2002年12月06日
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 2002年12月6日。今日の日記です。

 この映画館は、初めて観に行くとカードをくれます。
 んでもって、そのカードにスタンプを押してくれるんですが3回たまると、映画1回分がただになります。ただし、初回のスタンプから6ヶ月間有効となっていますので、結構短期決戦なのですけどね。

 今年の10月から「サイン」「明日があるさ」「トリック」と3本立て続けに観たので、あっという間にスタンプは
たまり今回の「ご褒美」となったわけです。

 さて「アメリカン・ナイトメア」と聞いても、どんな映画か大方の人間がピンと来ないと思います。
 私もたまたま、大森で何を観るかを検索していて
みつけたのですから。

 また公開期間も10月30~11月6日までという短期間です。
 つまり今日が最終日なのです。(でも、観客は私を入れて4人・・・寂しい)

 60年代から70年代にかけてのホラームービーを検証し、その時代アメリカが抱えていた問題と、ホラームービーの関連を考えるドキュメンタリー映画でした。

 出演監督は、ジョージ・A・ロメロ、ウェイス・クレイブン、トビー・フーパー、ディビッド・クローネンバーグ、ジョン・カーペンター。
 そして、何故か作品は使われていないのですがジョン・ランディス監督も。後は、特殊メイクのトム・サビーニ氏と映画以外の専門家が数人。

 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のモノクロ映像から映画は始まります。それとオーバーラップするようにベトナム戦争やアメリカが当時かかえていた様々な問題の記録フィルムが流れ、監督たちへのインタビューがインサートされます。
 そして「鮮血の美学」「悪魔のいけにえ」「シーバーズ」「ハロウィン」と時代に沿って映画は進んでいきます。

 個々のフィルムが画面に流れると、数十年の月日が流れているとは言ってもさすがに嫌な良いシーンの連続。観客が私ひとりだったらさぞかし、怖かったと思います。

 インタビューで印象に残ったのは、トム・サビーニのベトナム戦争体験とそれに被さって流れるドキュメントフィルム。ホラーよりまじでキツイデス。
 それと、他の皆が雑誌やフィギュアなんかが置かれた、おそらくは各監督の書斎でインタビューを受けているのに対して、一人クローネンバーグ氏のみが重役ディスクに座ってインタビューされてました。
 また、それが似合っているのが面白かったですね。



 良く出来たドキュメンタリーだと思います。
 点数が低めなのは、このドキュメンタリーを見ていてい、改めて自分の自我が芽生えたのが80年代以降なのだなと自覚したからです。

 ここで語られる映像や証言はいずれも興味深いですが、私が観たいのはこの後の作品群です。
 このドキュメンタリー映画の監督が「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で受けたのとは異なる衝撃を、私はサム・ライミ監督の「死霊のはらわた」で受けました。



 それでは、80年代は?

 私は日本人の視点からしかアメリカを見ることが出来ません。

 是非、80年以降のアメリカ・ホラー映画に対しても、同じようなドキュメントを創って欲しいものです。





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最終更新日  2002年12月07日 18時06分12秒
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