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年々気候が厚くなっていく日本、今年は、テーマとして「暑さに強いお米(=高温耐性があるお米)」を少しずつ重点的に紹介しています。⇒「きぬむすめ」「いなほっこり」「とちぎの星」「あきさかり」この先、気候条件と照らし合わせて高温耐性の品種が求められると思いますが、作り手さんは「これまでの品種と比べて作りやすかったとしても知名度がない分高く売れない」といった悩みを抱えているようです。もちろん、暑さに強いだけで作りやすいわけではない、といった品種もあるようです。そして、コシヒカリ王国新潟では、なんとコシヒカリに代わる高温耐性米として「コシヒカリに高温耐性を持たせる」という研究が本当に行われています。行っているのは新潟大学。品種としては、正式名称は「コシヒカリ新潟大学NU1号」という品種であり、正式にコシヒカリと名乗れるわけではないんですが、新潟県内12カ所で栽培の実証実験を実施し、「新大コシヒカリ」という商品名で、販売しています。立派な紙製の袋に入ってます。値段も結構行くんでしょうねぇ、と言われそうですが「はい、お高いです」。「コシヒカリ新潟大学NU1号」の特徴この品種については、情報があまりないため「新潟大学社会連携推進機構のnote」より引用します。・「新大コシヒカリ」は、新潟大学農学部(当時)の三ツ井敏明特任教授らを中心とした研究グループが開発、一般的なコシヒカリと比べて高温耐性を持つことから、2020年に「コシヒカリ新潟大学NU1 号」として新品種登録(登録番号:第27856号)をした。・「新大コシヒカリ」という名称は、2022年11月から約1か月半の間で行われた一般公募で選ばれ、、最終選考の結果、地域に親しみのあるコシヒカリの名を残すことができる「新大コシヒカリ」に決定した。・開発経緯は、近年の猛暑の影響で「コシヒカリ」の収量の減少やコメ白濁化といった品質低下の被害が県内全体で発生し、この課題の解決に向けて取組みました。当初三ツ井特任教授は「高温によりコメが白く濁るのはなぜなのか」という学術的興味から研究を開始した。・研究の結果、イネのうちコメとなる部分に含まれるデンプンの合成と分解のバランスに着目し、そのバランス異常がコメの白濁化といった品質低下の原因となっていることを突き止めまた。そして遺伝子組換えではなく、イネが本来もつ環境適応力を引き出すことによって、暑さに強く高温耐性を有する新品種「新大コシヒカリ」の開発を行った。ということのようです。その後、2020年から県内7カ所で試験栽培を実施し、2023年からは新潟や東京の百貨店で試験販売をしてきたそうです。販売については、「お米場 田心」を運営している「農業生産法人 越後ファーム株式会社」が担っているようで、今回はお米場 田心さんではないページ(新潟直送計画さん)から注文したのですが、販売者および発送元は越後ファームさんでした。開封してみます次回に紹介する商品が一緒に入ってます。左の新大コシヒカリ「コシヒカリ新潟大学NU1 号」、右は新潟大学の付属農場で作ったいわゆるコシヒカリ「コシヒカリBL」になります。BLについては、次回の記事で少し詳しく説明します。裏面です。販売者は、農業生産法人 越後ファームさん原料玄米は、コシヒカリ新潟大学NU1号となっています。精米はこんな感じです高温による白粒化に関心があったのが出発点、という品種だけにキレイです。それでは、いただきます口にした食感と食味は、コシヒカリそのものでした。ややもっちりした食感と、ほのかな甘み。とても美味しいです。基本的にコシヒカリは濃い肉系の料理でもそれなりにご飯のおいしさが残るのですが、スペアリブと一緒に戴いても美味しく頂けました。この他、サーモンとカツオの刺身があったのですが、しょうゆをつけた上で合わせていただくととても美味しかったです。もったいなくて、丼ものの土台にはあまりしませんでした。さて、前回の記事を読んでくださった方はお分かりかと思いますが、一つ前のお米は古古米の政府備蓄米でした。口にした瞬間から、味が全く違いました。そして、今回驚いたのは我が家のチビどもの反応です。お刺身が好きというのもありますが、チビ1(小学校高学年)、チビ2(未就学児)ともに評判がよく、ごはんのお替りの所望がありました。チビ2に至っては2膳です。実は、チビ1は習いごと教室のみんなでむかし行った新潟のスキー教室でのホテルの食事にいい思い出があるらしく、以前も書きましたが「新潟県産コシヒカリ贔屓」です。なので、このお米を出す際にわざと新潟県産の「新大」コシヒカリという品種だということは黙ってました。それでも、美味しいと感じる舌を持っているんですかね。ごちそうさまでした。注文はこちらから私自身は、こちらの「新潟直送計画」さんから購入しました。令和6年度産米 新大農学部コシヒカリセット(新大コシヒカリ・農学部コシヒカリ 各2kg) 新潟大学農学部附属農場 新潟県産 産地直送 お米 こしひかり ライス 白米 新潟大学 しんだい お歳暮価格:4,860円(税込、送料無料) (2025/7/26時点)楽天で購入このほか、販売元の「お米場 田心」さんのHPでも購入できます。田心さん、今日(7/26)見たところ新米のちゅらひかりを販売してますね。
2025.07.26
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新しい袋を開けていないため、レビューではない記事です。政府備蓄米の放出等でようやく落ち着きだした米相場、今年はおそらく去年の様な「店頭にお米がない」というほどのパニックにはならないかと思います。これだけ店頭に商品が増えてくると、米不足の最大の理由が「投機的な売り惜しみ」だったという解釈が、最も正しかったと言えるでしょう。が、去年の8月のあのパニック以降お米の通販関連サイトは狂ったままです。その上で、特に今年2月ごろからは「欲しい時に欲しいものが手に入らない」という状況が続いているのは事実で、去年は結果的に早場米を紹介できましたが今年はあまり出来ないかもと思っていました。一昨年、このブログを始めて最初期の記事で、「鹿児島県種子島産の早場米コシヒカリ」を紹介しました。コメ供給が薄かった5月時点頃から、リピートしてもいいかと気にしていたのですが、昨日ホームページを見てみたら、令和7年度産米(つまり新米)が販売開始されていました。価格は、昨年が2600円だったものが4200円となっています。こればかりは仕方ない、ですかね。そして、この価格には送料は含まれていません。せっかくなので注文してみました。注文は、こちらの「新栄物産」さんのホームページより可能です。去年の米騒動のこともあるし、「端境期に先にちょっと押さえておきたい」という方などがいらっしゃいましたらどうぞ。
2025.07.19
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5月の末から6月頭にかけて、1日当たりのアクセス数がすごいことになっていました。検索キーワードは「備蓄米」のようです。以前書いた、前の農相が放出しJAが大部分を落札した備蓄米についての記事にアクセスが集中していましたが、来てくれた方が読みたかったのはその記事ではないだろうと思っています。「私はコメを買ったことがない、支援者の方から沢山貰うので」という発言が原因で更迭になった江藤拓・元農林水産大臣(「自由民主党、衆議院宮崎県第2区選出」と政党名と選挙区も、未来に読む人のために書き残しておきます)に代わり新たに農林水産大臣になったのは、都市部の神奈川県横須賀市出身の小泉進次郎氏(こちらも自由民主党)でした。小泉氏は、スピード感をもって古古米や古古古米の政府備蓄米の随意契約での放出を進め、店頭には税抜きで2000円を切るコメが並び始めるようになりました。入手はまだ簡単ではないですが、副次的効果でその他のブランド米価格がようやく下がり始めています。ということで、このブログを持っている以上一度は食べてみたいお米です。先日、別記事で挙げたようにX(旧twitter)でディスカウントストアのオリンピックでの入荷情報を見ていたkomenumaは、オリンピックのある街に行く機会に寄って入手できました。購入店舗は、横浜市鶴見区の「オリンピック 鶴見店」です。購入できた商品は、新潟の米穀卸会社「諸長」さんの商品で、「里のごはん」という商品名がついています。パッケージはこんな感じですそれでは、いただきます食べてみたところの感想としては、以下の通りです。味:もちろんブランド米には及ばないが、業務用米やいわゆる「家計応援米」のようなブレンド米と比べた場合には全く遜色ない。食感:水分は確かに少ない分パサパサする。食べた場合だけでなく、炊飯器からよそう時点で感じる合う料理は、想定通りですがかけごはん系でした。カレーやマーボーの具として美味しくいただけます。古古米らしさを感じたのは食べている時よりもむしろ、炊飯器を開けたときに古米で時々するちょっとした「古米臭さ」が結構したことでした。実際に口にしてみるとそこまでは気にならないのですが。購入はどこで最初のうちはすぐ売り切れたようですが、それなりに東京では見かける機会があります。先週は馬込のマルエツで、今週は大森山王のマツモトキヨシでそれぞれ見かけました。どっちも、「ザ・備蓄米」みたいなシンプルパッケージだったのでちょっと欲しかったです。マツキヨの備蓄米。マルエツ(イオン系列)の備蓄米
2025.07.12
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6月27日、衝撃的なニュースがありました。「九州から近畿地方の西日本各地で梅雨明け」おいちょっと待て、今年の農業は大丈夫なのか?と言いたくなる早さです。関東人のkomenumaの感覚でも、今年の梅雨は全く梅雨っぽくなかったです。ということは、もしかして地域によっては一昨年、令和5年度の再来になるんでしょうか。「お米」という視点での話としては、令和5年度酷暑は実は稲の生育に影響があり、その結果令和6年度の新米(早場米)の先食いにつながり、最終的には今の米価高騰につながったという話があります。このブログは今年、「暑さに強い(高温耐性のある)」を品種を積極的に取り上げています。いろいろ紹介することで、全国区ではあまり知られていない品種を広められたらと思っています。昨今の気候では、いつかはこちらの方への移行を進めていく必要があるんだと思いますが、消費者に従来の品種が浸透してしまった(例:「ひのひかり」)ために、売れ行き危惧などからなかなか新品種に移行しにくかったりすることもあるようです。今回は、徳島県から「あきさかり」を紹介します。従来徳島で栽培されていた「あわみのり」を品種改良した品種で高温耐性のある品種になります。徳島県の場合には、これを「キヌヒカリ」の置き換えとして奨励品種してしました。ちなみに、徳島県は、全国の米生産量下位10位以内に入る県で、今年中にこれらの10県を紹介したいと考えていました。希少品種化している「あわみのり」よりも、今は「あきさかり」の方が収量が多いことから、そちらを購入するつもりでいましたが、3月ごろから、JAタウンでは「えっ!?」というほど値上がりしていました。それ以外の産直でまだ安いものがあったのでそれをと思っていたのですがそちらも売り切れてしまいました。「新米までは徳島県産は我慢かな」と思っていたましたが、ふるさとチョイスからの広告が来て、徳島県内の自治体のふるさと納税で野菜と「あきさかり3kg」という組み合わせのものがあり、これならと注文してみました。あきさかりの特徴徳島県だけで栽培されている品種ではなく、実は福井県の生まれです。平成9(1997)年に、福井県農業試験場で、「あわみのり」を母に、極良食味で多収の越南173号を父として誕生した品種です。徳島のあわみのりが母なのに福井県?と思われる方もいると思いますが、「あわみのり」自体がもともとは北陸159号という品種で、徳島生まれではなくて国の北陸農業試験場(新潟県)で生まれた品種で、徳島県だけが奨励品種にしていました。この品種が「あきさかり」となり、福井・徳島・広島・香川などで栽培されており、親の「あわみのり」よりも広い範囲で作られる品種に代わっています。JA全農徳島県本部さんのホームページを見る限り、「もちもちとした粘りと程よい甘みが特徴」特性概要については、「キヌヒカリと比べて、高温による白未熟粒の発生が少なく、出穂期は4日程度、成熟期は6日程度遅い品種である。玄米の品質は優れており、食味はコシヒカリと同等で良い」とされています。主な生産県は、広島、福井、徳島、香川の4県です。福井は開発元だから多いのは理解できますが、残りは瀬戸内海沿いの県に偏っています。徳島県内における生産量は、「こしひかり」についで2位。およそ32%があきさかりです。逆に、あきさかりの親でもある「あわみのり」は10トン程度しか作られていないようです。このように受け入れられている「あきさかり」ですが、特徴を探そうとしている中で、なかなか興味深い作り手側の文章を見つけてしまいました。徳島県の目安箱からです。↓導入に関してはこんな感じです↓徳島県のお米の推奨品種が数年前から「あきさかり」に変わりましたが、この品種は農家に取って非常に作りたくない品種です。高温障害に強く、台風が来ても倒れにくい、収量が多いという理由で推奨品種になったと思いますが、確かにこれらのメリットはあります。ただそのメリット以上にデメリットの方が多いです。ほうほう、と読み進めてしまいます。具体的にこの方が書かれているデメリットをかいつまんで書きますと、1.晩生の品種でもち米並に収穫までに時間がかかる2.収量が多いということは藁が太く硬く腐りにくいため秋冬の野菜の作付けに影響する。3.キヌヒカリよりは高いが、コシヒカリよりは安い。4.コシヒカリやキヌヒカリは冷めても美味しいが、あきさかりは炊きたては美味しいけど冷めたらマズイと言われる。5.非力なコンバインを壊す。小規模農家がよく使っているような20馬力前後のコンバインだと太い藁が詰まってしまったり、刃がやられてしまうケースが多いよう。せっかく開発した新品種でも、農家の方がこういう形で感じるということがあるんですね。ただの、「米うまっ」と言いながら食道楽ヲタには、思いつきもしませんでした。今後は、より心して頂かないといけないですね。開封してみますクロネコのクール便で届きました。お米3kgと、勝浦町の市原農園さんで取れた野菜がいくつか同梱されています。お米の裏側。このパッケージだったので、前回ふるさと納税の返礼品で頂戴した大阪府四条畷市みたいに、表記部分に何も書いていないお米かと思いましたが、生産者名がスタンプされ、原料玄米・生産年・精米日がきちんと手書きで書かれていました。で、日単位の精米日が到着日の2日前でした。我が家には、もう一つ2000円の備蓄米がありましたが、どっちを先に開封するかkomenuma嫁に聞いたところ、普段のルールとまげてこちらを先に開けることになりました。野菜は、ニンジン、枝豆、なす、ミニトマト、ズッキーニ、オクラ、ピーマンでした。精米はこんな感じですやや白粒化しているものもありましたが、気になるほどではありませんでした。それでは、いただきます。この時期とはいえ、精米したてのお米というのはそれだけで嬉しいものです。あっさり系の特徴を持っている品種らしいというのは知っていました。まず、「土台かな」と思いながら手を出してみますが、それよりは味がします。そして、ふっくら感はあります。汁かけご飯適性はそれほど高くなく、最も良かったのは「朝食に卵かけご飯」でした。ごちそうさまでした購入はこちらから【ふるさと納税】市原農園 お米と農産物価格:13,000円(税込、送料無料) (2025/7/2時点)楽天で購入ふるさと納税ですと、13,000円で3kgのお米および写真の野菜を返礼品として貰えます。商品価格としては3,900円ということになるんでしょう。野菜は完全にお任せになるんですが、ナスがとても美味しかったです。
2025.07.05
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