バークレー生のひとりごと

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東大生とバークレー生が書いた進路のすすめ

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2005.04.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
○注意

以下の文章なんですけど、
わざと、一流大学とそれ以外の大学の差は、
歴然としてるよ!!!
だから、一流大学に行かなきゃダメなんだよ!!
っていう、気取ったインテリ学生風に書きましたが、
本当は、そんな事これっぽっちも思ってません。

最初にこう書いておいて、
ブログが進むにつれて、実は、僕こう思ってたんです!!!


でも、ブログの長期的な構成が
これをはじめに書いた時は、
これっぽっちも出来ていなかったのと、
予想外の反響があったもので、
ちょっと訂正するタイミングを逃してしまいました。

ですが、ある程度、
自分の中で、ブログの構成が見えてきましたので、
今の予定では、第4回か第5回に、
番外編として、
詳しく僕の真意を説明させてもらうつもりです。
ですから、


でも、この文章、
誰が読んだとしても、嫌な奴に見えますね~(笑)

僕、そんなインテリ系ではなくて、
むしろ、お笑い系なんで、
ひかないで、引き続き日記のほう読んで下さいね。



「エリート」という言葉は、
どのように定義することができるのでしょうか。

有名私立高校や地方の名門公立高校を卒業し、
東京大学をはじめとした一流大学に入学。
卒業後は、一流企業に就職するか、
政治家や官僚への道を邁進する。
これは、誰しもが想像するエリートの典型像でしょう。

日本の大学では、大学に入学するという事が、
すなわち卒業出来るということを意味するわけですから、
一流大学合格に向けて、
高校生が必死になって受験勉強をするのも納得がいきます。
なぜなら、これまでの日本では、一流大学に入ることで、
その人の人生は安泰なものになると保障されてきたわけですから。

しかし、これらの神話は完全に崩れ去ったわけです。

現在の就職戦線においては、東大卒の学生と言えども、
その人が望むような企業に容易に就職できるわけではないし、
そもそも東大卒という学歴は、
あなたの過去の栄光を証明するものではあったとしても、
あなたの未来を保障するものではなくなりました。
日本の社会も、ようやく本質的な変革がはじまったわけです。

では、東京大学に進学する魅力はなくなったのか。

そんな事は全くありません。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、
東京大学は、依然として東京大学です。

マスコミが、東大生の学力が下がったと騒ごうが、
東大生の就職率が他大学に比べて悪くなったと非難しようが、
もし、あなたが大学受験生で、
仮に100%東大に入るチャンスがあるとするならば、
もし、あなたが親の立場で、
仮に100%自分の子供が東大に入るチャンスがあるとするならば、
あなたは何と答えるでしょうか。

間違いなく、東京大学に進学すると即答するでしょう。

世の中を生き抜くことが難しくなったのは、
何も東大生だけに課せられた宿命ではないのです。
その厳しい現実は、
すべての大学を卒業した人間に課せられるわけなのですから。

キレイごとを並べて、
東大に進学することを否定する事には、
何の意味もないと私は思っています。
なぜなら、どれだけ世の中の流れが変わろうとも、
高学歴神話は、世の中から消え去る事はないのですから。

では、なぜこの高学歴神話はなくならないのか。

その理由は、この高学歴神話というものが、
ある意味では偽なのですが、
またある意味では真であることに起因していると私は思います。

昔のように、一流大学を卒業したからといって、
あなたの人生が、一生保障されることはまずあり得ません。
そういう意味では偽だと言えます。

しかし一方で、
多くの子供たちが受験戦争に飲み込まれ、
受験勉強を通じて個人の能力を高め、
その中でもさらに優秀な学生たちが、
壊れかかっている高学歴神話に基づいて、
一流大学に集まってくるわけです。

つまり、高学歴神話は崩壊寸前の状態にあるとは言え、
社会で成功を収める確率の高い優秀な人間が、
その崩壊寸前の神話を頼りに、
一流大学に集まってくるわけですから、
この一流大学からは、結果的に、社会で成功する人間の輩出率が、
他大学に比べて高くなるわけです。

そして、一流大学への
この優秀な人材の供給と輩出の安定的なバランスが、
日本の高学歴神話の崩壊を寸前で食い止めているわけで、
このような意味において、高学歴神話は真となりえるのです。

そして、これは日本に限ったことではありません。
私が住んでいるアメリカでも、全く同じ事が言えます。
一流大学を卒業することは、
その人の人生を保障することにはなりません。
しかし、優秀な人材は、すべからく、
優秀な大学、すなわち、一流大学に集まってくるのです。

確かに、一流大学とそうでない大学との差は、
様々なレベルで見ることが出来るでしょう。
社会での知名度、研究費や研究施設の差、
教授陣の差・・・・・・などなど、挙げ出せばキリがありません。

しかし、大学の学部レベル(大学院は除く)において、
アメリカでも日本でも、
一流大学と、それ以外の大学との圧倒的な差は、
先ほどから述べているように、
「学生の質」の差にあると私は思います。

そして、この差こそが、
これから考えていく国際的なエリート論の上で、
重要なポイントを占めてくるわけです。

では、続きは次回に。





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Last updated  2005.04.24 19:16:09
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