少し前から、「ビブリオ・トーク」に参加させていただいています。世間様では、「ビブリオバトル」としてしられているようですが、ワタクシ、「バトル」という言葉に違和感があり、演劇部の顧問をやっていたという関係でもあるのでしょうか、主観的にしか判断できないものに順位を付けるということが嫌なのです。
どんなプレゼンでも学ぶところは多いですし、一生懸命準備してきた方ががっかりするようなことも本意ではありません。
で、(なにが、「で」なのかはわかりませんが)、本日は、「コミックトーク」ということで、出席者お奨めの漫画の大紹介会となったのであります。きっかけは、前回の「ビブリオ」のあとで、出席者の一人の方と電車でご一緒させていただいたときに、ワタクシが「漫画でやっても面白いかもしれませんね」と申し上げますと、その方が、言下に「漫画なんか、こんなビブリオトークの会に参加するような人たちが読んでいるはずありません」と否定され、「Nさんなんか読んでないと思うし」とおっしゃったのであります。Nさんに、「〇〇さんがこんなこと言ってた」と「告げ口めーる」をさしあげますと、Nさんは、「私だって、漫画ぐらい読みますとも!!」と激怒(若干の脚色があります)され、今回の「コミックトーク」の進行役、会場予約、日時設定の労をとっていただく運びとなったのであります。
結論から言いますと、ワタクシの「仮説」の正しさは見事証明され、ホントに楽しい会になったのであります。
会の最後に、本の貸し借りをするという幸運にも恵まれ、今ワタクシの手元には『ヘルタースケルター』(岡崎京子 祥伝社)『チュー坊がふたり』(田渕由美子 スコラ)があるのであります。
なお、ワタクシのプレゼンは、「レベレーション」、「あの」山岸凉子様が、「モーニング」(講談社)に隔月連載を開始されたジャンヌ・ダルクを主人公とした作品であります。お買い求めになっていない方は七転八倒して悔しがっていただきたいのですが、この表紙、すごいのであります。これぞ山岸!!というできばえ。次作は2月26日号に掲載予定とのことです。
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