広島カープ考察

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2022.01.26
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『堂林翔太』

 今回は堂林内野手についてみていきたいと思います。
一昨年は開幕スタメンに名を連ね、松山の復帰以降は久々に三塁手としてプレーするなど規定打席に到達して14本塁打を記録するなどカムバック賞と呼べる活躍を見せました。
しかしながら左足を負傷以降は冴えなくなり、昨季は全く打てずに逆戻り、43試合の出場で打率.190、本塁打は1本も打てずにシーズンを終えました。

 まずミートですが、137打数34三振で4.03とやや低めの数字となっています。
そして選球眼はIsoDが.023と非常に低い数字となっており、BB/Kは3四球/34三振で.088とかなり酷い数字となっています。
選球眼がこれまで見てきた選手の中でワーストと言っても良いぐらい壊滅的と言えます。

 続いて打球内容ですが、48GB:32FB:10LD:12IFFBとなっており、GB/FBは1.09とほぼ同じぐらいで、ライナーを入れたら逆転します。
ちなみに打球別打率はGB打率が.208、FB打率が.250、LD打率が.800となっています。

打球方向別打率はレフト方向が.632、センター方向が.385、ライト方向が.438となっており、得意の逆方向への打撃が昨季はイマイチだったのかなという印象で、かといってレフト方向の打撃で補えているかと言われればそれも叶わず、センター方向は低い結果となっています。

 最後に​ 打撃フォーム ​ですが、一昨年の​ 打撃フォーム ​と比べてみると分かりやすいのが前肩を内側に入れすぎてしまう点にあります。
一昨年の開幕当初までは前肩を内側に入れる悪癖がある程度抑え気味にできており、現に1号本塁打の際は豪快に引っ張ってレフトスタンドの上段に突き刺しています。
しかしながら昨季は完全に背中を見せるようになってしまっており、再び悪癖が発症してしまったといえるのではないでしょうか。
ただ一昨年の形でもまだ内側に入れてしまうことがしばしばありましたが、昨季ほどではなかった上に一昨年は前足をしっかりと踏ん張り、スイングもインサイドアウトで振ることができていたので遅れてしまうことはあれどセンター~ライト方向への一発がありました。
しかしながら昨季の打撃動画を見てみるとお分かりの通り、前足は一昨年に守備の際に左足を負傷した影響が残っているのか踏ん張れておらず、スイングも前の腕が伸び気味でインサイドアウトスイングではなくなってしまいました。
これだけ悪化してしまえば成績を残せないのも頷けます。

 一昨年の復活が嘘のように大不振に陥った堂林、打撃内容も大幅に悪化してしまいましたが、技術の視点から見ていくと、大幅悪化も頷ける動作をしているのが分かりました。
まずは何故一昨年は復活することができていたのかを自分でしっかりと考えていく必要性があるのではないでしょうか。

三塁は堂林よりもほぼ一回りも若い林がレギュラーを手中にしつつあり、それも堂林と違って自身の打撃の欠点に気付いてそれを修正していこうという高い意識も持っています。
そろそろ堂林も我武者羅にやるのではなく、自身を客観的に見ていくことが求められるのではないでしょうか。






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最終更新日  2022.01.27 00:20:40
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