奇奇怪怪

奇奇怪怪

2016.01.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
年功序列、定期昇給、退職金、
定年制が崩壊して 何年になるだろう

何時肩を叩かれても可笑しくない時世
不安な毎日を過ごしているのは
この男だけではない。


 男は今年40歳を迎えたが、経済的な問題と
容姿、性格、才能も無ければ
技能も無い為結婚も出来ないでいた
世渡り上手な同期が次々出世し不動の地位を
占めているのに対し男は不器用だった
与えられた仕事は文句も言わず黙々とこなすのだが
それ以外の事は出来ず
「使えない男」のレッテルを貼られていたが
男の耳には届いていない。
昨日も入社2年目の若造が男の上司に就任した
昨日まで『君』付けで呼んでいた男を
今日から役職名を付けて呼び頭を下げなければならないのだ
情けなくて辞めたくなる
だが失業率も2桁になっている現在
退職したら次の仕事は望めない。
失業保険制度など遠い昔に廃止されていた
失業は即「死」に繋がる、憲法も改正に
改正を重ね生活保護もなくなったからだ
どんな事があろうと耐えるしかなかった。
今日は足取り重く出社、選りにもよって入社以来
最も嫌いだった奴が上司になったのだ
その男にこれから毎日頭を下げなければならない
「ああ気が重い、屈辱だ。」
しかし生活の為だ、男は意を決して
上司となった男の席に向かう。
苦虫を噛み潰したような顔を見られないように挨拶し
サッサと自分の席に戻ろうとしたが呼び戻され
一枚の紙を手渡された、男が嫌いなら
相手の方も嫌いだったらしい
「早く目の前から消えろ。」と
言わんばかりに顎をしゃくり
「今日中に手続きを済ませてくれ。」
それだけ言うと背を向けた。
男に手渡された紙には
「僕はあんたが嫌いだから解雇を命じる。」
何とも理不尽な理由が書かれてある
余りにも突然の解雇通告に男の頭は混乱し
問い詰めに行く勇気すらない。
呆然と机の引き出しを整理しながら涙が頬を伝う
何気なく手にした鋏を見詰めていると
男の頭の中で何かが弾けた
「あの男が俺を死に追いやるのだ。」
若い上司を睨むが上司は素知らぬ顔で仕事をしている。
目の前が白くなり掴んだ鋏を持って
一直線に上司の元に走った、異変を察した上司は
逃げ惑ったが死の宣告を受けたも同然の男には適わない
捕まえた上司の腹に数ヶ所夢中で突き刺し
辺り一面血の海になったが、最後の一刺しが
心臓を貫き 今迄もがいていた
上司がピクリとも動かなくなった、
誰かが通報したのだろう
数人の警備員に取り押さえられ
放心状態の男は警察に引き渡されたが警官は
「又か。」と言いながらパトカーに連行した。
パトカーの中で警官が発した言葉は信じられないものだった。
「最近リストラされたら食えないから、何か事件を起こして
刑務所で食わせてくれって奴が多くて刑務所も一杯なんだ
家まで送ってやるから他で食う道を考えなさい。」
警官は男の住所を聞いた。
( ̄∀ ̄;
此れも過去作のステンドグラス
習い始めて1ヵ月 
img_0 (6).jpg
此処で終わると手抜きって書かれるから
本日の夕食 
003.JPG
白菜、人参、セロリ、鶏肉のシチュー
市販のルーは使っておらん
( ̄(▽▽) ̄)  





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Last updated  2016.02.28 17:48:52
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