きままな日記

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January 21, 2009
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カテゴリ: カテゴリ未分類
お船(おせん) 常磐 貴子

上杉謙信の重臣で与板城主・直江景綱とお万の間に次女として生まれる。
景綱の妹は兼続の母・お藤で、兼続とはいとこ同士の関係。
越後の厳しい気候が育んだような、堂々とした性格。
男まさりでしっかり者だが、その気の強さで兼続を振り回してしまうことも。
しかし心中では兼続を思い慕っており、歯に衣着せぬ物言いの裏側で、常に気にかけている。
直江家に嫡男がおらず、姉・お悠が仏門に入ったため、親の意向で上野(こうずけ)長尾家の信綱を婿に迎える。
父亡きあとは、
「上杉を支えるのが直江家の務め」

跡目争いは景勝の勝利に終わるが、夫が論功行賞のいさかいに巻き込まれ落命。
その後、景勝の命により、兼続を直江家の婿に迎え夫婦となった。
機転が利き、妻であると同時にブレーンのような立場で兼続を支えていく。


お船を演じるお話をいただいた時、夫・兼続役が妻夫木聡さんと聞いて、面白いと思ったんです。
妻夫木さんとは以前にもご一緒していて、今回も新鮮な発見があるんじゃないかと。
お芝居は「そう来るか!」とワクワクさせられる方が楽しいし、自分も成長できますから。
出演が決まり、「天地人」の内容を深く知るほど、お船という女性が魅力的に思えて、さらに楽しみになりました。
自分の意見をしっかりと持ち、人に伝える度胸もある。
上杉景勝をはじめ、男達も一目置いていたようで、当時の女性としては珍しいタイプだったんじゃないでしょうか。
名門・直江家という家柄も大きかったと思います。
父・景綱を見て育ったので、女だてらに「越後を守る」という意識が強かったのかなと。

「それも越後の女性のおおらかさだから大丈夫」と言っていただきましたけど。
初登場シーンは、大きな暴れ馬から軽やかに飛び下りたりして、じゃじゃ馬ぶりを印象づけました。
長い刀を帯刀する男性は、決まった姿勢でしか馬から下りられないそうなんですが、乗馬の先生に、お船ならではの奔放な下り方をしてみたいとお願いしたんです。
画面には大きく映らなかったとしても、そうした小さな工夫を積み重ね、お船らしさを浮き彫りにしていけたらいいですね。
越後の自然は、冬は雪の中に色々なものをぎゅっと蓄え、春は雪解け水が流れ出す。

男まさりの厳しさもれば、日だまりのような柔らかさもあるという・・・。
仙桃院が兼続の利発さに目をつけたように、お船も兼続に対し、なんとなく「この人はできる」と、特別な何かを感じていたと思います。
都の女性なら、したたかでシャープな男性を好きになったかもしれませんが、越後の自然とともに生きていたお船には、嘘をつかないまっすぐさとか、上杉謙信や景勝に尽くす心根とか、兼続の素朴さ、純粋さが魅力的に映ったのではないでしょうか。
妻夫木さんご本人は、
「こんなにピュアな大人がいるんだ!?」
と思ってしまうような方。
こちらも素直にならなくちゃという気持ちになります。
役の上では、今のところ「助けてあげたいかわいい人」という感じですが、やがて「頼れる夫、家でおおらかに迎えてあげたい人」に変わっていくのでしょうね。
私は、歴史的事実よりも、人間の心の動きに興味があるので、そうした変化を大事に演じていきたいです。





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Last updated  January 22, 2009 12:21:17 AM
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