海上の遙か向こうに、煙がたなびくように一筋の雲があるだけ。
全くの快晴。風もなく、暖かい。
途中、上着を脱いで、手でぶら下げている人にも出会う。
椿の実が開いている。採ってみようと手を伸ばすが届かない。
直ぐ側の石垣に上がって、上を見ると何処にあったか分からない。
石垣を降りて、もう一度場所を確認し、再挑戦。
その枝を引き寄せて実を採る。外側の殻は捨て種だけを採る。
石垣の石を台にして、種をその上に置き、
石で叩くと黄色味を帯びた中身が出てくる。油っぽい感じ。
母は何時も、髪に椿油を使用していた。
蜜柑畑の一角に、蜜柑に紙袋を被せている所がある。
未だそうした手間を掛けて置いてある所を見ると新しい品種だろうか。
軽四で魚を売り歩いている人がいる。
その魚を買ったのか、物干し竿を指して
ここへでもぶらさげといて、
そんなことしたらことこと、冷蔵庫へいれといたげる
魚を買った人は、これから何処かへ、急いで出掛けるらしい。
魚屋は留守の家へ上がり、冷蔵庫へ入れておく、
まだまだ、昔ながらの生活が残っている。
公園でヤマガラを見掛けた。
昔、夜店などで、おみくじをこの鳥が銜えて出口へ落としてくれていた。
公園のトイレの落書きは綺麗にふき取られていた。
未だ目地にその痕跡が残っているものの、注意して見なければ分からない。