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2005年11月17日
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カテゴリ: 原子力
 こう言った分野は苦手なのですが、ファッション誌,ELLE米国版9月号の特集 「この秋、COOLなもの25」
 雑誌記事は読んでいないのですが、ここに簡単に紹介されています。

"NUKES! HOT REACTORS"
(さながら、「原子力!ホットな原子炉たち」と言ったところでしょうか?)

 上記サイトの記事、アメリカ国内の発電所新設に向けた動きを採り上げるとともに、パトリック・ムーア氏(グリーンピース創設メンバーで、現在はグリーンスピリットの代表)やジェームズ・ラブロック氏(ガイア理論提唱者)、スチュアート・ブランド氏(「全地球カタログ」の人)といった環境派が原子力を擁護している事にも触れています。
 その一方で反対派の意見もきちんと載せているのですが、興味深いのはその論点が発電所自体の危険性ではなく、使用済燃料の処分についてだと言う事です。 

 実はかなり前から、海外の原子力反対運動は「発電所自体の危険性」から「使用済燃料」や「核拡散」に論点の中心が移っているのです。

 ・・・が、何故か日本ではそうではないんですよね。

 この原因は電気事業者のPR下手とか、「絶対安全」を求める国民性とか、原子力の良い面を報道する事を嫌うマスコミの体質とか、まぁいろいろだと思います。




 11/15は電中研名誉研究顧問の 中村政雄氏 による文章で、 「プロジェクトXのネタに原電の東海発電所はどうかとNHKのプロデューサーに提案したところ、『原子力は・・・』と拒否された」 と言うもの。黒部ダムや送電線は良くて、東海がなぜダメなのか、私にも理解できませんです。
 中村氏は読売新聞出身で原子力工学の専門家ではないのですが、「原子力報道を考える会」なる組織を作って妙な原子力報道を指摘しています。(業界誌「エネルギーフォーラム」でも「おやおやマスコミ」と言うコラムを連載していますが、ここでもよく採り上げられるのは朝日新聞とNHK。読売新聞出身ということもあり、多分朝日新聞を嫌っているんだろうなぁ・・とも思えます。)

 11/16は原子力技術協会理事長の 石川迪夫氏 による文章で、 「アスベストの露出した場所の空気中のアスベスト濃度が普通の場所と変わらないという事より、解体時に濃度が300倍に上がる事を強調して報道するのはオカシイ。解体時に濃度が上がるのは当たり前で、露出していても平気だと言う事を強調すべきではないか?」 というもの。こちらもまったくその通りです。
「人とは、ホラー物語が好きで、信じやすい。インチキ宗教やオカルト信者が絶えない理由だ。」 という文章には、なんというか例の 「原発がどんなものか知ってほしい」 を連想せずにはいられませんでした。(笑)
 石川氏は原研出身で原子炉の解析等に尽力された方。実は私も面識があるのですが、思ったことをズバズバ言う、年齢を感じさせない元気な方です。
月刊エネルギー2004年2月号「原子力の健全な発展のために…ペンの惰性,暴カに立ち向かう勇気を」







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最終更新日  2005年11月17日 19時08分39秒 コメント(1) | コメントを書く


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