この回顧録は「Courage and Consequence: My Life as a Conservative in the Fight」。同氏は、イラクで大量破壊兵器(WMD)は発見されないとブッシュ政権が知っていたなら、軍事作戦には踏み込まなかったと強調。「サダム(・フセイン元大統領)の脅威を除去し、体制変化を図る別の方法を求めただろう」と指摘し、米連邦議会もWMDの脅威なしでは力の行使を認める決議は支持しなかっただろうと述べている。ブッシュ大統領は、イラクのWMDの脅威を開戦の根拠にしていた。