El Ritmo de la Vida

ﾆｭｰｽでも流れてた､東京の食料買い占め｡娘と散歩中､そんな人々にたｰくさん遭遇｡
ｶｯﾌﾟ麺､米､ﾊﾟﾝ､缶詰め､飲料､それからﾃｨｯｼｭにﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ｡
市販のﾊﾟﾝが品切だからか､ｽｰﾊﾟｰ内にあるいわゆる焼きたてﾊﾟﾝ屋さんにも長蛇の列！
え､｢ﾊﾟﾝつながり｣でそういうﾊﾟﾝまで買っちゃうの？？
保存きかないけど…？？今日､山盛りﾊﾟﾝ食べたいだけ…？？
と､かなり首をひねっちゃう状態｡
なんか浮き足立ってるよなあ…

げんなりして何も買わずに帰宅し､そういえばｵﾑﾂが少なくなってたな､といつものように送料無料のAmazonで買おうとしたら｡まっっったく品物がない
嫌な予感…｡
と思いつつ､再度ｽｰﾊﾟｰへ行くと､やっぱり一個もｵﾑﾂがない
ﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱやﾃﾞｨｽｶｳﾝﾄｼｮｯﾌﾟ等も含め数軒回ったけど､全くひとっつもない｡
こんなんも買い占めるのかあ…と唖然｡
見回すと､生理用品も空っぽﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰと同じ心理？
仕方ない､乏しいｵﾑﾂの節約のため､新生児の頃に使ってたワンサイズ小さいオムツの余りもはかせるか…

これって､もはや計画停電への備えとか関係ないんだよね｡これから自宅に籠るのか､避難生活に備えてでもいるような状態｡
｢今後手に入らなくなるのでは｣というｵｲﾙｼｮｯｸ現象ともまた違って､単に｢なんとなく､不安だから｣ってことなんじゃないだろうか｡
東京っていまそういう､避難が必要な状態なの？？
節電と被災地への支援､がいま東京に求められてることなんじゃないの？？
まだまだ余震も続くし原発がらみの怪チェーンメールもたくさんくるし、不安になるのはすごくよくわかるけれど、ちょっと冷静になって欲しいよ…

それで思い出したんだけど､昨日か一昨日､日経新聞に｢避難生活で揃えておきたい物ﾘｽﾄ｣とかいう記事というかｺﾗﾑ？が出てたんだよね｡
いわゆる避難ｸﾞｯｽﾞに加え､ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰだの生理用品だの､体の保温や食器ｶﾊﾞｰに使えるｻﾗﾝﾗｯﾌﾟだの｡
ｽｰﾊﾟｰでも､その通りにﾗｯﾌﾟ大量に買い占めてるおじさんもいた｡
災害ﾃｰﾏでの紙面埋め記事なんだろうけど､今のこのﾊﾟﾆｯｸぶりは､こういう記事にも責任あると思うんだよなあ｡
支援物資を送る際の参考にもして欲しい､なんて書いてあったけど､不安のなか､当然自分用に参考にする人が多いと思う｡
新聞の役割は､事実を正しく伝え､冷静な行動を促すことなんじゃないのか？
いたずらに不安を煽るような事書いてどうすんだ､と思うよ｡

ちなみに私が読んでるのはWeb版日経だけど､紙面と同じ記事載せてるはず｡