広島カープ考察

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2022.10.10
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『先発の駒不足深刻』

 続いては投手について見ていきたいと思います。
今季の広島投手陣の防御率は3.54とリーグ5位の成績、課題だった与四死球率が3.23と昨季よりも改善されており、ストライク先行を掲げた成果が出たと言えるのではないでしょうか。
しかしながら逆に問題となったのが被本塁打数、今季は127本とヤクルトに次いでのワースト2位という点にあります。
ヤクルトは神宮球場を本拠地としているのである意味宿命ともいえますが、どちらかと言えば投手有利のはずのマツダスタジアムを本拠地としていながら非常に一発を打たれる数が多くなっています。
特に先発投手の大瀬良が135.1回で18被本塁打、遠藤が105.1回で17被本塁打、九里が140.1回で13被本塁打、アンダーソンが70回で9被本塁打と殆どの投手が被本塁打率1.00越えとなってしまっています。
また、もう一つ問題と言えるのがリリーフ陣、ストライク先行の成果が出たと書いたもののそれは先発陣の話であり、リリーフ陣の場合は大幅な改善を見せた栗林や新人の松本を除くと軒並み制球面に不安を覗かせる投手が多く、この辺りも一つ課題となってくるでしょう。
その反面?奪三振率の高いリリーフ投手が多く、ストライク先行をリリーフ陣にも徹底させて改善することができれば一気に良化する可能性があるだけに、この秋は直球だけでなく、変化球でカウントを整えることができるようになっていきたいところです。

 個人を見ていきますと、栗林が制球力を大幅に改善させたことで投球内容が昨季よりも安定感のあるものとなりました。

ただ森浦や松本は終盤かなり無理な使われ方をしており、矢崎はどう見ても中村恭平と同じく荒削りな素材型で、同じような道を辿ってしまわないかといった懸念はあります。

 逆に先発陣が大瀬良は4月で燃え尽きてしまった印象で、それ以降は爆発炎上を繰り返すなどエースとしての役割を果たせず、九里は球速球威が落ちたことでかつてのイライラする投球に戻して崩れなくなったものの、この投球がどこまで持つのか不安な印象です(ゴロも打たせられなくなっています)。
床田が骨折で故障離脱して来季の開幕が不透明となってしまい、森下も1年目からの勤続疲労が今季はっきりと表れてしまっており、屈指の先発陣と思われた四本柱が今や危機的状況となってしまっています。
それより遠藤がストライク先行の投球で制球力に改善が見られましたが、その分奪三振率が低下して被本塁打が激増するなど課題も見られましたが、着実に成長はしているように思います。
ただ遠藤に続く若手投手が不在で、玉村が懸念通り昨季の無理な運用で今季完全に停滞、2年目の小林も故障離脱して以降音沙汰なし、森が最後に2試合の登板で結果を残すもそれ以外は皆無な状況となっています。

 今現在は一転してリリーフ陣がまずまずのメンバーが揃ったものの、逆に先発陣がかなり苦しい状況となったように思います。
そろそろ森下がパンクしてしまう兆しがあり、大瀬良も床田も全く不透明な状況となると完全に駒不足の状況となりかねず、フェニックスリーグでコルニエルを先発に配置転換させた理由も十二分に頷けるでしょう。
とにかくドラフトや外国人補強で先発投手の獲得が必須といえるのではないでしょうか。
ここ数年投手をかなり手厚く指名しているにもかかわらず、このような状況になってしまっているのはしっかりと育成できていない現場、球団体質を考えると上位では必ず即戦力投手を指名した方が良いという提言を無視して3連覇時に素材に走ったフロントの双方に責任があるでしょう。






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最終更新日  2022.10.10 23:08:27
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