貴方に噛まれた小指が痛い？！

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サワディーカー

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2004年07月21日

昨晩はトンでもハップンだった。

９時過ぎ、いつもより遅めの夕食をとった私。
当然その時間、食卓は私だけ。
とっくに食べ終わっちゃっていたばばちゃまは、ソファでくつろぎｔｉｍｅ。

４，５日前から我が家には知人から頂いた『白桃』があった。
この『白桃』ってヤツは、美味しいのだが、バナナなどの様にその場で簡単に皮を剥けば食べられる果物とは違い、食べるまでが少々面倒臭い。

「ナイフで皮を剥いて」

からでないといただけない。

その為（？）か、桃が大好きな兄上や妹も、なんとなく手を付けていなかった様子。

誰かが手にとって、食べようか食べまいか迷ったのか、いくつか既に色が変わっていた。
おまけに頂いてから数日経っていたので

【早くたべてしまわなければ】

状態。

食事が済み、桃でも食べよ～っと♪と包丁と（我が家には「果物ナイフなどという洒落たモノはございません）お皿を出して、桃の皮を剥いていたんだけど。

そういえば、『桃』ってどうやって普通切るんだろ？
我が家では、皮を包丁を使って剥き、手に桃を持ったまま外側から種に到達するまで、果肉を削ぎ落していく、という感じ。だからお皿に乗ってても不恰好。
缶詰なんかのとは大違い（笑）

とりあえず、１個剥いた。

「手が汚れたついでに（言い訳）もう１個食べちゃおかっな～？」

と、２つ目を剥こうとした。

「いやしい子ね～。。」
（イヤシイのは事実だけね、、）

とばばちゃまに言われたく無くて１個目の作業の時は堂々としてたのに、２個目の時は背を向けてキモ～チ隠す様にコソコソと作業をしていた（苦笑）

さてその２個め、皮を剥いて果肉そ削ごうとしたら、アッ！！

指まで削いじゃった。。。

と、指を押さえながらばばちゃまを呼んだ。
急いでお布巾持って来てくれて、そのお布巾で止血している私の代わりに、手を切った拍子に流し台に落っことしてそのままになっていた『２個目の桃』の作業を

「ちょっとお～　大丈夫なの？」

と言いながら、引き継いでくれた（笑）
何度かの縫い傷の経験があると、塗ったほうが良いか悪いかなんとなく判断がつく。
怪我したのは左手の小指。
『切った』というか『削いだ』って感じ。
『削いだ』けど『削ぎ落ちてない』みたいな。

３０分程押さえてたんだけど、一向に血は止まらない。
これこそまさに【大出血サービス】。
良かったよ、今日献血しなくて。貧血寸前アブナイ×２。

時間をおいても無駄と判断し、救急病院に行く事にした。
アルコールが既に入ってしまって運転出来ない役立たずの兄上が

「おう！指コレでしっかり止血しとけ」

と、新しい布巾で縛ってくれた。しかしさすが柔道家、チョット縛るにしても力が凄い。
あまり強く縛るので

「それじゃあ血が止まっちゃう～うううう」

と見上げて（彼身長１８５ｃｍなので私の目線は彼の乳首）言ったら

「血ｲ止めてんだ、バカ」

と、真顔で一言。

タクシーで病院に着き、他に患者さんもいなかったのですぐに診て頂けた。
ドクター、私の指見た途端慌てて看護士さんに

「チョット！すぐこの布巾とってあげて！！」

と、言った。

え？

と思って自分も見たら

小指紫色（＊０＊）！　壊死しちゃう壊死しちゃう！

貴方に噛まれた小指が痛い～♪なんて歌があったけど、
アイツに縛られた小指が痛い～♪（字余り）って感じ。

どうりで痛かった＆指が苦しかったハズだ（－－；）

最初の診察が終わり、形成の先生と交代し、その先生もやはり

「縫わなきゃだめですねーコレは」

と言った。

結局イッタイ麻酔を使い縫うハメに。
〆て１１針。
指がチョットしたフランケンシュタインだよ。

ドクターが塗ってる最中

「ああん！もう！細くて縫い辛い！」

って言ってたけど、ごめんなさいね、って感じ。

確かに私は指だけは！細い。小指は１号。

縫う時は面積が広い方がやり易いんだろうな～。。

とりあえず、そんなわけで、今は包帯グルグル巻き。
ちょっとだけ、家族に大事にされそう。ククク♪

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