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東大生とバークレー生が書いた進路のすすめ

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2005.06.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ほぼ一ヶ月ぶりのブログです。

実は、試験が終わったあと、
日本に帰ってきてたんですよ。
いや~、相変わらずあわただしい日々でしたけど、
すっごく楽しむことが出来ました。
うん、大満足のバケーションでした!!

まあ、あえて言うなら、
もうちょっと寝たかったかなあ~と・・・・・・(笑)
まあでも楽しかったから、よしとしましょう。


空港に降りたった2時間後から、
さっそくバークレーで夏学期の授業です。

う~ん、来週から、
またまたハードな日々だ~・・・・・・。


さて、この一ヶ月の間。
6割ぐらいは遊びほうけておりましたが、
あとの4割は、本を読んだり、
普段は出来ない勉強をしておりました。

今回は、特に教育関係の本に的を絞って、
かなりたくさんの本に目を通しましたし、
友人や知人の方々に紹介していただいて、

お話しする機会を頂きました。

自分が気がついていないことや
知らなかったことなどを色々と学ばせてもらって
本当に勉強なりました。


そして、あらためて気がついた

今日は、その中でも、
みなさんにぜひ考えていただきたい質問を
2つほどあげようと思います。

その2つの質問とは、
下に挙げた二つの質問です。

”なぜ勉強しなければならないのか?”
”なぜ大学へ行かなければならないのか?”

以前にも、
このブログの中で一度取り上げた事があるんですけど、
たぶん、当たり前すぎて、
ほとんどの人が真剣に考えた事がない質問だと思うんです。
でも、これらの質問って、
考えれば考えるほど、
教育を考える上での本質を表していると思うんです。

実際、これらの質問に対して、
”中学生や高校生が納得出来る答え”を見つけようと思うと、
めちゃくちゃ難しいわけです。
(まあ、完璧な答えなんてないわけですが・・・・・・)

学問的な答えや、
オトナ的なうわべの答えじゃなくて、
中高生が、
”あっ、そっか~。だから、勉強は大事なんだー”
”よし、僕もしっかり勉強して、大学に行こう!!”

こう言わせる答えを提示することは、
メチャメチャ難しいはずです。


ちなみに、参考までに、
学者の先生の一意見を参照したいと思われる方は、
齋藤孝さんが書いた
「勉強のチカラ!」という本を読んでください。
”なぜ勉強しなければならないのか?”
という学生の声にこたえるべく書かれた本だと思います。
面白いと思うし、
僕もついつい買ってしまいました。

でも、結論から言うと、
これを読んでも、多くの中高生は、
おそらく、勉強するという意味を
”本当の意味”で、理解することはないでしょう。
”ウワベ”で理解をすることは出来てもね・・・・。

ちなみに、この本を読んだ後に、
”なるほどな~、齋藤先生ってすごいなあー”
って、圧倒されてしまったオトナの人は、
完全に思考が停止してますよ。
確かにスゴイことはスゴイですが、
文面にだまされちゃあいけません。

この本を自分の子供に読ませれば、
自分の子供が、今までの姿勢から変化して
勉強するようになると思ってしまった方は、
今すぐ、
この本を子供に読ませて、その反応を見てみてください。
その思いが幻想だと気づくはずです。

(注意)
ただ、頭の良い中高生は、理解する事が出来ると思うし、
そういう子供たちにとっては、
すごい良書だと思うので、一度お試しください。


さて、話を戻しまして、
皆さんなら、どう答えられますか。

皆さんの意見をお伺いしたいんで、
出来ればコメントとして、意見を書いてください!!
まあ、字数制限があるので、
書きにくいかもしれませんが、
色々と意見を交換をしていきましょう。


ちなみに、僕の場合は、
”幸せな人生とは何か”
というレベルから考え始めました。
たぶん、”勉強”や”大学”というありふれた物を、
いかに大きな次元で位置づけてあげるか。
それがポイントだと思いましたので。

ただ、これも、哲学的な意味合いではなくて、
中高生が聞いたときに、
”あっ、なるほど、それが幸せな人生か”
って言ってもらえるようなレベルの議論です。


難しい議論は一切抜きにして、
中高生が納得出来るレベルで議論を深めていきましょう。


P.S. 僕と同じような意見を
村上龍さんが言ってらっしゃって驚きました。
この人の意見は、かなり核心をついていますね。





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Last updated  2005.06.18 01:43:10
コメント(26) | コメントを書く


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シンプルな質問  
Coz  さん
ですが、それが一番難しいんですよねー。
かなり高度なトピックです。笑 

私の場合ですが

他人の役に立つような、助けが出来るような、夢を与えられるような仕事を将来やりたい!

それを受けた人はハッピーになれて、そう出来た自分もハッピーになれる!

大抵そういうお仕事は大学などで専門知識を得ることが必要(私の場合ナース)

だから、大学へ行こう!

でも中高生に納得させるように、ですよね。
う~ん、他に思いついたらまた戻ってきます!





(2005.06.18 05:46:10)

Re:第13回 「シンプルな本質」(06/17)  
ビスケッチ  さん
こんにちは。
お帰りなさい!です。
ふんふん、課題ですね。何か「大学へ行かせる」に表現がなっているので、これは親としてかなあ。

本人が行かせて欲しいと思っているかどうかが問題なんですよね?
頭が良い、悪いに関係なく、今の中高生が自分の将来ビジョンを持っているかどうかも問題ですよね。

高校までは基礎学力をつけるという日本人の必須条件にたいな感じがありますが、大学以上になると、自分が必要なのかどうなのかで変わってくるでしょう。

私が高校生の時は何がやりたいからこの大学にいくって明快な友達はほとんどいませんでした。とにかく、自分の偏差値とにらめっこして、大学のブランドや出来れば学生が多くて楽しめる街に行きたいとか。

大学も個性を主張してこなかったと思います。
今はちょっと変わってきているんですかね?

脱線しましたが、日本では何をやりたいかを中高生に目標付けることが出来るのか?まずそこからで、本当は何がやりたいのか気付いてから進路探しをしてもいいと思います。それが、大学に行く大きな動機になるのでは?

自分自身の反省より。 (2005.06.18 09:11:55)

どうやろ??  
別に、大学に行かんでも高校行かんでもええねん。

ただ、『自分が知りたい事』を専門的に教えてくれるのが『大学』。
『高校』は、その下準備みたいなもん。
って、うちは思ってます。

つまり、自分が将来”どんなことをしたいか”によって、学ぶモノが変わってくるのでそれに応じた方向を決めればよい。・・・・はず??

世の中には色んな職業あるねんでぇ~
って、中学生までに教えてあげたい。
で、自分が興味を持つモノをトコトン頑張って欲しい。

でも、自分の『やりたいこと』が見つからない子供が多いんですよねぇ。
だから、”なんとなく勉強する”って『護りの勉強』になるんじゃないかな??

以上、母なりの考えでした。 (2005.06.18 09:32:33)

Re:シンプルな質問(06/17)  
Mr.DDI  さん
Cozさん

>ですが、それが一番難しいんですよねー。
>かなり高度なトピックです。

おっしゃられる通りです~。

>他人の役に立つような、助けが出来るような、夢を与えられるような仕事を将来やりたい!
>↓
>それを受けた人はハッピーになれて、そう出来た自分もハッピーになれる!
>↓
>大抵そういうお仕事は大学などで専門知識を得ることが必要(私の場合ナース)
>↓
>だから、大学へ行こう!

夢や理想があって、
それを実現させるための職業を見つけることが出来ていて、
その職業に就くために努力して勉強する。

うん、僕はすごく納得できますよ!!
Cozさんは、きっと、すごく幸せな人生を歩まれているんでしょうね!!

ただ、夢や理想をまだ見つけることが出来ていない中高生には、
なんて言ってあげればいいんでしょうか??

ちなみに、僕は、そこが一番難しいところだと思っています。

勉強したら、夢を見つけられるのか?
大学にいったら、夢を見つけられるのか?

オトナはそういうかもしれないですけど、
それって、たぶん、ゴマカシの一般論だと思うです。

ある意味本当なんですけど、
”世の中のオトナ”を見ている限り、
やっぱりウソなんじゃないの??って、
少なくとも、僕は疑ってしまいますね~。
(2005.06.18 18:10:41)

>ビスケッチさん  
Mr.DDI  さん
ビスケッチさん

>高校までは基礎学力をつけるという日本人の必須条件にたいな感じがありますが、大学以上になると、自分が必要なのかどうなのかで変わってくるでしょう。

そうですよね。
僕も、どの職業に就くとしても、高校程度の基礎学力は絶対に必要だと思います。

>日本では何をやりたいかを中高生に目標付けることが出来るのか?
>まずそこからで、本当は何がやりたいのか気付いてから進路探しをしてもいいと思います。
>頭が良い、悪いに関係なく、今の中高生が自分の将来ビジョンを持っているかどうかも問題ですよね。

おっしゃられる通り!!!
僕も、まさにその点が、教育を考える上での、ポイントだと思っています。

では、なぜそこがおざなりに済まされてきたんでしょうか??
なぜ、オトナは、とりあえず大学に行くことを勧めるのでしょうか?
とりあえず大学に進学したオトナたちって、今は幸せな人生を送れているんでしょうか??

では、勉強すれば、いい大学にいけば、
幸せになれるという幻想はどこで生まれたんでしょうか?
そもそも、それって本当に幻想なんでしょうか?? (2005.06.18 18:26:14)

Re:どうやろ??  
Mr.DDI  さん
【ちゃんたろう】さん

>別に、大学に行かんでも高校行かんでもええねん。
>つまり、自分が将来”どんなことをしたいか”によって、学ぶモノが変わってくるのでそれに応じた方向を決めればよい。・・・・はず??

たぶん、進学校になればなるほど、
進路指導で、この内容を言う先生の数は減っていくと思うんですけど、
僕も、このことを、本当の意味で理解したうえで、
勉強が必要だと納得できた学生が、
能動的に勉強を始めることで、
本当に幸せな人生を歩み始めることが出来るような気がしています。

別に、大学なんか行かなくても、
勉強なんて、自分が必要だと感じたり、勉強したいと思えば、
どこでもいつでもはじめることが出来るんですもん。

>世の中には色んな職業あるねんでぇ~
>って、中学生までに教えてあげたい。
>で、自分が興味を持つモノをトコトン頑張って欲しい。
>でも、自分の『やりたいこと』が見つからない子供が多いんですよねぇ。

どうしたら、「やりたいこと」って見つかるんでしょうか??
勉強したら見つかるんでしょうか??
大学に行ったら見つかるんでしょうか??

>だから、”なんとなく勉強する”って『護りの勉強』になるんじゃないかな??

これからのブログで考えていくつもりなんですけど、
”とりあえず勉強する”
”とりあえず大学に行く”っていう守りの人生って、
どれだけの価値とどれだけの意味があるんですかね??
理想論と現実論を照らし合わせたときに、この”守り”の部分をどう中高生に説明できるかが、
すごく大切な部分だと僕は思っています。

一生”守り続けている”オトナたちにならないためにも・・・・。 (2005.06.18 18:38:50)

Re[1]:どうやろ??(06/17)  
Mr.DDIさん へ
>どうしたら、「やりたいこと」って見つかるんでしょうか??

たぶんねぇ、『やりたいこと』って見つけるというより、『出会う』のですよ。

それは、勉強かもしれないし、誰か他の人かも知れないし、どっかの場所かもしれません。

生涯の伴侶を見つける位難しいかも。

勉強したら皆が皆『出会う』訳じゃあ無いと思うねん。
でも、本当に『出会う』気のある人のトコロにはやって来ると思います。

たまーーーに、
「自分のやりたい事はこれじゃないねん。
自分が本当にやりたい事を探したいねん。」
て、言って普段となんら変わらん生活をしてる人いますよね??
これじゃあ、『出会う』事は無理でしょう。きっと。

>”とりあえず勉強する”
>”とりあえず大学に行く”っていう守りの人生って、
>どれだけの価値とどれだけの意味があるんですかね??

『とりあえず』はあんまり身につかないんちゃうかなぁ?
知識はついても、それが自分の『肥やし』にはならんのちゃう??
まぁ、『大学行った』ってゆー”事実”と”自己満足”が残るぐらいかしら~ね~。

>理想論と現実論を照らし合わせたときに、この”守り”の部分をどう中高生に説明できるかが、
>すごく大切な部分だと僕は思っています。

>一生”守り続けている”オトナたちにならないためにも・・・・。

自分が選んだ道をとことん突き進む勇気が無いのよ・・・。きっと。
そりゃ~そうやと思いますよ。
人生一度しかありませんもん。
いつでも、方向転換出来るように色んな道を作っておく。
『守り』でもあり『逃げ』でもあるのではないでしょうか??

でも、”逃げたら終わり””諦めたら終わり”
逃げずに突き進んだ人が成功するのではないかと、
短い人生経験の中で思うのでありました。
ちゃんちゃん♪ (2005.06.18 21:19:48)

名前変わりましたが、Mr.DDIです~その1~  
>>どうしたら、「やりたいこと」って見つかるんでしょうか??
>たぶんねぇ、『やりたいこと』って見つけるというより、『出会う』のですよ。

そうですね。
「出会う」っていう表現のほうが、なんか感覚的にもピンときますね。
これからは、「出会う」っていう表現を使わせてもらいます。

>それは、勉強かもしれないし、誰か他の人かも知れないし、どっかの場所かもしれません。
>勉強したら皆が皆『出会う』訳じゃあ無いと思うねん。

勉強はひとつの手段にすぎませんもんね。
ただ、中学や高校時代に、
その大切な手段を、もっともな理由もなく放棄することは、すべきではないと思うんです。
もちろん、勉強以外の”何か”があるのなら、話は別ですが・・・。

>>”とりあえず勉強する”
>>”とりあえず大学に行く”っていう守りの人生って、
>>どれだけの価値とどれだけの意味があるんですかね??

>自分が選んだ道をとことん突き進む勇気が無いのよ・・・。きっと。
>そりゃ~そうやと思いますよ。
>人生一度しかありませんもん。
>いつでも、方向転換出来るように色んな道を作っておく。
>『守り』でもあり『逃げ』でもあるのではないでしょうか??

実は僕も、「守り」であろうが「逃げ」であろうが、
とりあえず勉強したり、とりあえず大学に行くこと自体が、悪いとは思っていません。

ただ、結果的にそういう行動になったとしても、
常に、自分の人生を真剣に考えて、
自分の夢ややりたいことに出会えるような姿勢は持ち続けるべきだと思っています。 (2005.06.18 22:05:35)

さっきの続きです。  
ちゃんたろうさんへ(その2)

>でも、”逃げたら終わり””諦めたら終わり”
>逃げずに突き進んだ人が成功するのではないかと、
>短い人生経験の中で思うのでありました。

もし自分の子供が、
成功するかわからないのに(むしろその可能性は低いのに)
歌手になりたいだとか、プロのサッカー選手になりたいと言い出した時、
どれだけのご両親が、それを心から応援してやれるんでしょうね。

夢を死ぬ気で追いかけた事がないオトナや、
一見、不可能と思える事に挑戦したことがないオトナには、
夢を追いかけようとするコドモの気持ちを理解することや、
それを受け止め、そして見守ることは難しいんじゃないかと思うからです。

また一方で、どれだけの子供が、
その実現のためだけにすべてを投げ打って努力をすることが出来るのでしょうか。
つまりは、死に物狂いで努力できるのかっていうことです。

諦めずに頑張れる、努力を継続できるっていう能力は、
何事においても、一番大切な能力だと思いますが、
甘やかされて育った子供には、
明らかにこの能力が不足いていると思えてなりません。

バンドで成功したいと言っている高校生で、
寝る間も惜しんでギターの練習している高校生は、
日本全国で、どれだけいるんでしょうか??
っていう話です。

チンタラチンタラ練習していたって、
いつまでたっても、B'zの松本さんには追いつけませんからね。 (2005.06.18 22:06:44)

初めまして  
はじめまして。
「ちゃんたろうさんへ(その2)」の中に書かれていたこと、今の息子の課題そのものだと思いました。

息子はやりたいことがはっきりしていて、そのためには大学のどの学部へはいるべきかもわかっているようです。
でも、自分の今の実力ではかなわないと思ってしまって苦しんでいるようです。学校でのいじめも重なってしまって、クラ~イ穴に落ち込んでいます。
勉強に関して、甘やかされて育って必死になれないとおっしゃるのは、耳が痛かったです。そうか~と思わされました。
だけど、夢をあきらめないで生きてほしい、勝手だけど親ごごろで、そう思ってしまいます。
必死になれば突破できる壁かもしれないのに。
夢ばかり応援したって、迷惑だったりするかもね。

は~っ、難しいです。親であることも。

(2005.06.18 23:20:08)

Re:第13回 「シンプルな本質」(06/17)  
ビスケッチ  さん
やっぱ、「失敗を小さいうちからさせる事」かもしれません。親は自分がやってきた失敗の範疇でしか尺度を持ち合わせていないので、それ以上の失敗を恐く思うでしょう。私だってそうです。
でも、小さい失敗をしている内はOKなんです。
その内失敗の中に解決策を学ぶはずです。
親を越せるんです。
子供のうちは勉強も大切だけど、子供の内にしか身につかない生きる力があるはず。親は出来るだけ見守るほうがいい。いざ、やばいっていう時に登場するのが役目です。
いくら有名大学に行っても生きる力を持っていなければブーです。勉強という世界しか知らない人になります。

えらそうな事いっぱい言ってしまった私も・・・ですが。 (2005.06.19 00:14:45)

ママスマイルさん

>息子はやりたいことがはっきりしていて、そのためには大学のどの学部へはいるべきかもわかっているようです。

僕は、やりたいことがはっきりしているというだけでも、
息子さんは、幸せな人生のスタートラインに立てている気がします。
早い時期から、やりたいことと出会える事は、すごく幸せなことですものね。

>でも、自分の今の実力ではかなわないと思ってしまって苦しんでいるようです。学校でのいじめも重なってしまって、クラ~イ穴に落ち込んでいます。
>勉強に関して、甘やかされて育って必死になれないとおっしゃるのは、耳が痛かったです。そうか~と思わされました。

何事でもそうだと僕は思うんですけど、
結果はどうであれ、
これ以上はもう無理だー、っていう所まで、自分を追い込んだ経験があるかどうかが、
社会に出た後すごく大切なはずなんです。

一回でもそういう経験があれば、
ある程度の困難は、乗り越えられるはずですから。

そして、受験勉強で養われる能力の一つが、
この”頑張れるという能力”だと思うわけです。
もちろん、これは何も勉強だけで身につくわけではないんですよ。
例えば、スポーツの世界で言うところの
根性っていう言葉が、まさに、それじゃないですか。

辛くて逃げ出したい練習も、
歯を食いしばって頑張った経験を積み重ねることで、根性がついて、
社会に出た後も、幾多の困難を乗り越えていけるわけです。

>だけど、夢をあきらめないで生きてほしい、勝手だけど親ごごろで、そう思ってしまいます。
>夢ばかり応援したって、迷惑だったりするかもね。

僕もこれまで好き勝手に生きてきましたが、
親に応援されることほど、
うれしくて力強いものはないと思います。

お子さんの性格によっては、
プレッシャーに感じるかもしれないけど、
ぜひ応援してあげて下さい!!! (2005.06.19 01:36:06)

ビスケッチさん

>親は自分がやってきた失敗の範疇でしか尺度を持ち合わせていないので、それ以上の失敗を恐く思うでしょう。私だってそうです。

そういう意味では、
自分が経験したことがないほどの失敗を引き起こすかもしれない大チャレンジを子供が試みようとした時に、
親がそれを応援してあげることが、
親としての役目なのかもしれまんせんね。

>子供のうちは勉強も大切だけど、子供の内にしか身につかない生きる力があるはず。親は出来るだけ見守るほうがいい。いざ、やばいっていう時に登場するのが役目です。

おっしゃられる通りだと思います。
ただ一方で、
生きる力を子供が自分で身につけていくものとするならば、
勉強から身につけるべきチカラ、もしくは、
勉強を通じて学ぶことが出来るモノは、
親が子供に分かりやすく示してあげるべきかもしれませんね・・・・。

少なくとも僕はそう思っているので、
このブログで、
これからそういうことを考えていきたいと思っています。 (2005.06.19 01:44:55)

Re[1]:シンプルな質問(06/17)  
Coz  さん
>ただ、夢や理想をまだ見つけることが出来ていない中高生には、
>なんて言ってあげればいいんでしょうか??

>ちなみに、僕は、そこが一番難しいところだと思っています。

>勉強したら、夢を見つけられるのか?
>大学にいったら、夢を見つけられるのか?

私、自分の将来やりたいことっていうのは、かなり真剣に高校の時から探してました。でもナースでいこう!と決心できたのはつい最近です(ちなみに今29歳)私の場合、父が私にビジネスをやって欲しいのを昔から間接的に言っていて、その父との関わりの中で私が自分の意思を貫くことができなかったんですね。

小中高の時は、親は子供に勉強でも遊びでも好きなことをさせてあげるといいと思います。その時に自由を与えるとともに選択の責任も子供にあるということを教えてあげるといいですね。

夢を見つけるには自分が何を好きか?何をしてるとワクワクしてくるか?そういう“自分を知る”必要があると思います。その時に、親がいい成績をとることだけに囚われてたら、子供もそれを目指してしまいがちですよね。自分の夢、好きなことを見つける、出会える時期に、成績だけに集中しちゃうわけです。んなことしてるから、みんな自分が何したいか分かんないのよ!(←ゴメンナサイ。熱くなっちゃった)

なので、“いい大学、いい会社”だけを目標にしてきた人が大学に入ろうが、そのまま社会にでようが、大した差はないと思います。→ハッピーからは遠い人生。。。

夢を見つけたいと思ってる人、でも何をやりたいか分からない人が大学に行くのは、それを見つけるいいチャンスになると思います。社会に出て働いたら、“探す”時間がなかなか難しいですからね。

続きます。。。 (2005.06.19 07:12:24)

Re[2]:シンプルな質問(06/17)  
Coz  さん
↑の続きです。

大学って社会の縮小版なんじゃないかなって。1,2年の時は特に一般教養などでそれぞれの分野のイントロ紹介って感じだし。自分がピンとくるものがあれば、それを深く勉強していけばいいし。その分野の専門家もいるわけだし、自分次第で大学を上手く利用すれば将来の可能性は無限に広がっちゃうわけです!う~ん、楽しそうですねぇ~大学って!

ってこの段階に達するには、やっぱり“自分を知る”必要がありますよねー。

“What do you like?"
“What do you like to do?"

↑これですね。これを子供に見つけて欲しいです。 (2005.06.19 07:13:00)

Re[3]:シンプルな質問(06/17)  
Coz  さん
付け足し。
他の人のコメント見てなんですが。

自分が本当に好きなことだったら
死に物狂いで頑張れるもんです。
大変だけど、つらいけど、好きなことって踏ん張れる!

そう出来ない人は、それは本当に自分の好きなことじゃないんだと思います。ただ単に。 (2005.06.19 07:19:02)

Re:第13回 「シンプルな本質」(06/17)  
お久しぶりです♪

あ!プロフが変わってる!?
東大生ー
彼女さんですかね!?
(・∀・)ニヤニヤ

(2005.06.19 07:34:17)

Re[2]:シンプルな質問  
Cozさん(その1)

>小中高の時は、親は子供に勉強でも遊びでも好きなことをさせてあげるといいと思います。その時に自由を与えるとともに選択の責任も子供にあるということを教えてあげるといいですね。

僕も、その”選択の責任”ってすごく重要だと思っています。
このブログのテーマである勉強を例にとるとするならば、
勉強をしないという選択って、
ある意味ですごく簡単なんですけど、
実は、すごく責任のある選択なわけで・・・。
(個人的には、この選択をする人が、もっと増えていいと思っていますが・・・・。特に、芸術方面で。)
そういう意味では、
もしかしたら、何も考えずに勉強してるほうが、
よっぽど楽な人生なのかもしれませんね・・・。

>夢を見つけるには自分が何を好きか?何をしてるとワクワクしてくるか?そういう“自分を知る”必要があると思います

僕自身の場合は、
アメリカに行ってからやりたい事が見つかったんですけど、
一般的に、どれぐらいの時期に、
こういうものって見つかるんでしょうね?

すごく悲観的すぎるかもしれないんですけど、
僕は、世の中のオトナの大半の人は、
残念ながら、社会に出た後も、なかなかそういうものを見つけることが出来ずに、
だけど、生きていく糧を得なければならないという理由で、
妥協の人生(少し言いすぎですが・・・)を歩んでいると思ってしまうんですけど・・・。

極論でしょうか・・・・。 (2005.06.19 18:36:10)

たいぱぱ1010さん

>お久しぶりです♪

>あ!プロフが変わってる!?
>東大生ー
>彼女さんですかね!?
>(・∀・)ニヤニヤ

いや、残念ながら、彼女ではないんです~(笑)

ふつうの お・と・も・だ・ち です!!!
(2005.06.19 18:55:59)

Re:さっきの続きです。(06/17)  
東大生とバークレー生が書いた進路のすすめさん へ

>もし自分の子供が、
>成功するかわからないのに(むしろその可能性は低いのに)
>歌手になりたいだとか、プロのサッカー選手になりたいと言い出した時、
>どれだけのご両親が、それを心から応援してやれるんでしょうね。

なぜ、応援しないのでしょうか??
子供の『本気』が伝わってないから??
子供に失敗して欲しくないから??
子供が失敗してもフォロー出来ないから??

親が、逃げ腰ではダメかも。
失敗するのなんて当たり前(田のクラッカー。古)
失敗しても、こけても、挫折しても立ち上がる根性と勇気をお互い養わなければなりませんなぁ・・・。
大体、失敗しない人なんていないんですから。

まぁ、今の親の殆どが『学歴社会』で生きてきた人たちですから、しょうがないですよ。
今でもそうですやん。
『人間性』よりも『経歴』を。
まぁ、今はちょっとずつ変わってきているかなぁ??

『学歴』はあるに越した事は無いですが、むやみやたらと持っててもしょーがないですよ。
そうそう、こないだまで流行ってた『資格取得ブーム』みたいなもんかな?? (2005.06.19 20:28:33)

Re[3]:シンプルな質問(06/17)  
Coz  さん
>もしかしたら、何も考えずに勉強してるほうが、
>よっぽど楽な人生なのかもしれませんね・・・。

↑私もそう思います。レールに乗った人生。とりあえず無難な人生。

>一般的に、どれぐらいの時期に、
>こういうものって見つかるんでしょうね?

これは個人差があるでしょうね。世間に流されっぱなしの人は見つからないでしょうね、ずっと。好きなことやりたい!と思っても思ってるだけで行動がなければ、その人もそれまでですよね。

運が良ければ10代のうちに見つけられるかもしれないけど少数じゃないかなぁ。数年前30代の知り合いに相談したのですが、彼曰く“僕はこの歳になってやっと自分のやりたいこと見つけて仕事にしてるわよ。前の仕事もお金良かったけど、自分が本当にやりたいことじゃないから辞めたわ。ちゃんと探してる人には、やりたいこと見つかるもんよ。”だそうです。私も当時は半信半疑でしたが、今ではそうだなぁと思います。

>すごく悲観的すぎるかもしれないんですけど、
>僕は、世の中のオトナの大半の人は、
>残念ながら、社会に出た後も、なかなかそういうものを見つけることが出来ずに、
>だけど、生きていく糧を得なければならないという理由で、
>妥協の人生(少し言いすぎですが・・・)を歩んでいると思ってしまうんですけど・・・。

>極論でしょうか・・・・。
-----
同じ学歴、同じ仕事でも、妥協の人生かそうでないかは、本人の受け止め方次第で変わってくると思うのですよね。カネの為に生きる為にやってるって言ったら、それまでだろうし。でも自分に与えられた仕事を向上させようと前向きにやってたら、そうでない人とは人生の質?が違ってくるんじゃないかな、と思います。

あと人によって人生のプライオリティーって違ってきますよね。だから仕事からだけでは、人の人生なんて計れないですよねー。 (2005.06.20 14:46:55)

Re:第13回 「シンプルな本質」(06/17)  
ぽこうさ  さん
自分がしたいこと、もっと知りたいことを勉強をするために大学に行く。
だからその必要がなければ、行かなくてもいい。
うちの息子は中3。高校へは、音楽と英語の勉強に行く。専門学校でもよかったけれど、私にそれだけのお金は無理なので、高校で。その後は、さらに音楽の勉強をするためにアメリカへ。目標はバークリー音楽院。
私は、自分自身が「やりたいことは全部やる」主義。息子もそれにならってる。「やりたいことを全部やるために、必要なことはなにか。」それを考えれば、勉強の必然性も見えてくる。彼にとって、数学は、理論的に考える力をつけるため、国語や社会は、教養(表現力の育成)、理科は、興味、体育ほかは、オプション・・・ (2005.06.21 23:19:24)

Re[1]:さっきの続きです。  
【ちゃんたろう】さん

>まぁ、今の親の殆どが『学歴社会』で生きてきた人たちですから、しょうがないですよ。
>今でもそうですやん。
>『人間性』よりも『経歴』を。
>まぁ、今はちょっとずつ変わってきているかなぁ??

まさにそうですね。

10年前ぐらいまでは、良い大学に入れば、良い人生が保障されていて、
そして、そういう時代を生きてきた人間が、今、親になって子育てをしているので、
どうしてもその当時の現実(今となっては幻想に近いが……)を、
そのまま自分の子供に当てはめてしまっいるんですよね。 (2005.06.22 16:38:18)

Re[4]:シンプルな質問  
Cozさん

>あと人によって人生のプライオリティーって違ってきますよね。だから仕事からだけでは、人の人生なんて計れないですよねー。

おっしゃられる通りです。
確かに、仕事は人生の一部でしかないですし、
その人の人生の幸せを考える上で、
仕事がどれだけのウエイトを占めるかは、
その人次第だと思います。

ただ、ここでの議論は、
あくまで、中高生だけに向けたのもので、
”自分のやりたい仕事に出会うためには?”というテーマでやっていきたいと思っていますので、
(理由はこれから述べていきたいと思っています)
あえてここでは、仕事だけをピックアップしたいと思っています。 (2005.06.22 16:43:22)

Re[1]:第13回 「シンプルな本質」  
ぽこうささん

>自分がしたいこと、もっと知りたいことを勉強をするために大学に行く。
>だからその必要がなければ、行かなくてもいい。

まさに同感です。

>目標はバークリー音楽院。

友人から聞きましたが、かなり難しいみたいですね。
でも、自分を信じて頑張れば夢は必ず叶うと思うし、ぜひ頑張って夢を実現させてもらいたいです。頑張れ、息子さん!!!!
(っていうか、俺も頑張らないと・・・・汗)

>「やりたいことを全部やるために、必要なことはなにか。」それを考えれば、勉強の必然性も見えてくる。

勉強だけじゃなくて、
世の中の人間の行動って全部そうだと思うんですけど、
何か、将来における欲求(目的)を実現させるために、
人間って、今現在を生きて、そして行動してるわけですよね。

そして、現在とその将来の時間差が遠くなればなるほど、それが長期的な目標になるわけだし、
その時間差が短くなればなるほど、短期的な目標になるわけです。

そう考えると、勉強することの長期的な意味と短期的な意味を分類して、
コドモたちに分かりやすく示して上げる事は、
とても意義深い事だって思うんです。 (2005.06.22 16:51:54)

はじめまして。  
たまたま、村上 龍さんの本を読んでいたのと、あなたが私のブログを訪問してくれた偶然性が重なったのでコメントを書いてみることにしました。
私は今は小5の子供をもつ母親ですが、以前はあなたほどではないもののけっこう似たような体験をしてきまして、いっきにブログを読ませていてだきました。
私は自分で言うのもなんですが、昔はけっこう勉強ができるほうで進学校にもかよっていました。
しかし私はそこまでの人間で人生に目標なんてなかったんです。
勉強は好きでしたが、本当に何かを学んでなんかいなかった。いい成績をとって親を喜ばせたり、他の人よりいい成績をとって優越感に浸る為のものだったんです。
だから大学受験にも失敗してそこそこの大学に行くしかなく、その後OLをやって結婚。今は普通の主婦しています。
なにか目標のある人は強いと思うし、見つけられた人がうらやましい。
でも、子供ができてそんな自分の人生も反面教師として意味があるんだって思います。
大学へ行くのも選択肢のひとつにすぎずいろいろな生き方があるのだと思います。


(2005.06.27 00:10:54)

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乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
リナ@ 今日は苺ぱんちゅ http://kuri.backblack.net/d2l9zr2/ 今…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/zbdrljk/ フ○…
ヒゲメタボ@ クマたんと呼ばれてます(^^; 最近はこれが流行ってるって聞いたので …

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