で、殆どのボールが3~-3.1と非常に落差のあるボールを投げます。
微妙な変化で打たせて取るタイプだと思いましたが、意外と大きな曲がりの球種で勝負しているタイプなのかな?と思います。

ちなみにバリントンも同様にボールが全体的に大きく沈むタイプのボールを操るタイプですが、ローレンスはそれ以上に沈んでいます。

 それでは奪三振率ですが、これまでは大体6.60前後で推移していましたが、近年は2017年のMLBでは8.46、2018年の3Aでは8.17と1イニングに1個というわけではありませんが、まずまず高い奪三振率を記録するようになっています。
その兆候として2017年の3Aでは6.42ですが、K%は18%と2017年のMLBのK%や2018年の3AでのK%はそれぞれ19.7%、22.1%と順調に上昇しているようです。
与四球率は3Aでは今年何と1.19と非常に良い数字を記録しており、昨年まででも1点台の年が非常に多く、制球は非常に良いようですね。
ただし、MLBでは3.86、4.07という数字となっています。

 最後に球威とbatted ballですが、基本的に投球回数とほぼ同数の被安打数となっており、被本塁打率も1.00前後で推移しており、あまり球威はないタイプなのかなと感じます。
次にbatted ballですが、これまではGB%が50%弱を記録している年が多いですが今年はそれほどゴロを打たせる割合が下がっていますが、基本的に沈みがちのボールを操る投手なので日本打者ならば更にゴロを打たせられるのではないでしょうか。

 基本的にはバリントンのように打たせて取るタイプのようですが、近年は同時に三振も奪えるようになってきたのかなという印象を持ちます。
制球も良い上にゴロも打たせることができると数字上はかなり期待できそうな印象を持ちます。
近年、微妙な変化でゴロを打たせて取る投手が増えてきたことによって日本人打者も徐々に慣れてきた感がありますが、よくよく考えるとよく曲がるMLBのボールからあまり曲がりにくくなる日本のボールになることによって通じない投手が多かったように思います。
現に2年間在籍した黒田博樹氏でさえ、MLB時代の曲がりに比べると随分小さくなっていたのを思い出させますね。


選手評価:A(バリントン以上の活躍を)





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最終更新日  2018.12.04 22:46:23
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