広島カープ考察

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2019.01.16
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『長井良太』

 今回は長井投手について見ていきたいと思います。
長井は2016年ドラフト6巡目で入団したばかりの投手ですが、昨季は二年目にして早くも5月に一軍へ昇格、ただそれ以降はやや精彩を欠いてシーズンを終えました。
それでも昨季の最速154キロは日本人投手に限定すると岡田に次いでチーム2位の記録、スピードボールが自慢の右投手です。

 まず奪三振率ですが、昨季は一軍では3.1回を投げて一つも三振を奪えず、二軍では32.1回を投げて23奪三振で6.40と低い数字となっています。
一昨年は21回を投げて23奪三振で9.86だったのですが一気に数字が下がっています。
少し詳細を見てみますと、4月までは12.2回を投げて13奪三振を記録していたのですが、5月以降は19.2回を投げて10奪三振と、どうも一軍昇格を境に悪くなってしまっています。
これはかつて2014年に高橋大樹が猛打を奮っていた際に一軍に昇格したもののさっぱり打てず、その後二軍でも精彩を欠いてしまったのと同じような印象を受けます。
次に与四死球率ですが、一軍では3.1回を投げて5四球、二軍では32.1回を投げて11四球で、与四死球率は3.06と一昨年の8.14から大幅に改善されています。


 最後に少ないですがbatted ballを見てみますと、4GB:3FB:3LD:3IFFB:1HRで、FB%が50%、LD%が21%となっており、やはり剛腕タイプらしくFB投手ではないかなと思われます。
しかしながら球威面は被IsoPが.285ととてつもなく高い数字を記録しており、現に被安打も3.1回を投げて4安打(1本塁打)、二軍でも32.1回を投げて28安打と154キロを計測する剛腕の割には案外ヒットが多いことが窺えます。
ちなみに一昨年は21回を投げて30安打とやはり多い傾向にあります。
最後に球種を見ていきますと、投球の7割が直球、フォーク、スライダーと続き、時折カーブを織り交ぜる投球となっています。
しかしながら変化球は空振り率がかなり低く、直球は打ち返されています。

 開幕の滑り出しは素晴らしいものがあったものの、一軍に昇格して打ち込まれてしまったことが災いして自信喪失してしまったか、明らかに歯車が狂ってしまった格好となりました。
秋季キャンプでもゆったりしたフォームに修正中だったとはいえ142キロ程しか計測していなかったという情報が入っており、高橋昂同様に歯車が狂ったままで昨年を終えた格好です。
当然ながらまずは立て直しから始めたいところで、一軍云々の状態ではないかなと感じます。
昔から書いていたことですが、 ドラフト下位指名入団の選手は元々数年間かけて育成することを前提として獲得しているはずであり、予想外にちょっと良いからと言ってすぐに一軍に昇格させるようなことは避けた方が良いように思います
昨季ブレイクしたアドゥワにしてもかなり腕も細く、全然体が出来上がっていないことを窺わせ、やはり個人的にはあのような起用ではなく、二軍でしっかりと育成した方が個人的には良かったように思うのですが…。

投球内容が一軍昇格前と後では段違いなだけに、尚更強く思ってしまいます。





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最終更新日  2019.01.16 21:59:39
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