広島カープ考察

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2022.01.14
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『林晃汰』

 本日は林内野手について見ていきたいと思います。
昨季は集団コロナによって緊急昇格すると、与えられたチャンスを掴んでレギュラーに定着、最終的に102試合に出場して打率.266、10本塁打と二桁本塁打を達成しました。
その一方、後半戦に失速したことでOPSは.693と.700を切るなど打撃が売りの選手にしては物足りなさも残る結果となりました。

 まずミートですが、357打数93三振で3.84と最低ラインともいえる4.00を切っており、ミートは非常に低いです。
次に選球眼ですが、IsoDは.340と非常に低い数字で、小園次ぐ低さとなっており、四球は全く選ばないタイプと言えそうです。
そしてBB/Kは16四球/93三振で僅か.170、こちらは非常に低い小園よりも更に低い数字となっています。
小園の場合、ミートは高いのと足も速く、スイングも良いのである程度打率は残す余地を残しているものの、林の場合はミートも非常に低いので余程長打力が優れていなければ中々安定して結果を残すのは厳しい数字となっています。

 続いて打球内容ですが、144GB:64FB:27LD:17IFFB:10HRで、GB/FBは144GB/91FBで1.58とゴロが多くなっており、この数字は小園よりも多くなっています。

ちなみに打球別打率はそれぞれGB打率が.266、FB打率が.486、LD打率が.778となっています。
そして外野へ打球傾向ですが、レフト方向が42、センター方向が39、ライト方向が48と右投げ左打ちらしく万遍なく打球が飛んでいます。
続いて打球方向別打率ですが、レフト方向が.667、センター方向が.564、ライト方向が.813となっており、基本的には引っ張った方が打率は残っているものの、林の場合は宇草と同じくレフト方向にも打率を残せており、センター方向にもある程度率が残っているだけに、もう少しゴロを減らすことができれば案外率が残る打者になり得るかも?とも思います(宇草は全てが.700越えていましたが)。

 最後に​ 打撃フォーム ​ですが、昨季の春季キャンプではトップの形が散々なもので、スムーズにバットを出せずに三塁側のファールばかり飛んでおり、千葉ロッテとの練習試合では予めファールゾーンに近い位置に守られる屈辱も味わいました。
しかしながら現在ではある程度改善されており、バットを持つ右手側は頭の外側に張り出すようになり、ある程度はバットを振れる体勢を整えられるようになりましたが、それでもまだ少し内寄りに入り気味かな思います。
ただ以前から書いてきたのですが、やはりバットのスイング軌道が遠回りしており、はっきり言わせていただくとドアスイングの形になっています(バットを出した直後の右腕と左腕の間の形が正三角形になり、スイング中に右腕が伸びた形になっています)。
打ち終わった後の左肩も右肩と水平ぐらいの形となっており、トップの際のバットの角度もそれほと高くはなっておらず、打球はアーチを描くというよりかはライナー性の打球が多いタイプではないでしょうか。
また、この動画にて本人も触れていますが、秋季キャンプでは構えの際の右肩を修正、本人は開くようにしたと言っていますが、個人的には今までの構えが内に入れ気味だっただけで、修正後の方が内に入るのを抑えた正しい形だと思うので、そこを改善したのは良い事ではないかと思います(その証拠に新フォームは背番号が読み取れなくなっています。良く堂林が前肩を入れてしまう癖があると言われ、トップの際には背番号の数字がはっきりと見えていますね)。
次に下半身ですが、右足を踏み込む位置はインステップでもなくアウトステップでもなく、左足とほぼ同じ位置で着地させています。
そして阪神の小川から打った際の一発はやや前に出され気味ですが上茶谷や田中将大から打った際の一発はしっかりと爪先で立てています。


 打撃内容が非常に脆いので今季も同じような打撃内容だとすればスランプに陥る可能性が非常に高いと思われます。
打撃はどちらかと言えば上半身にかなりの課題を残しており、内に入れ気味の部分は秋季キャンプで改善していたようですが、それに加えて遠回りするスイング軌道をまずはどうにかしたいところで、ここの改善は必須だと思います。
現状のスイングだと低めのボールはほぼゴロになってしまい、現にゴロの割合も非常に多いものとなっていました。
新人の頃に1年目から二軍で7本塁打を打った実績があり、長打の数は25本に留まりましたがそのうちの10本が本塁打だったということも飛ばす力があることを窺わせます(それもあまり打てそうにないスイングで)。
下半身は比較的うまく使えている方だと思いますので、後は宇草同様に飛ばす力をしっかりと活かした技術を身に付けられるかが焦点となってくるのではないでしょうか。






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最終更新日  2022.01.15 01:08:10
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