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(写真:PowerdByCanva2021)「ときには人を頼るのもいい」(長歌)ああそれは 自分のせいだと何もかも 背負い込んでゆく気がつけば 周囲の人がお荷物の ように見えてきてちょっとした ことでもすぐにかっとなり いらついてきて爪を立て 牙をむいては 噛み付いて 見境もなく 傷つけてしまう * * * * *問題は ひとりで全部背負わないで誰かを頼ることも大切(20211001/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.10.01
(写真:PowerdByCanva2021)「つらいとき」(長歌)今月は 長かったような 気がするな長月だから 長いのかまるで洒落でも 言っている ような感じだがまるっきり ふざけているわけ でもなくて感染症の 対策で自粛が増えて 巣ごもりで生活環境 激変で強制的な テレワーク関わりなどが 疎になって触れ合いなども 無くなってそんなこんなで 今までを過ごしてきたのに 疲れ果て心が萎えて きていると感じて ふっと 気がつけばやっと九月も 終わりを迎える * * * * * * *なぜだろう 楽しい時間は早く過ぎつらい時間は長く感じる(20210930/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.30
(写真:PowerdByCanva2021)「台風がくる」(長歌)台風が 近づいている週末は 関東も荒れると情報は 流れたものの漠然と 不安を感じる台風に しっかり備え念の為 雨戸や家の 周辺も見回りをして確認を しておいたほうが いいだろうかなり勢力を 増してきて被害が広がる 心配があると言っていた 気象情報 * * * * *週末は大型台風襲来と予報が流れ不安掻き立てる(20210929/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.29
(写真:PowerdByCanva2021)「結論」(長歌)なぜここに 僕がいるのかなぜ今が その時なのかどうやって 生きていったら何をして 日々を過ごせばいいのだろう不安に明け暮れ 毎日をベルトコンベアに 乗せられて別に行きたくもない場所で気付けば既に過ごしている心はいつも工場の 工員達に いじられていろんな部品を決められた 場所へ場所へと 組み込んで出来上がってゆく 商品だこれではまるで 意思のない人形みたいに不自由で 何も出来ない 木偶の坊エスカレーターで 上り下りしているみたいに乗っかって 行ったり来たりを繰り返す自力で上がる 階段も自分で下りる 階段も最早使わなくなっているどうしようもない 怠け者理由などない 人生と意義を見いだすこともなく流れては消える 時の砂もう戻らない今過ぎた 数秒さえも 戻れはしない * * * * * * *理由やら意義なんてなくてもういいや必死で生きて 生き抜いてやる(20210928/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.28
(写真:PowerdByCanva2021)「人生半ば過ぎ」(長歌)気持ちだけ 若くしていても身なりだけ 若く見せても老いるのは 止められないけど心まで 老けてしまったら おしまいと頑張ってみる 折返しから * * * * * 五十過ぎ 時間はもとに戻らないせめて心は若くありたい (20210927/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.27
(写真:PowerdByCanva2021)「心をほぐす」(長歌)想像は 夢の彼方に心象は 眠りの底に日常は 激変なのに感情は 冷淡を装い本心は 渇望なのに賢明な 禁欲を選び均衡を 保とうとして保てぬ心 * * * * * 難しく考え過ぎて動けない凝り固まった心を解(ほぐ)そう(20220926/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.26
(写真:PowerdByCanva2021)「夢の続き」(長歌)休日の 朝は眠気で いっぱいで冷たい水で 顔を洗い きれいさっぱり新鮮な 空気をいっぱい 吸い込んで背筋をしゃんと 伸ばしたらゆうべの涙も 何処へやらすっかり全部 消え去ってまっしろしろの 朝で嬉しい * * * * * 最初から描き直そう 諦めず夢の続きは まだ終わらない(20210925/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.25
(写真:PowerdByCanva2021)「出直す勇気」しかたがないって こともあるどうにもならない こともあるあきらめようって ことだってある。でも そこが 本当の意味で 始まりと知っている人は 意外に少ない僕だって そう簡単には わりきれない切り替えだって たやすくはないそれでもねやってみたいって 思うことやらずにすませられないことやるべきだって 感じることまた そこからやり方を しっかり考えて対策をばっちり練ってみて自信を持って続けようって一から出直す勇気を持とう(20210924/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.24
(写真:PowerdByCanva2021)「月と好きと君と僕と」「月は好き?」って聞いたなら「ええ、好きよ。」って君は答えた(月に「好き。」って心の中で呟いてみたら 月が「好き。」って囁いた)「君が好き。」って言ってみたら「ありがとう。」って君は答えたけれど本当は「私もよ。」って言ってほしかった(20210923/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.23
(写真:PowerdByCanva2021)「朝の風景」(短詩)透き通って 今にも消えてしまいそうな小鳥の群れの幻影が 乱れ舞う朝(20210922/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.22
(写真:PowerdByCanva2021)「独酌」(漢詩的風景)僕は漂う 夕焼けの海そして ただ酔う 一杯の酒まだ宵の入りこれから星が 少しずつはっきりと 現れて空いっぱいに なっていくだろう誰にもそれは 止められはしないそして一杯 もう一杯と僕は ただ酔うそしてまた飲む夕焼けの空を 眺め一杯 もう一杯とそれも 誰にも 止められはしない(20210921/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.21
(写真:PowerdByCanva2021)「秋の空」風は爽やか 光は長閑君はいささか 秋の空ことば巧みで 想いは虚ろ女心と 何とやら * * * * *台風一過の晴れの日に特に何処にも出かけずに部屋にこもって歌作りとは体が鈍ってしょうがない外じゃ蝉やら鳥たちが自由気ままに鳴いているように聞こえるが彼らとて必死で生きているに違いないそれに比べて自分はと言えば冴えない毎日を繰り返すだけの生活にほとほと飽きてしまっているいつになったらある程度でもいいから自由に歩けるか誰か知ってる人でもいたら教えて欲しいものじゃいなァ * * * * *風は爽やか 光は長閑君は気づかぬ 素振りしてことば巧みで 想いは虚ろ見えぬ心は 秋の空 (20210920/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.20
(写真:PowerdByCanva2021)「早生の蜜柑」(長歌)秋口の 早生の蜜柑が店頭に 並び始めるまだ青と 黄色の混ざった 未熟さを自分と比べ 似ていると歌の程度を 省みて思わず笑う 青果の市場 * * * * *詠えども歌の程度は早生蜜柑味はともかく未熟は未熟(20210919/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.19
(写真:PowerdByCanva2021)「あかり」(長歌)暗闇で見つめる あかりぼんやりと 浮かぶ面影目に浮かぶ想い出の日々心だけ 追いかけていく空蝉のような体を 夜に残して* * * * *目に浮かぶ想い出の日々を懐かしむ君は今でも覚えていますか(20210918/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.18
(写真:PowerdByCanva2021)「時の三原色」窓が 滲んだ 黒褐色からオフホワイトの 明るい光できれいさっぱり 洗われて 朝という時が訪れる珈琲のいい匂いと 長閑なアイボリー色にふんわりと 包まれながら微睡みの中で 見る白昼夢暮れていく空の色街の灯がぽつぽつと浮かび上がり闇色の帳がすべてを包む頃 夜の景色がやってくる (20210917/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.17
(写真:PowerdByCanva2021)「思う夢・考える夢」『今のお風呂の お湯の加減は 入られないほど 熱くなければ 冷たいのよりは温かいほうが おそらく気持ちいいに違いない だんだん暑さも和らいで 秋の気配が強くなり 朝夕めっきり冷え込んで 暖房なんかが必要になり 冷えは健康の大敵と 体の外から中からと 温かくしていたいというもの 心も体も温めて ちゃんと栄養を摂ったなら ゆっくり夜は寝るようにしたい その先の冬に備えておこう』そんなふうに思うという平凡で幸せな気分になれる夢を見た(20210916/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.16
(写真:PowerdByCanva2021)「ひみいりい」日の入り見ている ひみいりい久々に見た夕焼けは 火のように赤く見えるでしょう 薄く縫う靴 うくすつぬ うまく出来たね ありがとう 詩(うた)をお礼に贈りましょう 風力が緩む ふむゆるう 舟を お池に浮かべたら 二人で漕いで行きましょう (20210915/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.15
(写真:PowerdByCanva2021)「らりるれろ」やれやれ 眠いな らりらりら微かに こおろぎ りりりりりわけも わからず るらるらる脳ミソ ふらふら れろれろれしばらく 眠ろう ろりろりろ詩とは 言えぬか らりるれろ(20210914/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.14
(写真:PowerdByCanva2021)「順番は大事」一週間の はじまりは日曜日?それとも ふつうに月曜日?どっちだって まあ いいかでも僕は強いて言うなら金曜日がいい「えっ?なんで?」って聞こえてきそうだって そうなら楽しいじゃない一週間が はじまって次の日が もう休みだなんて「おわり」が「はじまり」なんて かっこいい日曜日から はじまるのもけっして悪くないんだけれど次の日が すぐに月曜日という切り替えがうまく出来ない気がして…じゃあ それならば月曜日から はじまることにしたらどう?でも でも それって ふつう過ぎてちっとも面白くないじゃないだから いっそ金曜はじまりにしてみたらいいんじゃないかって思うんだ名案だとは思わないか?でも でも よくよく考えてみたら一週間が七日あるのはどっちにしたって変わらないから別に休みが増えたり減ったりそういうわけでは ないのだから本当は何も変わらない?いや いや それでも順番は大事日月火水木金土月火水木金土日金土日月火水木ほら ほら 順番大事でしょ曜日も踊りも歌も生活も順番・リズムは とっても大事(20210913/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.13
(写真:PowerdByCanva2021)「ありきたりだけど」相手から「ありがとう」って言われたらふっと やんわり空気が和むあいつから「ごめんなさい」と言われたらすっと 怒りが何処かに消えたあなたから「どうしたの」って聞かれたらほっと 心があたたかくなったあの人に「愛してる」って言われたら熱い涙がこみ上げてきたあぁ「いつもありがとう」って心から優しくなれる言葉の不思議(20210912/私之若夜=しのわかや)※これは以前に投稿した記事の再掲です。
2024.09.12
(写真:PowerdByCanva2021)「二百二十日(にひゃくはつか)」日中の日差しも低く差し込んで部屋の奥まで光が届く白露過ぎ二百二十日のこの頃は田の稲の花が咲く時季になる台風が近づいていると言っていたが田圃の稲の被害を憂う久々の風も清かな秋晴れを有り難く思う間もないほどに(20210911/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.11
(写真:PowerdByCanva2021)「一緒に生きる」僕の悲しみを笑う誰かがいても僕の失敗や失態が生む残響を聞いて喜ぶ誰かがいても君にだけ僕の本心が伝わりさえすればそれでいい僕の喜びや楽しみを誰かが嘲笑したとしても僕の成功や達成感を誰かが侮蔑したとしてもたとえ他には理解されなくてもたった一人の君だけが横に座っていてくれたなら…すべての人と一緒に生きていくってそういうことだろう?違うかいああ 別に全部わかってほしいとはこれっぽっちも思わないけどね(20210910/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.10
(写真:PowerdByCanva2021)「帳面」(長歌)薄っぺらの 三十ニ枚の頁では想いのかけらも残せない十四しかない行数で何を綴ればいいのだろう書き留められることなんてたかが知れてるものだろう書いて伝えたいことだってたぶんそれほど伝わらないそれでも安い帳面になにか書かずにいられずにこうして短い言の葉を性懲りもなく書き続けている * * * * *書かずとも伝わる思いもあるものを書いても何故か伝わらないもの(20210909/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.09
(写真:PowerdByCanva2021)「もっとずっと」明日はきっと 優しくしよう昨日よりちょっと 優しくなろう素敵な君に 優しくしよう大切な君と 心通わせて明日はもっと 素直になろう昨日よりちょっと 素直になろう愛しい気持ち 素直に言おう大好きな君を ずっと愛そう(20210908/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.08
(写真:PowerdByCanva2021)「グレーな空」天気予報の お兄さんやお姉さんなんかの話では今日の午前は晴れるって聞いていたけど曇ってる「洗濯物を干すのなら 午前のうちに干しましょう」「午後は曇りで乾きません」「早めに干すよう心がけましょう」って 朝 そんなことを言っていたよねあれは いったい なんだったの全然 明るくならない空が全然 お日様が 出てない空が僕までグレーな気持ちにさせる人にあたっても仕方ないけどね(20210907/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.07
(写真:PowerdByCanva2021)「因果律」日曜日 ちょっと肩が痛かったので横になって休んだ床の上では冷えるので下に座布団を敷いた頭が少し低いので枕を持ってきてもらった気持ちよくなってしまったので そのまま眠り込んでしまった多分疲れが溜まっていたので二時間ほど目が覚めなかっただが よく眠ったので寝覚めはすっきりとした気分だった行動や結果には理由や原因が必要らしいので接続助詞の「ので」で繋げた文にしたこれはあまりにも詩らしくないので読んでいる人が首を傾げてしまったこれ以上書き続けるのはつらいので終わりにすることにした(20210906/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.06
(写真:PowerdByCanva2021)「時間」水滴が一定のリズムで落ちる間隔を時間と呼んだのが始まりだろうか。東の水平線に太陽が顔を出してから西に沈んで、次に再び現れるまでの間隔を1日と呼んだのが始まりなのだろうか。いやそれは間違いで、太陽が南中してから次の日の南中までを24時間としたのが始まりなのか。本当は時間なんて一律には流れていなくて壁時計で計れる時間と自分の体内時計のリズムは全く別物なんじゃないか。それで状況によって時間を長く感じたり短く感じたりするんじゃないのか。暦なんてものがあるけど一年間は12か月で365日だなんてずっと続いていけば4年間で1日足りなくなるようなズレが出るなんてもっともらしく当たり前に言っていることが単純につじつまを合わせるための手続きであって本当は大した意味も持たないことだったらどうしよう。空間には長さや広さや体積がある。物質には重さや濃さ・密度や固さ温度などがあり、当然、長さや広さ、体積もある。ところがどうだ、時間には時計で計る長さしか無い。長さと言っても、距離とは違う。一定のリズムで動く物体のリズムの間隔何個分で表すだけしかすべがない。でもね、これだけは言える。僕が生まれたときに、僕の時間は始まって多分、一生を終える時に、それは終わるんだ。それ以外の時間は、その前も後も僕には知る由がないってこと。(20210905/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.05
(写真:PowerdByCanva2022)「鍾乳洞A」此処はある洞窟の中立って歩くことができないほど次第に狭くなっていく先へ進めば進むほど奥の方から水の流れるような音が聞こえてくるまだまだ先へ進めるのかヘッドライトの灯りを頼りにおそるおそる前進する時々、見たこともない虫やそれを追うように飛んでいるコウモリの気配が感じられるいつになったら目的地に着くんだ?今 私はどこにいるんだ?不安とさみしさが不意に私を襲う仰向けに脚から狭い穴をくぐり抜けるとそこは意外に広い場所天井もかなり高くなっている石灰でできた筍が下から上へ突き出している天井からは石のつららもこんな地面の中にこんな洞窟の中に自然が作り出した大広間いかに自分が何も知らずに生きていて知らない別世界が当たり前に隣り合わせに存在しているのかその無知をまるで教えてくれているかのように鍾乳洞は、そこにあった確かに存在していた(20220904/私之若夜=しのわかや)※この詩は 鍾乳洞を案内付きで 見学(探検?)した時の 実体験に基づいたものです(笑)
2024.09.04
(写真:PowerdByCanva2021)「あかさたな」赤い花咲いた あかさたなあなたの傘の下ならば 雨でも 安心していられそう 破魔矢 藁しべ はまやらわ 浜風和らぐ松林 激しい風でも大丈夫そう 生き死に散って いきしちに 生きとし 生けるものたちに 命感じて いられそう (20210903/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.03
(写真:PowerdByCanva2021)「努力の必要性」自分の思い通りにいかないことのほうが多いように感じたり順調に進んでよかったなあなんて時々思ったりどちらも本当は自分の想いとはあまり関係のない所で物事が運ばれていてたまたまそれが自分の期待と外れていたり当たっていたりするだけなんじゃないかってそんなことを考えてみた。そうすると努力って一体必要なのかってことになる?何もかも「運任せ・人任せ」で自分の意志なんてどうでもいいのか?いやそれは違うだろう。結果を出すには何かしなければならないし何もしなければ良否に関係なく結果は出ない。たとえ努力と結果の良し悪しが関係がないにしても努力なしには結果は出ない。何もしなければ何も起こらないし何も変わらない。だから努力は必要だ。大なり小なり何かを常にしたほうがいい。そして果報は寝て待てではないがくよくよ考えずに他をするか疲れたならば無理せず休もう。そんな結論を導いてみた。(20210902/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.02
(写真:PowerdByCanva2021)「秋の夜」さっきまで 鳴いていたこおろぎの こえが止みひとしきり 鳴いていた きりぎりすそれもまた 鳴き止んで一瞬の 静寂(しじま)まで 消え去って僕だけを 置いてゆく 秋の夜(20210901/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.09.01
(写真:PowerdByCanva2021)「幸せ」生きていて くれたなら元気でさえ いてくれたならそれだけで いいって思える 存在があなたには ありますかあったら それは 幸せです(20210831/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.31
(写真:PowerdByCanva2021)「入道雲とヘリコプター」何もない 青空をヘリコプターが 音を立て飛ぶその影で 黙々ともくもくもくと 入道雲が音も立てずに 湧き上がってるヘリコプターが 入道雲に突き刺さることは ないけれど空をバックに 低く低くと入道雲の すぐ前をバタバタバタと プロペラで空気を叩いて 通り過ぎていく何もない 青空をヘリコプターが 音を立て行くその上へ ずんずんとずんずんずんと 入道雲が音も立てずに 伸び上がっていくヘリコプターが 入道雲に飲み込まれたりは しないけど雲を後目に バタバタバタと空気を叩いて さらに飛んでいくバタバタバタと プロペラで空気を叩いて 通り過ぎていく今年の夏も宿題一つ僕の心に置き去りにして(20210830/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.30
(写真:PowerdByCanva2021)「迷路」迷路って 上から見るから 遊びであって実際に 中に入れば 脱出劇でのんびりと 楽しんでなんて いられないはず迷路って 全部の道が 見えているから ああでもない こうでもないと 考えられるでも一旦 中に入れば 他人事でなく冷静に 考えるなんて できはしないはず迷路って 行き止まりなら すぐに戻ってもう一度 やり直すなんて 容易いけれど本当の 道に迷ったら 戻るのも苦労迷路って クイズやなぞなぞ パズルのように予め 出口の答えが 用意されていて実際の 道と違って始まりと 終わりがあるから 心配要らない迷路って…心配も 悩みも要らず 安気して遊び感覚で 楽しめばいいし 考えればいい(20210829/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.29
(写真:PowerdByCanva2021)「夢と分かっても」気がつけば全く知らない路地裏にひとり ぼおっと 立っていた* * * * *こんな日は別の世界に迷い込む というわけの分からぬ夢をよく見る* * * *ただの まやかし夢の途中で夢だと気づき騙されたふりで夢を見続けそんなまやかしを楽しんでいる我ながら悪趣味だ* * *知らない町はどこかしら 知っている町に似ているような 場所や風景が時折出てきて出会う人物や建物も過去の自分の記憶が作った似ても似つかぬ お粗末なもの* *夢は僕に何を訴え一体どうしろというんだろうか*腕組みをして悩む格好の ままで目覚める滑稽な朝(20210828/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.28
(写真:PowerdByCanva2021)「迷宮」もう既に 迷い込んでいる出口のない閉じられた世界 そこは迷宮誰の目からも 理解されず誰の感性にも 受け入れられず何の見栄えも しなければ何の取り柄もなく ただ生きているいったい僕は何処から生まれて何処へ還って行くんだろうこの世に生まれた意味など分からず知ろうと探れば答えなど無くとんだ骨折り損だと分かった 今となってはもう手遅れか? 人生半ばは 多分過ぎている自分から 望むわけもなく 迷い込みそして外へと 吐き出された今――― * * * * * * *―――人生を賢明に そして懸命に生きたい君へ―――生きることには理由はない生まれたことに意味はない理由も意味もない人生を意味づけするのは自分自身だだからこの際 思い切りどうせやるなら大いに派手にやりたいようにやろうじゃないか自分の命の続く限り 決して悔いの残らぬようにそして笑って 最期を迎えることができたら 幸せだ今からだって遅くはないそんなふうに僕は思ってる(20210827/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.27
(写真:PowerdByCanva2021)「薔薇をあなたに」薔薇をあなたに あげたくて花をあなたに 届けたくて近くの花屋で買ってきた薔薇を大事に持って行ったでもそこに あなたはいなくて僕よりも一足早く帰省して部屋は もぬけの殻だったどうしよう宅急便で送ろうかついでに僕も箱に詰めようか馬鹿なことをつぶやいてそれで寂しさを誤魔化していたそしてやっぱり あの薔薇は残された 僕の小部屋の テーブルで暫くしたら散ってしまったそれきり あなたに逢うことはなく電話番号も変わってしまい連絡つかないまま あれから何年たった ことだろう薔薇は散ってしまったけれどもあの時 伝えたかった気持ちは今もこれからも変わりはしないたとえ あなたと 再び会ってもいまさら伝えることはないけどね(20210826/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.26
(写真:PowerdByCanva2021)「短歌」一年前 あなたは僕にこう聞いた「なぜ歌を詠い続けるのか」と詠うのに楽しさ以外の根拠などありはしないと思えるのだがあらためてそこで考えてみたものの言葉で上手く説明できない五七五七七にのせて詠ったらきっとあなたも分かるだろうけどあなたにはどうも その気は 無いらしい ―――僕らは二本の平行な線(20210825/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.25
(写真:PowerdByCanva2021)「ことばのキャッチボール」暑いねえ 暑いですねえなんですねえ なんですかねえ夏ですねえ そうですねえそうなんですか そうなんですよ相槌を打つ ことばのやりとり特に思惑なんかないお互いの 存在確認 生存確認おはようさん ああおはよう上がってお茶でも 気を使わんでいい天気だね 精が出ますね調子はどうですか お陰様で挨拶を交わす ことばのやりとりお互いの 存在確認 生存確認深い意味など 当然ないでも大事 当たり前だけど とても大事だ(20210824/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.24
(写真:PowerdByCanva2021)「小さな花束」人にあげたら あげたぶんだけ幸せになれる ことばのブーケ結婚式の ブーケトスほど派手なイベントではないけれど日常的に 誰もが出来ることばのブーケの プレゼントもらった人は もちろんのこと人にあげたら あげたぶんだけ今よりずっと あなた自身も幸せになれる ことばのブーケことばのブーケ あげたい人はいますか それとも 今からですか (20210823/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.23
(写真:PowerdByCanva2021)「処暑」明日は二十四節気処暑で此処をすぎれば 少しずつ秋が近くなり 暑さも和らぎ…とは言うものの まだまだ夏は未練を残して 留まっている麦わら帽子は夏の彼方に風に飛ばされ消えてった朝夕鳴いていたひぐらしの声もどこかへ消え去ったとはいうものの まだまだ蝉も諦めきれずに 昼間は鳴いてる夏だなあ まだ夏なんだなあ秋はそこまで来ているようだが中々 夏は席を譲らずまだまだ此処に居座っている(20210822/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.22
(写真:PowerdByCanva2021)「詩論Ⅰ(NO.53)」忘れ得ぬ 彼の言葉は須らく 心に刺さり深々と 心に沁みて 我が身となりぬ * * * * * * * 誰かに言われた言葉の欠片が妙にきらきらし過ぎていたり何故かしら色めいていたりして心に留まる時間が長いと「ああ これが詩なんだな」 などと勝手に思ってしまう そんな自分が今の自分だ何かが伝えようとしているわけでもないのに伝わってくるメッセージなどが感じられたら言葉が浮かんできたならば「ああ これも 詩なんだな」 などと つくづく思ってしまう そんな自分も やはり自分だとりとめのない 悲しみや怒りや 優しさや 喜びが 溢れ出してきて心から こぼれ落ちてくる感情が奏でる音や 描く軌跡「ああ これこそが 詩なんだな」 などと確かに感じ入っている気付けば自分も また「詩」なんだなと思う(20210821/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.21
(写真:PowerdByCanva2021)「日差しとそれを遮るものと」光は反射も干渉もする夏の日差しも まさに然り * * * * * * * * *膨大なデータベースの言葉の海に検索の網を投げては手繰り寄せ手当たりしだいに お目当てのものを漁り並べ立て「召し上がれ」などと 詩人を気取った者も出てきてる一昔前のダダイストを彷彿とさせてみたいのだろうかシュールな現実逃避を纏いアプリの作った言葉の羅列をアーティストよろしくネットにアップし平然と「私は詩人で御座います」と言ってのけてる者もいるだが待てよ粘りも重さも強さもない指で弾けば壊れて飛び散るそんなものには気は止まってもなんの力も作用もないましてや光も影もない詩は光であり 影だから * * * * * * * * *三行以上 空けてしまった次の文句はもう最早 一光年も離れた場所の ほとんど別の代物だ心当たりの ある人は ぜひ反省を して欲しいそして そんな自分の行為を 大いに恥ずかしく思い給え(20210820/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.20
(写真:PowerdByCanva2021)「小径(こみち)」秘密の場所へ 行くための森には小さな 道があり獣道とか 何だとか自然に出来た 道だとかみんなが そんな ふうに言う知っては いるけど 使われない道が確かに存在していたそいつは晴れた日なんかに おいでおいでと手招きを しているように 見えることがあるそして うっかり ふらふらと 足を 踏み入れ そうになる誰かの 秘密の 遊び場であるカーティス・クリークへ続く道(20210819/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.19
(写真:PowerdByCanva2022)「まっすぐな時間」このまま まっすぐ時間が過ぎてしまって一生を終わるなんていうのはあまりにもさみしいものだからこれから 今すぐ自信がなくたって一生かけても やりたいことはあせらずに もっとやってみたらまっすぐな道まっすぐな時間それじゃ あまりにさみしいからまるで違った立ち位置曲がっている実感それこそが きっと楽しいから(2022818/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.18
(写真:PowerdByCanva2021)「貴重な晴れ間」雲の上には 太陽が見えないけれど 太陽がきっと輝いているんだろう雲の上から 見下ろせば外界の様子は 見えないが雲がひしめく 海のようだろう黒ずんだ雲でいっぱいの僕の心の 奥底の雲海のようであるだろうやがて少しずつ 雲が薄くなり外は決して晴れてはいないがミンミンゼミやアブラゼミツクツクボウシが鳴いている真夏の世界になるだろう長雨の合間に見えた ジーンズの夏の綻び(20210817/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.17
(写真:PowerdByCanva2021)「迷い」言動に 意味づけしないと不安すぎて 何も出来ないなら言動に 意味など無くても理由は後でいい 後付けでもいいやってみる?後悔だけはしないようにしたいから言えばよかった すればよかった とかでも逆に 言った後 した後になって言わなきゃよかった しなきゃよかった とか悔やんでしまうこともあるからそれで結局 迷ってしまって何も 出来なくなってしまうやめようか?自由になるために必要なことをしようか しまいか 迷ってしまい結局 不自由する破目に僕は しばしば 陥っていた最近はそんな迷いを感じた時は仕方がないので そっと静かに自分の心に問いかけてみる大方 応えはあるのだがない場合でも 暫く待てば神が教えてくれるが如くにどうすればいいか 決まってくるのだそして こうした 心の声に従っていれば間違いないとそんな ずるさが 身についてきた年をとったと いうことなのかな(20210816/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.16
(写真:PowerdByCanva2021)「祈り」止まない雨はないという明けない夜もないという誰かの詩にあるように思わず頷く 僕がいる止まない戦があるでしょう明けない闇があるでしょう世界に広く目を向けて首を傾げる 君がいる考える 次元がたとえ違っていても論法としては 間違っていても平和で 自然がいいという祈りにも似た 自明な結論(20210815/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.15
(写真:PowerdByCanva2022)「黄・緑・青」心の奥を描こうとして心の森を照らしてるあなたはまるで お日様みたいみんなの心を明るくしてる * * * * * * * しずかなことは 深いということ穏やかということは 寛大なこと情にもろいということは慈悲ということ * * * * * * *黃色の近くを描こうとして黄緑色を使っている緑の側を塗ろうとしてやっぱり 黄緑 塗っている青は、あなたの純粋さの色海の色 空の色黃、緑そして 青の三色みんな いっしょに一つになって心の色 優しい心の ピュアな色(20220814/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.14
「なくせる?」頭を掻けば 痒みは治まる? いえいえ それは なくなりません歌を歌えば 不安が消える? いやいや それは 無理でしょうそれなら僕は どうしたら痒みや不安を なくせるの?心の闇の 闇の奥そのまた奥の 奥の方そこから出てくる不快な刺激どうしたら それは なくなるのどうすれば それを なくせるの?(20220813/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2024.08.13
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