ある日、少女は思い切ってお月様に言いました。
「私は毎日お月様と一緒に過ごしたいの、お月様の所に行きたいわ」
しばらく考えていたお月様は
「お星様達に相談してみるから、明日まで待っておくれ」
と答えてくれたのです。
その日の夜、お話が終わってから少女は瞼を閉じる事なく、
いつもより長い一日でしたが期待と希望を胸に抱き、
瞬きもせず空を見上げて暗くなるのを待ちました。
空が薄暗くなり、ぼんやりとお月様の姿が見えだすと、お星様も光り始めます。
すっかり暗闇になった空にお月様が優しい顔を出すと
「待たせたね、今から君を迎えに行くからね」
言い終わると沢山のお星様がキラキラ輝きながら少女の元に降ってきました。
少女の近くになると、お星様は白い蝶となって少女を包みこみ空に舞い上がったのです。
こうして窓辺に飾られた小さなフランス人形の願いは叶い、
大好きなお月様と今も幸せな毎日を過ごしているのです。
完
先に書いておくが
熱は無い
( ̄∀ ̄*)